2007年11月30日

秘曲笑傲江湖のあらすじ

  秘曲笑傲江湖   金庸   訳 小島瑞紀
 あらすじなぞ書く気はなかったのであるが、わたしの記憶力では、数年たつと忘れてしまうため、そしてドラマを見たときに、小説とはどこが違うか判らなくなってしまったため、記録しておく。自分のメモ帳である。
       …………………………
第一巻 殺戮の序曲
 福州で運送荷物の護衛業を営む「福威鏢局」の林家には、二代前から伝わる辟邪剣法という武術があった。だが当代の林震南の腕は平凡であった。
 辟邪剣法は天下無敵で、「辟邪剣譜」に書かれていると江湖では噂されていた。だから林震南は会得できていないと思われていた。
 四川の青城派が「辟邪剣譜」を手に入れようと福州に来た。その動きを察知した華山派の岳不群は、二番弟子の労徳諾と娘の岳霊珊に探りに行かせる。
 二人は福州で居酒屋を始める。そこで林震南の息子林平之一行と青城派の二人が鉢合わせになる。林平之は岳霊珊を助けようとして、青城派総帥の息子を殺すことになる。
 それから青城派が「福威鏢局」を壊滅させ、林震南夫妻は青城派に捕まり、林平之は逃げ延びた。
 林平之は支店に行くが、そこも青城派に占拠されていた。そこで偶然、ことの経緯を話しているのを聞くことができた。自分が殺したのは偶然で、もともと青城派は福威鏢局を滅ぼす気でいたのだった。

 衡山(こうざん)では、衡山派の莫大先生の弟弟子劉正風が引退しようとしていた。武林の人々を集め引退式を行なおうとする。
 そこでももめ事が起こっていた。令狐冲が尼僧儀琳に酒を無理強いし、そばには強姦魔田伯光もいたと、恒山派の定逸師太が華山派にねじ込んでいた。
 そこへ儀琳が帰ってくる。
 大勢の前で、儀琳が経緯を語る。林平之も聞くことができた。
 強姦されそうになった儀琳を、令狐冲が命がけで助けたのだった。
 この争いで令狐冲は怪我を負う。更に青城派の羅人傑に刺され重傷となる。日月神教の曲洋が手当をして助かり、ある一室で過ごす。
 
 ここでようやく令狐冲は、話題の人から本編の登場人物になる。
 後日、そこも逃げ出すことになる。
 令狐冲は傷のために動けず、滝の近くで数日儀琳と野宿することになる。
 劉正風の引退式は、嵩山(すうざん)派に邪魔されて遂行できず、劉正風の家族は皆殺しにされる。理由は対立関係にある日月神教の曲洋と親交があったため。劉正風は曲洋と逃亡する。

第二巻 幻の旋律
 劉正風と曲洋は滝のそばで、「笑傲江湖」を演奏し自決。令狐冲は二人に楽譜を託される。
 令狐冲は林震南夫妻の臨終に立ち会い、遺言を聞く。林平之は華山派に入門する。
 令狐冲はその間の行動が疑われ、華山に戻ると、華山派の総帥岳不群に、思過崖での一年の謹慎を命じられる。華山派の建物群の位置から後十一里(五キロくらいか)の山上である。
 そこで風清揚の知遇を得て、天下最強の剣術「独孤九剣」授けられ、一躍武林の名手になる。それが辟邪剣法を習ったためと誤解される。
 華山の危機で令狐冲が思過崖から戻るとき、桃谷六仙という、凄腕ながら頭の足りない連中にからまれたりする。桃谷六仙については言及しないが、狂言回しの役割。令狐冲の味方になるが、それがありがた迷惑で不治の病に陥ることになる。

第三巻 魔教の美姫
 華山派は外患が発生し、華山をおりて、嵩山に行こうとする。しかし、すべては嵩山派のたくらみと判り、林平之の母の実家、洛陽の名門「金刀王家」王元覇の世話になる。
 下山のとき、華山派の秘技書「紫霞秘笈」がなくなり陸大有が死に、令狐冲が犯人と疑われる。
 このとき、不戒大師(儀琳の父)が不治の病を治そうと気を入れるが、それは一時的におさえるだけであり、楽になっても更に治りにくくなった。
 また途中で襲われるが、令狐冲の働きで撃退する。令狐冲は不治の病のため動けなくなり、師父である岳不群に疑われる。
 王元覇が華山派を迎え入れたのも辟邪剣譜が目的。令狐冲の持っていた笑傲江湖を剣譜と勘違いし令狐冲を痛めつける。
 楽譜であることを判断してもらうため、一同は郊外の緑竹翁(七十歳以上と思われる)を訪ねる。緑竹翁の姑姑(おば上)が演奏し、楽譜であることが判り、疑いが晴れる。
 その後も令狐冲は緑竹翁の姑姑に琴を教わる。ただし顔は見ていない。

 その後、華山派は福建まで行こうとする。途中、五仙教(五毒教)の教主藍鳳凰が霊薬を飲ませる。
 令狐冲を五覇岡で歓迎する者がいる。魔教(日月神教)の人たちであった。理由は聖姑といわれる緑竹翁の姑姑の歓心を買うためであった。
 だが、聖姑は自分の恋情が江湖に知れ渡ることを恐れ、怒って解散させる。
 聖姑は魔教の重鎮で、教主さえ一目置く人物任盈盈であった。藍鳳凰は雲南の苗族の娘で聖姑の親友である。
 その後華山派一行は令狐冲を置いて旅立つ。
 福建まで行く途中で岳不群は令狐冲の破門を各門派に通達する。
 令狐冲は任盈盈と行動を共にするが、途中で内傷のため気を失う。治せるのは少林寺の易筋経のみと聞いた任盈盈は、気絶した令狐冲を少林寺に届け、助命を願う。治せるのなら自分はいかなる処罰も受けますと。敵対関係にあり、死刑も覚悟の上であった。そこに破門状が届き、少林寺は任盈盈の十年の監禁と交換に令狐冲の助命を引き受ける。
 令狐冲はとりあえず元気になるが、内傷の治療は、少林寺に入門しなければならないため、治療を断り旅立つ。任盈盈が監禁されていることを知らない。

 日月神教では、現教主東方不敗は、前教主を十数年監禁していた。
 その監禁場所を知った日月神教の重鎮向問天は、正派と邪派の多数の刺客に囲まれる。
 令狐冲は向問天を助けることになり、二人は兄弟の契りを交わす。

第四巻 天魔復活す
 令狐冲は、向問天に内傷を治すといわれて、向問天が前教主任我行を助けるのに利用される。
 監禁場所は杭州の西湖のほとり梅荘、後に孤山梅荘(最後のところ婚礼の場面)と出てくるので、場所は孤山であろう。孤山は島であり、北西は橋で、北東は長い白堤によって陸地と繋がっている。
 梅荘は江南四友が守っていた。
 江南四友とは黄鐘公・黒白子・禿筆翁・丹青生。東方不敗に嫌気が差し、任我行を監禁する役に就くことで、事実上江湖から引退しようとした。順に、琴・碁・書・絵画を得意とする。
 向問天は楽譜・棋譜・書・絵をみせて関心を引き、令狐冲と江南四友の剣の戦いを持ちかける。負けたらこれらを差し上げますと。
 結局令狐冲が勝ち、江南四友にもうひとりいるので対決して欲しいといわれる。
 それが監禁している任我行だった。
 任我行は、戦うふりをして、皆を気絶させ、脱出を気づかれないように令狐冲と入れ替わって脱出する。
 気絶から息を吹き返した令狐冲は鎖で結ばれていて、監禁されたことに気づく。その牢の寝台の鉄板に文字が刻まれていた。暇に任せてそれを習得したが、任我行の秘技「吸星大法」であった。
 二ヶ月後脱出するが、「吸星大法」によって、不治の病の内傷をおさえることができ、延命できた。それでも一時的におさえただけであった。しかも問題もあった。任我行に問題を治す方法を教えると言われたが、条件が日月神教に入ることといわれ辞す。

 そして華山派のいる福建を目指す。途中で定静師太に率いられた恒山派の危機を救おうとする。しかし、定静師太は殺されてしまう。
 福建では林平之と岳霊珊が辟邪剣譜を見つけるが、取られてしまう。令狐冲はそれを取り返したが、その時賊の二人を自殺させてしまう。そしてすぐに辟邪剣譜を取られてしまう。そのうえ、隠したと濡れ衣を着せられる。
 岳不群以上と言われる女侠の師娘(師匠夫人)は、この犯人は夫の岳不群と見破っていたが、確証が無かった。これ以降、夫の行動に疑いを持つ。
 自殺した二人は嵩山派で、華山派に令狐冲を引き渡せと迫る。そこへ恒山派の人たちも来て、その前で令狐冲は嵩山派の三人と争い傷を負う。
 この時、華山派の秘技書「紫霞秘笈」が老徳諾の懐から出てきて、令狐冲の疑いが晴れるが、「吸星大法」を習得していたため、岳不群に拒絶される。
 そこに恒山派の定闔t太と定逸師太の危機の連絡が入り、令狐冲は恒山派の人たちと、定闔t太たちを助けに浙南へ行く。
 (2001年版ドラマでは、恒山派の三定つまり定静師太・定闔t太・定逸師太をすべて、定逸師太ひとりのこととして扱っているため、かなり変更されている)

第五巻 少林寺襲撃
 浙南の龍泉で、なんとか定闔t太と定逸師太を助けだすが、三十七人の恒山派を失う。
 その襲撃者は嵩山派であったため、恒山派の危難はすべて嵩山派の仕業と判る。そして、船で傷を癒しながら一同北に帰ることにする。
 途中で日月神教などの人たちが、少林寺を襲い聖姑を救う計画でいることを知る。
 定闔t太と定逸師太は、聖姑の解放を願うため少林寺に先行した。令狐冲と恒山派は漢水を遡っていると、莫大先生に状況を説明されて、令狐冲は先行することになる。恒山派は莫大先生が守ることになった。
 令狐冲が四千人の盟主となり、少林寺に行くがもぬけの殻であった。そこで定逸師太の死体を見、定闔t太の臨終に立ち会う。そして恒山派の総帥を引き受けることを約束する。
 そして下山しようとすると襲撃を受ける。罠だった。嵩山派左冷禅の策である。
 かなりの数が死んだが、なんとか地下の抜け道を通って脱出に成功。そこで解散する。令狐冲はひとり少林寺に戻る。
 そこで任我行・任盈盈・向問天と、方証大師・冲虚道人・左冷禅・岳不群・余滄海などが言い争いをする。
 それで令狐冲は、定闔t太たちの説得が功を奏し、任盈盈は解放され、一緒に下山したことを知る。そして令狐冲たちが少林寺に来ることを知り、定闔t太たちはまた少林寺に来たという。では誰が殺害したのか。
 ここで三人対三人で試合をすることになる。令狐冲は師の岳不群と対決する。令狐冲は譲って剣を投げ出したとき、岳不群に蹴られ気絶する。
 結局、令狐冲たちは手負いのままで下山することになる。
 任我行が試合で内傷をおい、それを令狐冲は助けて治す。そして任我行一行と別れ恒山へ行き、恒山派総帥となる。
 恒山派では師の殺人犯人を岳不群と見破っていたが、令狐冲には内緒にしていた。
 就任式には、少林寺の方証大師と武当派の冲虚道人はじめ、聖姑の手下たちや日月神教の人などが来てくれた。式の途中で嵩山派が飛び込んできて、中止を命ずる。だが聖姑や藍鳳凰なども来て、嵩山派の中止命令をくじく。
 その後、方証大師と冲虚道人と令狐冲は翠屏山で密議をする。嵩山派左冷禅の目的は、五岳剣派の統合とその総帥就任。それを阻まねばならない。
 そこへ日月神教の襲撃、祝いに来たのは隠れ蓑だった。だが聖姑が阻む。
 そして令狐冲と聖姑は黒木崖に向かう。

 黒木崖は河北の境にある。恒山から東の向かって進み、ほどなく平定州にたどり着いた。…略…。
 その晩、盈盈と令狐冲は平定客店に投宿した。そこは日月神教の総本山にかなり近く、町の中を教徒が往来している。

(現在の地図を広げてみると、恒山そのものが、山西省東端に近く五十キロも行けば河北省にいたる。そのまま東に向かえば、北京もそれほど遠くはない。二百キロくらいか。
 問題の平定州だが、恒山の真南二百キロ程度の所にある。ここが日月神教の本拠地であろうか。名前を借りただけかも知れないが、東ならば恒山から五十キロ程度ということになる。これまで、長江流域に近いところと思っていたので意外であった)
 任我行・向問天・令狐冲・聖姑、それに味方になった上官雲を加えて、上官雲が令狐冲が捕まえたとして、黒木崖に乗り込む。

第六巻 妖人東方不敗
 そこでは楊蓮亭が、童百熊を糾弾していた。楊蓮亭は武芸は無能である。
 令狐冲たちは、東方不敗が偽物ではあることを信徒に示し、楊蓮亭を捕まえ両足を折る。そして、楊蓮亭の案内で東方不敗のところまで行く。
 ところが東方不敗はまるで女形のようではないか。「葵花宝典」を修行していて、表に出なかったはずなのに、閨房で刺繍をしている。
 東方不敗は日月神教の支配に興味を失っていた。楊蓮亭だけを大事にしていたのだ。
 一行と東方不敗の戦いになるが、東方不敗は刺繍針で優位に対戦する。聖姑が楊蓮亭を痛めつけて悲鳴を上げさせ、東方不敗の気をそらすことによって、ようやく一行は勝つことになるが、任我行は片目を失う。東方不敗はこうして、登場と同時に死ぬ。それなのに存在感の大きいこと。
 任我行は教主に復帰するが、令狐冲は副教主の座を蹴って、恒山に帰る。

 そしていよいよ嵩山に行き、五嶽剣派の統合へと話が移っていく。嵩山派の左冷禅はすでに泰山派を抑えており、衡山派の莫大先生には嵩山派子弟の殺害をネタに黙らせた。
 恒山派の令狐冲は華山派の岳不群に従うと言った。ところが岳不群が統合に賛成したため、統合することになった。
 この話し合い、話がまとまりそうになると、桃谷六仙が邪魔をして、話を壊してしまう。その論理性に疑いを持ったら、後ろで聖姑が指示しているのであった。
 総帥を誰にするかという話し合いになる。左冷禅は当然自分がなれると思っていたが、剣技で決めることになった。最後は左冷禅と岳不群が戦って決めることになった。

 その二人の戦いぶりはまるで東方不敗。二人とも辟邪剣譜を修行したのであった。だが左冷禅の辟邪剣法は岳不群の書いた偽物であった。当然岳不群が勝つ。
 左冷禅は両目を失い、岳不群が総帥となる。
 岳不群と左冷禅は、この日のために今までいろいろと画策していたのであった。だが、それを悟られないだけ、岳不群が上であったのだ。
 令狐冲は大怪我をして、恒山派は引き揚げる。
 その途中、岳霊珊と結婚したはずの林平之が、仇の青城派をつけねらうのに出くわす。
 その戦いぶりも辟邪剣法であった。
 「辟邪剣譜」と「葵花宝典」は同根である。宦官の武術で、「一剣にて自宮すべし」が初めにある。宮は「宮刑」と同じで去勢のこと。
 林平之は仇を討つが視力を失う。

第七巻 鴛鴦の譜
 誤解ともいえる諍いから林平之は岳霊珊を殺してしまう。
 令狐冲と聖姑(任盈盈)はふたりきり、山にこもり養生を始める。二十日ほどで、令狐冲の傷は癒えた。なお十数日琴の練習に費やす。
 そこで令狐冲は日月神教の幹部が、罠をしかけて岳不群を捕まえようとしているのに出くわす。なんと師娘(岳夫人)を捕らえていた。
 そして令狐冲と聖姑が岳不群と戦う。令狐冲はまたも傷を負うが、岳不群は罠に落ちる。
 師娘を助けると、師娘は令狐冲の傷の手当てを終えてから、夫に失望し自決してしまう。
 師娘を岳霊珊の隣に埋葬する。
 聖姑は令狐冲が岳不群を殺すことを承知しないと判っているので、令狐冲に判らないように、「三尸脳神丹(さんしのうしんたん)」を飲ませてしまう。これを飲むと毎年端午の節句に毒消しを飲まなければいけなくなる。その毒消しは聖姑しか作れない。普通はそうなると奴隷のように従うことになる。従わないと毒消しをもらえないからだ。

 令狐冲は聖姑と恒山に様子を見に戻る。そのとき、恒山で下働きをする老婆に化ける。
 その老婆は凄腕で二人とも捕まってしまう。なんと儀琳の母親であった。
 そこからは逃げ出したが、そんなこんなしているうちに恒山派の弟子たちがいなくなってしまう。
 岳不群に掠われたのだった。しかも華山派思過崖の洞窟を公開すると宣言したため、五嶽の人が続々と集まっていた。
 令狐冲と聖姑が思過崖の洞窟に入ってみると、恒山派・華山派以外の人が集まって、令狐冲も見た剣技に見入っていた。
 岳不群によって入り口が塞がれ、パニックになった洞窟内では、殺戮が始まった。
 生き残った左冷禅や林平之たちが抜け穴から出ていったあと、令狐冲と聖姑が確認しあっているとき、出ていったはずの左冷禅や林平之たちが戻ってきていた。これを倒して洞窟から出ると、岳不群に網をかけられ捕まってしまう。恒山派の人たちも捕まって閉じこめられていた。岳不群が、「三尸脳神丹」の毒から逃れるために考えた手であった。
 二人の命が危ないと見た儀琳がとっさに岳不群を刺し殺してしまう。
 儀琳も捕まっていたが、両親(不戒和尚と下働きの老婆)に助け出されたのだった。このあとすべての恒山派の弟子を助け出す。

 こうして恒山派以外はほとんど滅んでしまったとき、日月神教の任我行は総勢で江湖を征服しようと、華山に来ていた。それは空振りに終わったといえよう。
 しかも恒山派は任我行に従わない。任我行は少林寺と武当山を同時に攻める計画を思いつき、一ヶ月後に恒山派を攻めると宣言して、恒山派の下山を許す。だが、その直後に死んでしまう。
 一ヶ月後、恒山に来たのは聖姑(任盈盈)だった。聖姑は父の喪が明けた後に嫁ぐことを約束して帰って行った。
 令狐冲は少林寺の易筋教で、不治の病をついに治すことができた。
 そして三年後、孤山梅荘で婚礼となる。二人で笑傲江湖を合奏すると、胡弓の音が聞こえる。婚礼を祝う曲だった。それでも寂しげな音色であったので莫大先生と判った。
 令狐冲びいきの莫大先生は、あの洞窟の惨事でも生き延びていたのだった。
posted by たくせん(謫仙) at 09:19| Comment(34) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです!ビッグニュースです(ごく一部ですが・・)
秘曲笑傲江湖がネコで一月八日から再放送するのです!・・・これは楽しみです。
すでに二回程読み返しましたが・・・実は往復6時間電車に毎週乗るのがここ数ヶ月あったので、隙なんで読んじゃいました。
さて楽しみです!!
Posted by Toy2BKK at 2007年12月01日 14:24
おお再放送ですか、って、わたしのパソコンで普通の放送しか見られません。
テレビが買えない哀しさです(涙)。
まあ、笑傲江湖は自分で持っているからいいのですが、「大旗英雄伝」などは話が見えなくて…。
碧血剣が売り出されるのが待ち遠しい、今日この頃です。
碧血剣を読み直そうと図書館にの予約しました。その第一巻を今日取りに行きます。(^。^))
数ヶ月あれば、いくらゆっくり読もうと思っても読んじゃいますよね。まして金庸だもの。
あらすじなぞ書かず忘れたらまた読むのが正しい態度かも知れませんね。
Posted by 謫仙 at 2007年12月02日 07:33
あらためて読ませていただきました。殆ど全てが網羅されていてもう一度読んで確認してみたくなりました。
ところで、郭靖役の人が怜弧冲を演じるのは何年版でしょうか?2001年だと・・・ちょっとがっかりですね。
そうそう!大旗英雄伝にはあの狄雲の師父とか欧陽邦(違うかな)の甥っ子やってた俳優さんが結構出てきます。
ストーリーもこの作品に似てるところがあって、やたら女性が出てきて・・連城訣のあの娘さんかな?師父の娘役??
こちらの方がちょっと大人っぽい女性が多いですね。ストーリーはネコのHPで見ましたが???です。
この手は一気に見るか小説と一緒が一番ですね。ではまた!
Posted by Toy2BKK at 2007年12月05日 15:42
射G英雄伝の郭靖の役は李亜鵬が演じました。
2001年版の笑傲江湖ならば、令狐冲はその李亜鵬です。
李亜鵬は嫌いですか(^_^)。評判は高くはないようですが、わたしは悪くないと思っています。とにかく18歳という少年の雰囲気が出ています。他の作品は写真で見ると、どうも18歳には見えません(^。^)。

欧陽鋒の甥、実は実子という欧陽克ですね。この俳優は天龍八部でも慕容復をやっています。
古龍の女は大人の女、金庸の女は少女、ですね。黄葉は16歳、あの小龍女も18歳ですからね。
古龍(小説)の女はキャバクラ嬢だという説もあります(^_^)。

黒木崖の位置を錯覚していましたが、2001年版では、西湖の梅荘から出た任我行は、話も聞かず、いきなり馬で一目散に黒木崖へ向かいます。馬で数時間で行ける距離のようです。でも平定州なら、千キロもありそう。わたしが錯覚するのも無理はないかとm(__)m。

Posted by 謫仙 at 2007年12月06日 08:53
すごく寒いですね・・まだ12月なのに・・
>李亜鵬は嫌いですか(^_^)
いいえ郭靖は好きでした。
>(2001年版ドラマでは、恒山派の三定つまり定静師太・定闔t太・定逸師太をすべて、定逸師太ひとりの こととして扱っている
>ため、かなり変更されている)
と言う事だったのでちょっとがっかりしたのです。あまり出てきませんが御三方はそれぞれ性格も違って怜弧冲との関係では特別の
ものがあったように感じます。将軍に化けた怜弧冲も是非見たいのです。<あるのかな??桃谷六仙も是非みたいですね!儀琳さんの
おかあさんもすごいな!田伯光が去勢されたので、またまた辟邪剣法を身につけるのかと思いきや・・鼻の力が尼さんを助けるんですね
>古龍の女は大人の女、金庸の女は少女、ですね。・・・古龍(小説)の女はキャバクラ嬢だという説もあります
なるほど!!言えてます。ドラマでもどちらかと言うと色っぽい人が多いですね<大旗***
放送が待ち遠しいです!!ではまた!
Posted by Toy2BKK at 2007年12月06日 12:57
ドラマでは人数の制限もあって、あちこちで矮小化される傾向があるようですね。
恒山派では三定ばかりでなく、弟子も少ないし、在家の弟子はいないし。
嵩山派でも、重要な役は十何人かいたはずなのに、数人になってしまうし。
もっとも映像を見て理解する事もあるので、悪いことばかりではありませんね。
先日、岡崎さんにお会いしたとき、こんな事を言っていました。
「古龍の小説はそのまま映像化できる。小説がまるで映画のシナリオのようだ。小説の通りにドラマになっているのを見て、感動しました。金庸さんはやはり小説として書いていますね。そのまま映像化するのは難しい。変えてもやむを得ないでしょう」
変えたのに、不合理が大きくなるのは我慢できないのですが。

出番はわずかだが、印象に残るキャラクター。古龍では無関係に登場するのに、金庸では必ず伏線になっています。だから省略するとつじつま合わせが大変(^_^)。
三定はそんなキャラクターですね。その極めつけが東方不敗ですねえ。
Posted by 謫仙 at 2007年12月06日 19:53
明けましておめでとうございます。
いよいよNecoでドラマが始まりました。自分へのお年玉でHDレコーダー買いましたが、
ちょっとケチったらCS(110°以外の昔のやつ)が制御できない面倒なやつを買ってしまいました。
とは言え準備万端で新年と同時にドラマを迎えたのですが・・・・
たくせんさんご指摘の通、???がいくつか出てしまいました。
@岳不群は、二番弟子の労徳諾と娘の岳霊珊に探りに行かせる。<<怜弧冲は関係なかったですよね?でも店で料理作ってる。
A盈盈が一話から出現<<お婆さんと勘違いするシーンや、怜弧冲を信徒に助けさせたり殺させたりするシーンは無いのだろうか?
B林平之の扱いが中途半端で後半戦が??です。<「辟邪剣譜」の一番の被害者はこの子だと思うのですが・・
まぁストーリーは別にして、台詞が結構小説そのもので、いろいろ苦労した結果なんでしょうね。
儀琳さんは良いですね!普段のお姿を見たいものです。まさかとは思いますが、田伯光の俳優さんは神Gで郭靖
やってた人じゃないですよね?まさかかね・・・
Posted by Toy2BKK at 2008年01月07日 10:59
いよいよ始まりましたか。
CSが制御できないと言われても何のことか(^。^))。

>@岳不群は、二番弟子の労徳諾と娘の岳霊珊に探りに行かせる。
 令狐冲は小説ではまだ登場しませんね。ドラマは令狐冲ですが小説は労徳諾です。
>A盈盈が一話から出現
 お婆さんと勘違いするシーンはあります。紗を隔てているのであの魔女とは思っていないンですね。
>B林平之の扱いが中途半端で後半戦が??です。
 林平之の扱いはみな不満を持つようです。小説では英才、ドラマでは鈍才扱いですからね。特に後半は問題(不満)が大きくなります。
 儀琳さんたちはカツラではなく本当に頭を剃っていますね。しかも態度や姿態がすがすがしい。武術では足を引っ張る役ですが(^。^))。でも言葉は大人たちさえ引っ張る力がありますね。
 田伯光の俳優さんは神Gの郭靖役ではありません。射G英雄伝の洪七公役です。神Gの洪七公もやって欲しかったですね。あそこは太った洪七公で違和感が出てしまいました。
 田伯光、最期は素敵ですよ。とても悪人とは思えない。

 この物語は悪と善が入り乱れ、混沌の世界です。何が善かを問う物語といえるかも知れません。金庸先生の特長でしょう。
Posted by 謫仙 at 2008年01月08日 09:53
ああ・・そうだったんですか!!
>田伯光の俳優さんは神Gの郭靖役ではありません。射G英雄伝の洪七公役です。
どこかで見た顔だったので・・射Gの曲さん(飲み屋の親父)かとも思いましたが・・確かに乞食集団の親方はこの人がピッタリですね!
>CSが制御できないと言われても何のことか(^。^))。
失礼しました。最近のレコーダはCS108°というチューナーが付いててアンテナさえ繋げばBSもCSも受信できるのですが、私のCSチューナーは古いタイプで衛星も契約も違うので、Necoを録画するとき旧CSチューナで録画予約をやって、レコーダーでも同じ時間に予約する必要があるのです。ちょっと高いとその必要がないそうで・・・安物買いの銭失いです。・・・休み明け直前に普通のDVDに落とせましたのでかみさんとコンセンサスを取らずに自室で寝ながらみる事ができます。<何枚も失敗してやっとできました。
最近の家電はなかなか難しいです。・・でもこれでVTRのテープを気にせず録画できるのでほっとしてます。・・もっと武侠ドラマやらないかな・・
Posted by Toy2BKK at 2008年01月08日 14:18
かなり面倒なんですね。わたしはテレビを持っていなくて、パソコンのテレビ・DVDで見ています。だから放送は見られない。
前はビデオも持っていましたが、数年前に解雇。
こうなってみると、レンタルDVDはありがたいですね。
先日「鹿鼎記」の第一回を見ました。
14歳の少年の役を23歳くらいの劉徳華が演じるのは無理があるなあ。
金庸さんの特徴は少年の成長物語ですから、いつもそうなりますね。
Posted by 謫仙 at 2008年01月09日 09:24
>わたしはテレビを持っていなくて、パソコンのテレビ・DVDで見ています。
とのことですが、光でInet繋がってるならCSを観るサービスがあるそうです。でも、実際に武侠ドラマやってるCHがそれ程ないのでレンタルできるならその方が安いですね。中国人用のCHがありますが、こちらは日本語が全く無いのでわたしには???です。地上波でもやって欲しいけど、CMが最近特に長いのでどうでしょう・・・
「鹿鼎記」はこちらでもレンタルできるようです。でも最近は小説を読んでドラマを観るのが面白いので今のが終わったら観ようかなと思ってます。次の回ぐらいで曲老人の孫娘は殺されちゃうのかな?
Amazonから倚天屠竜記の文庫本のリリース案内が来ました。今度はこれが先かな・・でも最近はBook-OFFで金庸の小説が買える様なのでちょっと迷いますね。こちらだと中古本は半額ですから・・でも買えなかったら・・やっぱり図書館かな・・・
Posted by Toy2BKK at 2008年01月09日 13:23
わたしは光ではなくてADSLなんです。
光の料金2ヶ月分でDVDを借りられますから。
ADSLの時は最も早く変えたのですが、光は遅れました。理由は料金が高い、それだけなんですよ(^_^)。
それでも無料で見られる放送があるんですが、録画できないので、長いCMが耐えられない。

それはともかく。
鹿鼎記はまだ1回だけですが、なかなか面白そう。
わたしもいま改めて小説を読んでいますが、やはり小説はいいな。行動の背景がきちんと書き込まれていて、違和感がありませんから。そうなると御都合主義の話は実に面白いものです。(^。^))。
曲洋の孫娘は、無鉄砲なところがあるが、けなげでかわいそうですね。
図書館でもなかなかそろいませんね。わたしの行く図書館にもあったのですが、消えてしまいました。ない本は他の図書館から取り寄せてもらいます。
倚天屠龍記と鹿鼎記は持っているのでいつでも見られますが。
ない本はわたしも古本屋を探そうと思っていますよ。
Posted by 謫仙 at 2008年01月10日 07:18
寒い日が続きますね!ちょうど連休で3・4話じっくり観ましたが・・・小説では1巻目と2巻目にあたるのでしょうが、令狐冲が曲洋と劉正風の関係を知るのは結構後だと思ったのですがね。引退式に令狐冲が現れたり、岳霊珊と儀琳さんが一緒に捕まったり・・・二人が出会うのって・・記憶に無いですね。それに任盈盈が怜弧冲を治したり・・原作でも結構込み入ってる話なのに・・・大丈夫かな???まぁドラマだからお約束事でしょうか?まだまだ先があるのでお楽しみにしましょう。
Posted by Toy2BKK at 2008年01月15日 12:03
原作は込み入っているので、こう変えてしまったと考えては(^_^)。
中国ではいろいろな笑傲江湖があって、「これは李亜鵬の…」、という見方のようですが、日本人ではつい「原作と違う」と思ってしまいますね。
金庸さんも、今まではドラマは全然見なかったと言っていますが、この笑傲江湖の任盈盈を激賞しています。
もっとも、ラストの変更が酷くて激怒したとも。

金庸さんの原作が優れているので、これを変えるとどうしても見劣りしてしまいます。
Posted by 謫仙 at 2008年01月16日 09:39
昨日は法事でお江戸へ行ったのですが、終電間に合わずあの新大久保で1泊・・華僑さんがやってたホテルが無くなって仕方ないのでカラオケボックスで・・始発で帰ってきました。<体が痛いです・・・このホテル酔っ払っても普通に泊まれたのです<まともな所は嫌がられます。旅社見たいな感じでよかったのですが・・残念です。さて、5・6話を今朝観ました。このドラマは細かいところが原作に忠実ですね。流れ星と結び目の話・・確か儀琳さんと怜弧冲が西瓜を盗みながら過ごす場面だと思ったけど、このあたりは今の所全く原作と違うのでちょっと心配です。師妹と儀琳さんが一緒に盈盈
さんに助けられるなんて・・・ところで、主役の李亜鵬ですが、この顔も何処かでみたなと思ったら、高倉健の映画で「単騎、千里を走る」にでてくる子供(健さんが探しに行く子)にそっくりです!!すごい数のオーデションで選ばれたそうです。ちょっとたれ目のところが・・似てると思うのですが・・
Posted by Toy2BKK at 2008年01月19日 14:09
「単騎、千里を走る」は見ていないので、なんともいえませんが。
とにかく二枚目とはいえませんね(^。^))。二枚目半?
役もそんな役ですね。令狐冲と少年郭靖は。

このあたりもかなり変更されています。儀琳と任盈盈の出番を多くするためかな。この変更は金庸さんも許したようです。
儀琳と令狐冲は滝の近くの屋外で数日過ごすのですが、ドラマでは屋内ですし。
華山に戻るころから原作に近くなります。
ここまで任盈盈が出てきますと、後でおばあさんと思いこむところが、ちょっとしらけそうです。原作では読者も知らなかったンですからね(^_^)。
 その竹の家は素敵ですよ。
Posted by 謫仙 at 2008年01月20日 12:42
寒いですね・・・雪は降らないけど・・・そうですね!原作と比べる必要は無いですからドラマは別物で問題ないですよね。とは言え、岳霊珊がお転婆なんでこの後林平之に嫁いで純粋ゆえに殺されますけどどうなるのかなぁ・・嵩山派を執拗に殺す盈盈も・・そんなのあったかなぁ?と疑念がわきますが、まぁドラマだからしょうがないですね。そう言えば「連城訣」でも水笙さんが雪山以降も出てましたから、金庸さんの長い小説の様には行かないのでしょうね。秘曲笑傲江湖は何度読んでも面白いですね。出張には欠かせないアイテムになりました。東京往復で1冊読めます。ところで、まだ出てきませんが風清揚は神Gの黄薬師やってた俳優さんでしょうか!楽しみです。
Posted by Toy2BKK at 2008年01月21日 12:45
早い時期に聖姑と令狐冲が知り合ってしまったために、嵩山派を……、ということもあるんでしょうね。本来なら竹の家で聖姑は令狐冲を見初めたのですから。
原作と変える部分は、変えても整合性があればかまわないのですが、あっちこっちの伏線が消化しきれなくなります。わたしは金庸小説は原作に近いほうがいいと思います。特に基本設定は、変えると物語が成り立たなくなりますから。
前にも書きましたが、神G侠侶では、小龍女と楊過は、あの広い湖を簡単に跳び越え、小龍女は数十メートルの枯れ木の上に飛び乗り、二階の屋根を跳び越え、郭靖もモンゴル軍から逃げ出すとき、数十メートル飛び上がっている。
それで襄陽城の十メートルの城壁が跳び越えられないのは矛盾を感じてしまいます。

このドラマの聖姑の設定変更はうまくいっていると思いますね。
>風清揚は神Gの黄薬師やってた俳優さんでしょうか
そうです(^。^))。どちらもぴったりした配役だと思います。
岳霊珊はかわいそうですね。結婚してから愛の意味を知ったのに、相手はそれを受け入れる器量がない。
それはまだ先の話なので、じっくり途中を楽しんでください(^。^))。
Posted by 謫仙 at 2008年01月22日 07:55
おひさです!NecoのHPから武侠ドラマのBlog(?)へ行くと、金庸さんの直筆サイン入「笑傲江湖 第一巻」がプレゼントされるとのことで、早速申し込みました。・・・あたるといいけど・・・岳不群という人物に興味を持ちました。何ゆえに「辟邪剣譜」を狙うのか・・第五巻に崋山派が分裂した要因と少林寺との関係が方証大師と冲虚道人との会談で明らかにされてるんですね。読み返してわかりました。それにしても・・ドラマの方はまだ田伯光が出てこないのに風清揚さんが最後に出てきた・・ちょっとつらいな・・・
Posted by Toy2BKK at 2008年01月30日 20:48
直筆ですか。ウワー(^。^))。
当たることをお祈りします。パンパン礼。
岳不群は大望を抱いている訳ですけど、そこまで犠牲を払って盟主になったとして、それでどうするのか。
わたしにはその価値観が理解できませんね。権力欲は限りがない。

ドラマで風清揚が出てきたとは第8巻ですか。間もなく剣術を覚えて、武林の名手になるあたり、令狐冲にとって、重大な一歩。そして試練が待ちかまえている。令狐冲が大人になるきっかけがこの話でしょうか。
Posted by 謫仙 at 2008年01月31日 08:27
ドラマは11・12話に進みまして、やっと小説に近くなりました。但し、『独孤九剣には型そのもがなくて相手の型に臨機応変に対応してその破綻を見破る』・・とか小説にありましたが、ドラマでは「独孤九剣」と怜弧冲が叫んで披露しますから師父に「誰に教わった」以前にわかっちゃうじゃないですか?・・ドラマは派手なアクションが要求されるからでしょうかねぇ・・なんかすっきりしませんね・・儀琳ちゃんのお父上登場!何処かで見た顔ですねぇ・・・ひょっとして神Gで慈恩(元鉄掌党の党首裘千仞)やってた俳優さんでしょうか?<違うかな・・・ところで、小説第二巻を読み直したら田伯光登場以前にちょっとだけ風先生が登場してました・・失礼しました!
Posted by Toy2BKK at 2008年02月12日 10:14
独孤九剣は華山派の技ではなかったように思います。ただ風師伯は知っていて、令狐冲に教えた。もっとも風師伯以外に知っている人がいなければ風師伯だと判りますが、そこまでは断定できなかったのかな(^_^)。
それにしてもいちいち技の名を叫ぶのが不思議(^。^))。気合いの代わりでしょうか。
吸星大法なんかもそうですね。

儀琳ちゃんのお父上体が大きいので、慈恩とは違いますね。他の話では登場の記憶がありません。でもどっかで見ているかな。

ここで来ると竹の家が出てくるでしょう。部屋は畳のような感じで、そこに土足で入るのが…、アヒルの雛がいて、糞害が…、いろいろ気になることがありますが。

そういえば神Gもそうなんですが、布団にはいるとき、外出着のまま、土足のまま入るのが気になって仕方がありません(^。^))。
Posted by 謫仙 at 2008年02月13日 07:58
13・14話観ました。確かに竹の家のアヒルは気になります。糞が結構映ってました。緑竹翁の姑姑と初めて出会いますが、ドラマではすでに数回わたりあってます。気になって第3巻を週末読み返しました。ドラマではすでに向門天が出てますが、年齢が若すぎませんかねぇ・・桃谷六仙もイメージではもっと年寄り集団かと思ってましたが・・・まぁお約束ですね。ところで映画の「スォーズマン」では「笑傲江湖」の歌があるそうですが、このドラマの最後と14話で歌われる曲と同じでしょうか?別の映画でン・マンタさんが歌っているそうで、そちらも観たくなりますね。・・まだ先は長いな・・・ではまた
Posted by Toy2BKK at 2008年02月18日 10:03
竹の家、まるで日本の隠居所を思わせる雰囲気でしょう。直接座ったりしますし。
ただハードはそうでも、どうもソフトが違うような気がしますね。今の餃子騒ぎのように。
そこではじめて聖姑が出てくるはずなのに、ドラマではもう何回も出てきていますね。
向門天は70歳くらいでしょうか。桃谷六仙も似たようなイメージでいました。ドラマはちょっとどころかかなり若すぎますね。
スォーズマンは、これと同時に作成した、台湾版の事ですか。古いものもあります。が、こちらの歌はオリジナルですね。14話の歌とは聖姑が歌っている歌? 実際は歌手が歌っていますけど。
この歌手、日本でいったら、民謡とか邦楽とかの歌手に近いような位置の歌手だそうです。

先日レンタルショップに行ったら、邦楽コーナーに浜崎あゆみなどが入っていた。
わたしのいう邦楽は琴・三味線・尺八など、長唄・端唄・浄瑠璃などの世界のことだが。
Posted by 謫仙 at 2008年02月19日 08:09
竹の家・・確かに畳があって、日本風ですね。怜弧冲は上がるときに靴を脱ぎますが、緑竹翁はそのまま上がってたように<ずっと気になって見てました。邦楽・・確かに私もそう思いますね!あの手は昔レコード盤に「流行歌」とか書いてましたよね。恐らく「洋楽」に対して「邦楽」なんでしょうけど、N○KのFM放送で「邦楽百選」には出てこないでしょうね<あゆみちゃん。
Posted by Toy2BKK at 2008年02月19日 10:06
畳のような床。中国にあのような家があったのか、それとも日本風のイメージでつくったのか、気になるところ。
柔道場のようにそろえて敷き詰めてありますけど。
あのムードは好きですね。聖姑の洒脱さがあらわれていて。
邦楽、いつから今のような分類になったのでしょう。
去年はじめてみました。
中国にもそのような伝統的音楽やその歌手がいるということですね。
Posted by 謫仙 at 2008年02月20日 07:27
15・16話にすすみました、ちょっとうんざり気分です。盈盈が出過ぎです。東方不敗が出現・・???・・どう観てもおばちゃんやんか?60過ぎの爺さんがおかまになった設定なのに・・小説では6巻目に出て消えちゃう謎の人物なんだから・・他の金庸作品では感じませんでしたが、今回は先に小説を読んで失敗したと思ってます。
Posted by Toy2BKK at 2008年02月25日 10:07
>盈盈が出過ぎです
まだ謎の女のはずなのに、レギュラーになっていますね。
わたしは盈盈が好きなので、イヤではありませんが、小説とはかなり変わってしまいました。
金庸先生は「理想の盈盈だ」といたく喜んだそうです。

>東方不敗が出現・・???・・どう観てもおばちゃんやんか
これはコメントを控えます。

東方不敗は60歳を過ぎていましたか。わたしは記憶がないんですが、16歳(だったか?)の盈盈が叔父様と言うので、45〜50歳くらいに思っていました。
何度もドラマ化されて、ほとんどが女優の配役になっていますね。金庸は「意味が判っていない」とお怒りといわないまでも、批判しています。はじめに美人女優が演じて人気が出てしまったこともあります。
全体的には改編が大きく、小説とは設定が違うと思ったほうがいいでしょう。特に年齢については。
Posted by 謫仙 at 2008年02月26日 10:01
お久しぶりです。ドラマはかなりすすみましたが、やはり盈盈が初めから敵対して出てますので、かなり矛盾を感じます。そこで五覇岡から少林寺までを読み直しました。平一指先生からも見放された怜弧冲は死期をさとり、老婆と旅をしますが、盈盈である事を知ってもあまり動揺はせず淡々として恐れは抱くものの尊敬してます。岳霊珊への思いは変わりませんし、盈盈もそれを認めてる気がします。これがドラマでは盈盈は癇癪持ちのやきもち焼きで、少林寺のシーンも死を覚悟して行った割には??です。この魔教の美姫でありながら、怜弧冲の為に我が身を犠牲にして尽くす盈盈を恒山派も巻き込みながら少林寺まで破門され天涯孤独になった怜弧冲が邪派をまとめて救いに行くこれからの流れはどうなっちゃうのかちょっと疑問です。でも藍鳳凰は色っぽくていいですね!私は盈盈よりいいな・・・ではまた!
Posted by Toy2BKK at 2008年03月11日 10:54
任盈盈には敵対しているといっても、それは本人を知らなかったときの話。
本人に対しては気持ちはいくらか傾いていた。だからわたしは矛盾は感じませんでしたね。
いろいろと設定が変わっているので、本とはイメージか違うと思います。(金庸さんが改作したか)
令狐冲を助けたところを見せろというのは、流れからすると当然で、これは譲れないでしょうね。

藍鳳凰はいいですね。色っぽいばかりでなく、リーダーとしての自覚を持っている。能力もある。つまり大人なんですね。それで任盈盈の恋を見守っている感じです。まだ活躍します。
Posted by 謫仙 at 2008年03月11日 18:37
急に暖かくなりました。おひさです!ドラマと小説は別物と割り切って楽しむ事にしますが、昨夜は録画失敗・・・まぁ仕方ないですね・・・ところで、NecoのスタッフはたくせんさんのBlogを観てるのか、次回作は碧血剣が5月から始まります。これは・・ドラマ観てから小説を読もうかな・・・で、!!!最近気が付いたのですが、ひょっとして向門天の俳優さんはあの神Gの金輪国王でしょうか?何となく似てるのですが・・目の辺りが・・・ではまた!
Posted by Toy2BKK at 2008年03月22日 12:37
録画失敗! 再放送でなんとか見られますね。
碧血剣が五月から放送ですか。案外早かったですね。
これは再編小説によって作られているので、岡崎さんたちの翻訳小説とは設定がかなりずれています。どちらが先でも問題ないと思いますよ。

向門天の俳優は巴音(パーイン)さんですね。この方は張紀中作の金庸ドラマには全部出ています。
笑傲江湖の向問天(日月神教の長老)
神G侠侶の金輪国師(チベット僧)
射G英雄伝のジェベ師匠(モンゴルの将)
天龍八部では鳩摩智(クマチ、チベット僧)
碧血剣ではドルゴン(清朝2代目ホンタイジの弟)
迫力があって複雑な人間ばかりですね。ドルゴンだけは端役ですが、それ以外は準主役。演技力があって、わたしの好みの俳優です(^。^))。
Posted by 謫仙 at 2008年03月24日 07:27
私も見ています。実は友人が録画したのを借りています。二週間くらい遅れているのかな。小説とはかなり設定が違っているように見受けました。
任盈盈は可愛いのに迫力があって、はまり役ではありませんか。
あの竹の家が魅力的です。でも使い方が分っていないようです。畳の敷き方もおかしいし、アヒルの雛をあのように部屋に入れることは考えられません。誰がそうじをするのでしょう(笑)。畳文化を知らない人の設定だと思いました。
Posted by mino at 2008年03月26日 19:40
minoさん。あれれ、レンタルではなかったんですか。
畳の敷き方、確かに。境が+になっている。柔道場のような敷き方でした。T字形にならないといけませんね。
それに畳の目に汚れが入ってしまったら、もう掃除は不可能でしょう(^_^)。
それはともかくあの竹の家はいいですねえ(^。^))。
任盈盈は、小説では酷すぎる感じがしましたが、ドラマではあまり感じません。
あの、自分が男といるのを見られるのが恥ずかしいからと、見た大勢の人を島流しにしてしまうあたりの話です。
Posted by 謫仙 at 2008年03月27日 07:27
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