★は史実、この物語では違うこともある。
1057 喬峯が幇主を返上する31年前、簫峯(喬峯)誕生する。
1058 簫峯一歳のとき雁門関外の悲劇。簫峯(喬峯)の母が殺され父は谷に飛び込む。
雁門関外で簫峯の両親を襲った者は、かしら(謎の人物)・智光・趙銭孫・汪剣通など21人。この四人が生き残る。
簫峯は喬三槐夫婦に育てられることになり、喬峯といわれる。
………
1063 ★遼 耶律デルクの反乱。
1065 虚竹生まれる。
1066
1067 ★神宗即位(1067−1085、在位、以下同じ)。
1069 段誉生まれる。第六巻P183には保定2年11月13日誕生とある。
このころの年号に保定はない。
★王安石参知政事となる。
1070 木婉清生まれる。
1071
1072 鐘霊生まれる。
1073
1074 喬峯、丐幇幇主汪剣通の弟子となる。
1075 ★段廉義、第12代上コ皇帝となる。(1075−1080)
1076
1077
1078
1079
1080 元豊6年5月 喬峯(簫峯)が丐幇の幇主となる。この時二十三歳か。これを基準としている。(のちに宋の高氏が亡くなり哲宗が親政する年に三年の差が出る)
★段寿輝が高昇泰の力で、第13代上明皇帝となる。(1080−1081)
1081 ★段正明、第14代保定帝即位(1081−1094)。年号は保定ではない。
★高昇泰はゼン闡侯(ぜんせんこう)となる。
1082
1083
1084
1085 ★哲宗(1085−1100) 3月に即位、10歳。司馬光、宰相になる。
1086 ★4月王安石死す。9月司馬光死す。
★西夏第4代皇帝、崇宗乾順即位(1086〜1139)
1087
1088 この年物語が始まる。段誉19歳、木婉清18歳、鐘霊16歳。
段誉が危機に陥り、鐘霊に助けられ、また危機に陥り木婉清に助けられる。谷底で秘技を知る。四大悪人に掠われ、段家に助け出される。鳩摩智に掠われ、阿碧・阿朱に助けられる。そして喬峯と出会う。
丐幇で4長老の謀反。喬峯は八年の間幇主だったが返上する。喬峯31歳。喬峯は実の親の名を知り簫峯となのり、仇捜しをする。阿朱の最後を看取り、その妹阿紫を保護することを約束する。(本の解説には1091年とある。3年の差)
1089 簫峯と阿紫は女真族とともに春を迎える。ここで契丹の耶律洪基を捕らえる。放して義兄弟となる。簫峯31歳。遼の皇帝耶律洪基の贈り物を受け取る。
(遼の出来事の年は史実とはかなり異なる)
簫峯は耶律デルクの反乱を鎮めた手柄で遼の重臣となる。
1090 2月8日に河南省擂鼓山の天聾地唖谷で珍瓏が披露される。
虚竹と天山童姥は西夏皇宮に隠れる。段誉21歳・虚竹24歳。
8月15日西夏国の婿選び。
段誉たちが大理に向かう途中で、王夫人の罠にかかり、捕まってしまう。慕容復は段延慶を大理の皇帝にして、自分が義子となり皇位簒奪を目論んだが、失敗する。
その過程で、段正淳の愛人たちが殺され、段正淳と刀白鳳は自刃してしまう。(史実では段正淳は1096年に即位し文安帝となる)
段誉即位。
宋は高氏が亡くなり、哲宗が親政。(史実では三年後1093年)
簫峯は南征を命じられ、阿紫と一緒に逃げだすが、捕まってしまう。江湖の総力で助け出されるが、南征の取りやめを耶律洪基に約束させ、自決してしまう。
1091
1092
1093 ★宋 高氏亡くなる。哲宗が親政。
1094
1095 ★高昇泰が大中を建国、大理は一時なくなる。(1095−1096)
1096 ★段正淳が、文安帝となり大理国復活する。後大理国ということもある。(1096−1108)
1108 ★段正厳 第16代宣仁皇帝となる。段正淳の息子で、諱は段和誉。つまり本書の主人公である。(1108−1147)。生年不詳。1069年生まれなら39歳で即位したことになる。
1109
1110
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1147 ★段正興、正康皇帝となる。(1147−1171)
1171 ★段智興が功極皇帝となる。(1171−1200)段誉の孫にあたる。
別な小説では、段智興は出家して一灯大師となるが、史実では、出家したかどうか定かでない。