五日目
トルファンに着いたとき、別送の荷物を駅員が放り投げたため、いくつかのトランクが壊れていた。まだ暗いうちであったが、貨車の上から荷物を放り投げているのが見えた。
わたしのトランクも壊れており、添乗員に破損の証明書を書いてもらった。保険金を請求することになるが、どこまで補償されるか。
まだ暗いうちにトルファンの駅から市内を目指す。高速で四十分、けっこう遠い。このように駅が遠いのは、柳園と同じで水害を恐れて高台にあるからだ。砂漠で洪水の被害、不思議な気がする。
バスはこの地区には一台しかない高級バスという。そのため悪路が苦手である。なお、新彊地区のガイドがつく。
続きを読む
posted by たくせん(謫仙) at 08:56|
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
西域一九九九年
|
|