2008年04月22日

西域一九九九年 12 天山山脈を抜ける

 バスでトルファンからウルムチに向かう。間に天山山脈が横たわる。その谷の道をバスで通り抜けた。

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荒涼たる山肌だ。
 途中、若い女性たちに中国の歌をせがまれたガイド(添乗員)は、途中までとことわりながら中国語で「草原情歌」を歌った。

 ♪♪ あなたの子羊となって鞭で打たれたい… ♪♪

 草原の少女は鞭がたくみである。子羊などをそっと鞭打ちながら羊の群を導く。男性が愛を告白したとき、少女は鞭で返事をする。そっと鞭打てば「諾」である。

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 峠を越えてしばらくすると左側に塩湖が見える。製塩工場の町がある。
 右側には遠く雪を頂く山が見える。

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 休憩所に着く。天山山脈はこのあたりで東西に別れ、万年雪の高峰は東の主峰であった。

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 ウルムチ行きのディーゼル列車が通る。トルファンから来たのであろうか。

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 牧草を運ぶ。道は左トルファン右ウルムチ

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 途中に強い風を利用した風力発電所があり、二百基ほどの風車がある。今では他にも建てられている。風が一定の方向からいつも強く吹いているため、恰好の風力発電地帯となっている。当時はエコの概念はなかったが、エコ発電としても重要であろう。

 ウルムチを潤すダムの隣を通ると、間もなくウルムチに着いた。
posted by たくせん(謫仙) at 07:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 西域一九九九年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
雪山は素敵ですが、
谷川岳の岩場でもこう殺風景ではないですね。
たしかに荒涼たる山ですね。
岩登りの山ですね。
しかし、登る気になれません。
日本の潤いのある山がいいですね。

しかし、ここで生きるということの厳しさを
感じさせる風景なのかもしれません。

「鞭でやさしく」・・・
気に入らないと思い切りたたかれそうですね。
Posted by オコジョ at 2008年04月23日 15:22
殺風景です。日本の岩山は、岩の割れ目はしめっていたりして、苔が着いていたりします。あの潤いが感じられません。

断るときはどうするのか(^。^))。
NHKの中国語講座でこの歌が紹介され、日本語で説明があったのですが、断る方法までは説明がありませんでした。特に気に入らない人は……
思い切りたたくのかなあ。
Posted by 謫仙 at 2008年04月24日 08:19
草原情歌、中学の時に音楽の時間に聴いて、以来大好きな曲です。
こんな意味が隠れていたんですね。

私も同じ疑問がわきました。
うーん・・・、気になるなぁ(^^)
もし自分だったら・・・、思い切りたたけない気がする。
これからこの曲を聴くと悶々と切ない思いを感じそうです。
Posted by ちーねー at 2008年04月26日 22:28
草原情歌、中学生の時に聞いたのは中国語でしょうか。
学校の教材に取りあげられていたとは知りませんでした。
まあ黙って去ってしまうのが妥当かなあ。
その後、この曲を聞く度にガイドの青年はどうしているかと思いますよ。
経済発展から取り残された地域、今では草原の民は少数になったことでしょう。
Posted by 謫仙 at 2008年04月27日 07:14
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