書庫 鹿鼎記八冊の紹介の抜粋です。能書きや説明を削除し筋だけを残して通しました。
一 少年康煕帝
康煕初年、揚州の花街で育った十二三歳の無頼少年「韋小宝」が江湖の「茅十八」に連れられて、揚州から北京に行き、二人そろって、宦官の海大富にさらわれ紫禁城に入る。「茅十八」は天地会に助け出され、韋小宝は偶然の積み重ねで、目の見えなくなった海大富の小姓の小桂子になりすまし、紫禁城で生活することになり、少年康煕帝にであう。
康煕帝と韋小宝は、二人で協力して、越権の多いオーバイを牢に入れる。
韋小宝は偶然にオーバイを殺すことになり、その功によって、反満組織天地会の幹部になりそうなところまで。このころ康煕帝は韋小宝より一歳か二歳上で十五歳。
海大富は労咳で衰え目が見えなくなっていて偽皇太后と戦い、峨嵋刺で刺されて死ぬ。韋小宝はその後釜となる。
第一巻は康煕初年としながら、実際は康煕帝十四歳から十五歳のころ、康煕七年から八年であろう。半年ほどの間に、韋小宝が揚州から北京に来て、ソニン死去、スクサハ刑死をえて、オーバイ暗殺にいたる。
二 天地会の風雲児
韋小宝は少年康煕帝に信任されながら、天地会青木堂の香主(青木堂の頭)の仇オーバイを殺すことにより、香主になってしまう。
天地会の総舵主陳近南が韋小宝を弟子としたため、青木堂の人たちも一応韋小宝をたてている。また、陳近南の命令で、引き続き康煕帝に仕えている。
天地会とは「反清復明」の組織である。矛盾する立場であるが、内力も武力もない韋小宝が、機転を利かして、うまく立ち回る。
昆明の王「呉三桂」の息子と、呉三桂に圧迫された沐王府と、天地会、三者の軋轢ぶりが第二巻の中心である。呉三桂は清朝の王ではあるが、明朝の時代は清朝と対決していた。そのため身分が不安定であった。
沐王府の姫(郡主)をなりゆきで宮廷の韋小宝の部屋に入れる。その扱いが彩りを添えている。
明朝は滅んだとはいえ、残った王たち(皇帝の親族)が幾つかのグループに分かれて名前だけの政権を作った。福王・唐王・魯王・桂王。
台湾で亡命政権を作ったのが唐王(の子孫)、これは天地会などが支えている。
地下組織桂王(の子孫)、これは沐王府が支えている。
この亡命政権二派の、見込みのない復明(明に戻す)後の皇帝を、誰にするかでの争いは愚かだが、現実にはよくあること。
宮廷生活のでたらめぶりもみもの。高官の仕事といえば賄賂を取ることといえるほど。初期の略奪体質が色濃く残っている。
豚を納める業者が来る。みんなでその豚をけなす。仕方なく業者はその場で全員に賄賂を公然と与える。すると全員で豚を褒めだす。
第一巻だが、韋小宝とソエトは失脚したオーバイの屋敷を没収する。その時、没収した財産は235万両。それを50万両づつ二人で分けてしまい、残りの135万両を没収したと皇帝に報告する。
これで韋小宝は一躍大金持ちになっている。
三 五台山の邂逅
康煕帝は、父の順治帝が五台山清涼寺で出家していて今でも存命であることを知り、行幸しようとするが、すぐにはできないため、とりあえず韋小宝を秘密裏に派遣する。かなり危険な隠密旅で、女官の陶紅英に助けられたりする。
皇帝の命によって五台山に出かけた韋小宝は、途中でオーバイに夫や父を殺された女たちの住む幽霊屋敷で、雨宿りすることになった。そこで双児を譲り受け小間使いとすることになる。これが少女ながら凄腕。
二人で相談しながら、五台山に行き、前皇帝にあう。前皇帝は還俗や康煕帝との会見に興味を示さなかった。前皇帝を掠おうとするラマ僧たちがいて、二人は前皇帝を助けたりするが、いざというとき、少林寺の僧に守られていることを知り、引き揚げる。
北京に近づいたとき、掠われるようにして、遼東まで行き、船に乗り、蛇島に行くことになる。そこは宗教団体神龍教の中心地であった。この神龍教が前皇帝順治帝の皇后を幽閉し皇子など殺害しており、今に続く謎の根源である。
この神龍教の支配方法は、服従の印に毒薬を飲ませること。信徒は毎年解毒剤を飲まなければならない。その解毒剤は教主が持っているため逆らえないのだ。
四 二人の皇太后
蛇島(神龍島)に連れて行かれた韋小宝は、そこで要領よくたちまわり、神龍教の教主代理のような権力を手にして北京に帰ってくる。
その後、皇帝の命で出家して少林寺に行き方丈に次ぐ地位になり、それから五台山清涼寺に行かされ、清涼寺の方丈となって前皇帝を守る役になる。
そこに康煕帝が来て一波乱あるのだが、原因は宗教者と在家の立場の矛盾。
前皇帝は死地にあっても「出家したので死んでも生きても同じこと」と身を守ろうとしない。そのために、康煕帝は、前皇帝である父を守るため、かえって大軍を動員せねばならない。
韋小宝は北京に帰ることになるが、五台山の中腹で、明朝の公主(姫)だった尼僧とその弟子に巡り会う。尼僧の九難は碧血剣の阿九だ。父崇禎帝に片腕を切り落とされるが、凄腕の女侠として再登場。韋小宝は九難の弟子となる。
九難は皇帝暗殺を企て紫禁城に潜入するが失敗、だが皇太后の秘密を知る。また昔の女官だった陶紅英に再会する。
皇帝に冷たい皇太后は実は皇太后ではなく、本物の皇太后を閉じこめていて、なりすましていたのだった。
それから韋小宝と九難は、城を出て崇禎帝の墓所にお参りする。そこで阿珂(あか)と再会(少林寺であっている)。阿珂は九難の弟子だった。韋小宝の姉弟子である。韋小宝は阿珂のそばにいたいばかりに、姉弟子の阿h(あき)探しの旅に同行することになる。
五 経典争奪
天地会を中心とする明の遺臣とチベットのラマ僧と神龍教が、四十二章経(しじゅうにしょうけい)の争奪戦を繰り広げる。これは八冊ある。
死んだ海大富は小桂子(韋小宝)が偽物であることを知っていても、知らぬふりをして皇帝の書房から四十二章経を盗むことを命じたし、偽皇太后たちも四十二章経を手に入れようと暗躍していた。オーバイでさえ二冊持っていたのを、韋小宝は失敬している。
五台山でも前皇帝から託される。その経典には大きな意味があった。
満州の故地に龍脈がある。それを断たれると清朝は崩壊し、満州族は壊滅するという。
その秘密が四十二章経八冊を集めると判るのだという。皇帝は説明する。
「…四十二章経に隠した地図は莫大な宝物庫のありかだ」。摂政王(ドルゴン)はそれを八旗(満州族は八旗に分けられていた)の旗主に渡した。もし清朝が中原で受け入れられなければ、無理をせず故地に引き揚げよ。その財宝で生活できる。ただし、それを知れば、いざというとき真剣に戦わないので、龍脈説を作った。事実を知っているのは王だけでよい。
それ故の争奪戦だった。
韋小宝たちは南へ行く。滄州ではラマ僧の襲撃をうけ、九難は傷を負う。それから河間府では殺亀大会に出ることに。亀と桂は同じ発音で、呉三桂のこと。形だけだが、呉三桂を倒す連合組織ができる。
韋小宝は台湾延平郡王の次男鄭克ソウ(土+爽)が阿珂の思い人であることを知り、鄭克ソウをいびる。後に鄭克ソウは裏切るが、すでに父親や兄に逆らっており、延平郡王に忠実な陳近南を目の敵にしていた。
経の争奪戦が一区切りつくと、皇帝の妹(建寧公主)を、雲南の王である呉三桂の息子呉応熊に嫁がせることになる。その公主はとんでもないあばずれ。韋小宝は公主を送る役目を仰せつかって雲南まで行くことになる。この途中で公主とできてしまう(なにが?)。
そのとき天地会の手下や九難たちも同行する。九難の目的は呉三桂の命。韋小宝は姉弟子の美少女阿珂を口説こうとするが、いつもはねつけられる。
皇帝の最終目標は三藩の取り潰しだ。
昆明の平西王府では、韋小宝と平西王呉三桂との間で、表はにこやかに交渉し、裏では殺し合うような、息の抜けない緊張状態が続く。
六 クレムリンの女帝
韋小宝は呉三桂が反乱を起こさざるを得ないようにし向けていく。呉三桂はまだ反乱の準備が整っていないので、挑発をかわそうとする。
ここで意外な人物にであう。美人として有名な陳円円だ。そして阿珂は陳円円と李自成の子どもであったことが判る。九難が阿珂を呉三桂の子だと思い、赤ん坊のとき掠って、呉三桂殺しの刺客として育てていたのだった。
結局、刺客は失敗。韋小宝たちは帰路につく。公主と呉応熊の婚礼は、北京に戻ってからとなり、一緒に北京を目指す。この時は呉三桂の軍から逃れるため、別方向へ脱出することになる。
北京へ帰ると神龍島討伐を命ぜられる。それは失敗し、双児と二人で北に逃れる。雪原の逃避行だ。アムール川に近い鹿鼎山まで行くと、そこはロシアが城を築いてあった。そのあと公女ソフィアと共にモスクワに行き、ソフィアのクーデターを成功させる。そのやり方は、中国人なら誰でも知っているそうだ(^_^)。
七 故郷再び
韋小宝が欽差大臣(特命大臣)として揚州に凱旋する。
揚州では忠烈祠の建立と揚州の三年の免税。清朝が征服のおり、虐殺があったことへのお詫びでもある。目的は三藩の乱を前にして、民心の掌握であった。
そこで揚州の役人たちが、韋小宝を接待する。その時、芸妓が杜牧の揚州詩を歌う。
韋小宝は芸術など判らないので、「おさわり十八手」を要求して芸妓を怒らしてしまう。
韋小宝は母親に会いに麗春院いくと、そこで鄭克ソウたちがいる。チベットのサンチェやモンゴルのガルダンと会うためだ。ふつうの店は欽差大臣やお供が使っていて使えず、こんな所で話し合いをする予定だったのだ。
あらためて出直すと、サンチェとガルダンに捕まってしまう。サンチェとガルダンを口先ひとつで丸め込んで義兄弟となり、呉三桂陣営の切りくずしに成功。
なんと店は神龍教に乗っ取られていた。こちらは騙して薬を飲ませ戦いになる。
結局、薬などで身動きできない八人の女と韋小宝が取り残された。このうち二人は妊娠してしまう。
戻ると、揚州知府の呉之栄が讒言のため、韋小宝のところに来る。帰ったあと双児が仇討ちで呉之栄を殺したいという。前の主人荘家を讒言したのが呉之栄だったのだ。呉之栄を陥れ、罪人扱いして、荘夫人のところへ連れて行き、仇をとらせる。ここでは何人か「碧血剣」のおなじみが出てくる。
北京に帰ると、韋小宝が青木堂の香主であることが康煕帝にばれており、同時に皇帝暗殺騒ぎがある。そのごたごたの中を、トルンを刺して(死ななかったが)、何とか宮中から脱出。大砲を構えて韋小宝宅を包囲する官軍を突破して、集まっている天地会の面々に官軍に囲まれていることを知らせ、官軍の包囲網を脱する。
脱出直後、韋小宝宅は爆破されてしまう。
康煕帝は細かく天地会のことを知っていた。それで天地会に裏切り者がいるのではないかと思いいたる。
八 栄光の彼方
いい加減なお調子者の韋小宝は、目標に向かって努力する気もなければ、大きな計画を立てるわけでもない。市井の一小人が、運だけで康煕帝の高官になって、栄華を極める。
この韋小宝にもひとつだけ取り柄があった。義侠心である。
皇帝を裏切って、島流しのような状態となる。復帰してからは、天地会を滅ぼせと要求されるが、たとえ地位を棒に振ってもできないと断る。天地会では皇帝の暗殺を迫られるが、これも受け入れない。
結局、高官の地位も青木堂の香主の地位も捨てて、雲南の大理に雲隠れしすることになった。
神龍教に捕まった韋小宝たちは神龍島に連れて行かれる。陳阿珂や方怡なども一緒だ。
そこは無人となっていた。一緒に行った主な信徒が一斉に教主に背く。しかし殺されてしまう。韋小宝は夫人らと協力して、教主を倒す。
そして、隣の通吃島へ行く。ここに天地会の総舵手陳近南たちと清軍とが争いながら、上陸してきた。
そこで陳近南は鄭成功の孫「鄭克ソウ」に殺される。そのあと、風際中によって、同行してきた天地会の仲間が殺されてしまう。ここでようやく天地会の裏切り者が判る。なんとか風際中は始末したが、韋小宝と七人の女(妻)は島に取り残されてしまう。そのうちの一人は(建前は)皇帝の妹である。
この後、皇帝の捜索隊に見つかるが、天地会殲滅を条件に帰ってよいといわれ、断ってしまう。そして通吃伯爵とされ、毎年12月には皇帝からの贈り物が届き……、いったい何年この島にいたのだろうか。呉三桂の乱が片づいてしまった。
本来、天地会などの反清勢力の総帥となるべき鄭克ソウは、清に寝返り、名前だけとはいえ高官となった。
韋小宝はその後、皇帝の命によりその島から出られなくなる。
施琅を騙し、台湾の提督代理となり、北京に復帰できた。記述はないがこの時はおそらく、康煕帝二十九歳、韋小宝二十七歳であろう。
北京に復帰してからは、ロシアの侵略を防ぎ、手柄を立てる。さらに鄭成功の息子を徹底的にいびる。
皇帝が陳近南を殺したのは韋小宝だとふれたため、韋小宝は天地会の人達に誤解されたりするが、何とか危機を脱し、母親を伴い大理に雲隠れする。
雲南に同行した女たちは、双児・曾柔・建寧公主・沐剣屏・方怡・陳阿珂・蘇センの七人。それに子どもが三人。
わたしは中国語音声日本語字幕の方が好きですが、それは日本語音声が聞き取れないため。特に特殊な漢字語は本を読んでいないと意味が判らなかったりするので。
字を見ていると、翻訳がおかしくても判ります。
韋小宝の子役、これはぜひ子役でやって欲しい。1984年の鹿鼎記は13歳の少年を二十歳過ぎの人が演じた。どうしても無理がありました。子役見るのが楽しみです。
前作ってなんでしょう。雪山飛狐ですか。小説は面白いと思いますが。
良く見かけるお顔は・・・
韋小宝・・・ホアン・シャオミン・・神Gの楊過
玄貞同士・・リウ・ナイイ・・・・・碧血剣の玉真子
銭老本・・・リー・ミン・・・・・・胡桂南というか神Gのあのばばぁ
もっと他にもいるかもしれませんが、このドラマは面白いです。
今までの金庸ドラマには無いタイプですね!
まだ子役時代の韋小宝が皇太后の侍女を深夜に呼び出して口説こうとしたり・・ちょっと無理がありますが・・・
オーバイを捕まえる為に少年力士を戦わせて、子供の死骸がごろごろとか・・やりすぎ?
今、韋小宝は沐剣屏と方怡を保護というより拉致?して・・これは小説とはちょっと違うかな?・・何かとイチャイチャしてますね。
これはそろそろ小説を読もうかと思ってます。
ではまた!
実はわたしはレンタルまたはDVDの販売待ちなんですが、どういうわけかなかなか出ませんね。碧血剣のときは放送開始と同時に売り出したのに。
待ち遠しいものです。
子役時代の韋小宝は本来13歳くらいなんですが、写真を見ると10歳にもならないようで、ちょっと幼な過ぎるかなと思いました。
胡桂南まで出張していましたか。
沐剣屏と方怡を保護というより拉致は、実際どちらなんでしょう。微妙(^。^))。
待ち遠しい。
女装してますが、あのギョロメは洪勝海をやってたジョウ・シャオビンです。皇太后にぞんざいな口をきいてますが、小説にはあるのかな?
もう一人は、羅立如役の俳優さんが天地会の隠れ家に出現しました。
ワイヤーアクションとか殆ど無くて、たまに格闘シーンがあると武侠ドラマであることを思い出します。これほど弱い主人公も金庸ドラマでは珍しいですね。雪山飛孤のようなネチネチした暗さが無いのがいいですね!
皇太后の近くにそのような人物がいますね。神龍教内では皇太后より位が上です。
>羅立如役の俳優さんが
あの精悍な顔つきでは、凄腕なんでしょう。誰だろう。
韋小宝は、そもそも武芸は全くできないので、強い弱いを論じる前ですね(^_^)。
目標に向かって努力する気もなければ、大きな計画を立てるわけでもない。もちろん目の前の目標には努力しますけど。ただ義侠心があります。これには感心しますよ。
雪山飛狐の暗さは、ドラマの設定ですから…。小説にも芽くらいはあるのかな。
早くDVDを売り出してほしいものです。すでにできているんだから。
もしかしたら声優に音声を入れさせるなんて無駄なことをやって手間取っているんじゃなかろうか。字幕が入ったんだからそれでいいのに。
もっとも日本語で聞きたい人も多いンだろうな。
ついに九難さん登場です!あの美しさはありませんが、なんとも強い!武侠ドラマであることを思い出しました。韋小宝の胴衣に触れて過去を思い出すシーンは袁承志を思ってでしょうか?
双児ちゃんはあどけなくてかわいいですね!それにしても、中国人の女優さんはなんてきゃわゆい声をだすのでしょうか?おなじみの顔も増えました。少林寺の方丈にマー・ズージュン(インド僧とかやってた体の大きい・碧血剣では鉄羅漢)、少林寺の澄観にグオシャオアン(碧血剣では十力大師)・・・今回の役は面白いです。少林寺のシーンはかなりこの人に食われてます。<と勝手に思ってます。ではまた!!
DVDを注文しました。上巻は5月末に入る予定です。
それまでオアズケになります。
九難登場なら話はかなり進んでいますね。
いまわたしは射G英雄伝を見返しているのですが、周迅のお蓉ちゃんは中国ではいまひとつ人気がないそうです。声が低くかすれているから。わたしはあの声をお蓉ちゃんにふさわしいと気に入っているのですが、珍しいですね。
一般に中国の女優は美人で可愛い声ばかり。今回はそんな人が大勢なんでしょう(^_^)。
特徴のある俳優が出てくると、意識はその人に向いてしまう。
いろいろ見ていると、そんな人が増えてきます。主役を引き立てる優れた脇役。澄観役もそんな一人ですね。
>海大富は労咳で死に、韋小宝はその後釜となる。
ドラマでは海大富は皇太后に殺されます。このとき「順治帝が五台山清涼寺で出家していて今でも存命」であることを海大富は皇太后に話します。・・とか・・
九難さんの出現あたりも・・北京ではなく、前皇帝を救った直後に
乾隆帝を暗殺しようとして、韋小宝に阻止されますが、韋小宝を拉致して逃走します。そのとき胴衣のシーンがあり、二人で北京に行き、韋小宝は九難が阿九である事を知ります。
女優さんの声ですが、双児と沐王府の姫はきゃわゆい声で、ほかの人は普通の声・・といってもかわいいですね!
「海大富は労咳で死に」と書いてしまいましたが、正しくは、にせ皇太后に峨嵋刺で刺されて死にます。
誤解されるので書き換えましょう。
>順治帝が五台山清涼寺で出家していて今でも存命
それは書きませんでしたが、原作通りですね。P249以降に書かれています。
九難さんの出現は第4巻の五台山の中腹です。ドラマでは時期をずらしたのかな。
細かいことはけっこう省略していますので、疑問に感じることも多々あると思います。
わたしの勘違いもけっこうあるようなので、気が付いたら訂正します。m(__)m。
はっきりした記憶はないんですが、そのようなシーンがあったと思います。その師父は悪人というわけではありませんね。忠義の臣でしょう。
読み返して二三訂正しました。皇太后は殺されていなくて、幽閉されていたのでした。それから康煕帝と乾隆帝の間違いも訂正。
ロシアのところは、小説でもちょっと書きすぎと思っていましたので、なければないで、辻褄が合えばいいでしょう。
あと一ヶ月待たねばなりません。
というわけで建寧公主とドタバタしながら雲南へ行きます。呉三桂との遣り取りは中々の見ものです。私としては双児ちゃんが出てこないのが不満ですが・・・
今日見てて字幕のほうがいいですね!無理に日本語にのせると伝わらない部分があるようですね。声も違和感無くなりました。
ではまた!!
雲南の景色は出てきますか。
あの水笙さんが建寧公主ですか。それでもかなり制限があったそうですが、辻褄がきちんと合えばよしとしましょう。
わたしは呉三桂がかわいそうというイメージです。
俳優の声は雰囲気を伝えますから、字幕で声を聞きたいですね。もっとも、黄暁明は忙しく、声は別な声優が入れたとかいいます。いかがでしたか。
今年の8月ごろ、岡崎由美さんと一緒に雲南に行くつもりでいます。そのとき、天龍八部城が中心ですが、鹿鼎記も話題となることでしょう。そのためにも見ておかないと、話が見えなくなります(^。^))。
>>羅立如役の俳優さんが
>あの精悍な顔つきでは、凄腕なんでしょう。誰だろう。
なんとあの李岩将軍の遺児、李西華でした。李自成が生きていたり・・・雪山飛狐のストーリーなら、生きてる可能性はあるかな?
碧血剣の関係者がいろいろ出てきてうれしいですね!陳円円はさすが美人の女優さんですね。碧血剣の最後のほうで世界一の美女を崇禎帝に献上されてたけど、この人のことでしょうか?双児ちゃんの活躍で四十二章経に隠された地図が完成します。双児ちゃんは頭が良くて武芸もできるしきゃわいいですね!小宝はやたらとキスしますね・・・ちょっと腹が立ちます。
大分進みましたね。29日まで間もなくです。
きっと、テレビ放送の関係で、DVDの発売が遅くなったのでしょう。放送が終わるまで販売しないようにとか。
李西華なら、陳円円の世話をしている若者ですね。なるほど、雰囲気は雰囲気は合いそうな気がします。
>世界一の美女を崇禎帝に献上
名前が出なかった気がしますが、間違いないでしょう。
陳円円は自分の知らないところで世界が動き、非難されるが哀れですね。呉三桂は顔も見ずに山海関に行ったという説も有力。呉三桂の動きに陳円円は無関係らしい。
碧血剣の続きなので、おなじみがけっこういますね。わたしが気になるのは阿九の心の動き。あの出家したときの悟った阿九が、けっこう残忍な手を使って復讐しようとする。修行中に何があったのでしょう。小説でも説明されていません。
双児はまだ子供なのでかわいいのは……、といっても金庸小説のヒロインはみんな子供(^。^))。
お蓉ちゃん(16)にしても、聖姑(16)も小東邪も(15)、双児もそのくらいでしょうか。
>碧血剣の続きなので、おなじみがけっこういますね。わたしが気に
>なるのは阿九の心の動き。あの出家したときの悟った阿九が、けっ
>こう残忍な手を使って復讐しようとする。修行中に何があったので
>しょう。小説でも説明されていません。
このドラマの阿九さんは暗殺に失敗した阿珂に「役立たず」と罵りました。とても碧血剣の阿九さんとは思えません。小宝が着ていた胴衣を見て懐かしそうにしたシーンがあったのですが、・・ここの記事で阿九さんだと知っていましたので驚きませんでしたが・・何か一致しませんね。小宝についてはその交渉力とか、機転の利く対応を認めてますが、小宝は阿珂を手に入れることのみを企てて師弟関係になってます。双児ちゃんがかわいそうです。
阿九さんの本当の敵はまず李自成ですよね。次に清朝、そして呉三桂かなぁ?明朝の終焉は崇禎が無能というより、明王朝自体の内部が腐敗していたんだから、どうしようもない状態だっのかな?そうすると明朝を再興する事は・・どうでしょうか?そのあたりの矛盾を抱えて出家したんだと思っていました<阿九さん。
もうすぐGETできますね!
阿九が悟りを得ているようなのは、ドラマの設定で、小説ではそれほどでもなかった記憶があります。だから仕方ないんでしょう。
初めて本を読んだときは、おなじみの人物が出てきても、関連性は薄いなあと思いました。
それでもこれだけそろうと、全く別な物語とは言えませんよね。
明朝再興。これは庶民にとっては悪夢でしょう。清朝初期の皇帝は名君が多く、清朝の方が良かったのではないか。
ただ、それでも異民族支配より漢族王朝を望む一部の人はいるわけで、その人たちの物語と思います。
金庸さんの小説はこのような物語が多く、しかも異民族王朝の方が優れている。香港庶民の気持ちかも知れません。
双児は小説でもかわゆーい少女ですね。
>阿九さんの本当の敵はまず李自成ですよね。次に清朝。
わたしは本当は呉三桂は味方だとおもいます。この物語は一部分裏切り的な要素を含ませていますけど。
崇禎はそれなりに有能でしょう。普通なら名君の部類に入ると思います。
天啓帝の時、宦官魏忠賢によって事実上国は滅んでいたといえるほど、末期状態でした。
もう崇禎帝では回復できないほどだったと見ています。