2007年11月12日

杭州 7 城隍閣

 杭州市の繁華街延安路は、北の端は武林広場、南の端は呉山広場にぶつかる。

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 呉山広場の上は呉山(九十四メートル、城隍山とも)。ここに城隍閣がある。地下を含めて七層の楼閣で、高さは41.6メートル。ここに登ると(三十元)杭州が一望。

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 城隍閣
 清河坊から登る。すぐ近くまで樹木が茂っていて、全体像が見えにくい。四方に副頂を持つ独特の形をしている。
 この中にもいろいろ見るべきものがあるが、覚えていない。さっと見てエレベーターで上に上がる。

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 西の方向、西湖が一望である。下の建物は住宅が多いようだ。遠くは霞んではっきりしない。
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 通りは延安路。賑やかなところが呉山広場。その右、山の陰になるが清河坊。

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 西湖の反対側。山の麓に宋の皇城があったはず。現在は鼓楼が残っている。
 遠くに銭塘江が見える。呉山は銭塘江と西湖の中間にある山だ。

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 南側、隣の建物は廟。この廟の名前を確認しようとしたが見つからない。向こう側が正面。城隍閣はその廟の裏手にある。城隍閣の上の階の額に城隍廟というのがあった。城隍廟を兼ねているか。してみると隣の廟は城隍廟ではなさそう。
 この尾根を最奥の展望台まで歩く。

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 展望台より城隍閣を見る。これで城隍閣の姿形がはっきりする。
 杭州の山々は低いが緑が濃い。
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 一部を拡大。

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 道を探しながら西湖とは反対側に降りると、アパート群があった。
 ここから鼓楼までかなり歩く。

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 途中で見た自転車。写真を撮っていると、パトカーに乗っている人が不思議そうにわたしを見た。
 一台で道を塞ぐように駐輪する、この仕方が面白いと思ったのだが。

 この日は再び、鼓楼から「Y6」のバスに乗る。そして終点の体育館まで行く。大きなイベントがあるらしく、若い人が蝟集していた。
 わたしの目的はこの近くにあるはずの日本料理店。けさ、ホテルの観光案内で見たのだ。昼はトウモロコシ一本だったので、まだ早いが行くことにした。今の胃腸の状態では少しの油も口にする訳にはいかない。
 曙光路を少し東に歩くと、あたりは暗く人通りはほとんどなく、大通りを車が行き交うだけ。中国の道は、車の通る道と、自転車バイク専用道と、歩道と、はっきり分かれている。特に自動車道と自転車バイク専用道は分離帯で分かれている。ちょうどバイクの道と歩道の高さが同じところがあった。わたしは左手に観光案内書を丸めてバトンのように持って歩いていた。
 自転車専用道を後ろから自動車が通り抜けたとき、わたしの観光案内所にぶつかった。案内書は五メートルも先に飛んでいき、わたしの左手は振り回されてしまったが、案内書が衝突のショックを和らげたため、無傷で済んだ。それを持っていなければ骨折したかも知れない。
 さて、日本料理店であるが、はっきり言って高い。当然であろう。食材その他、多くは日本から取り寄せであろう。だがこの日のわたしにとっては救いの神だった。
 綺麗食品有限公司、看板はひらがなで「みのる」。三階建ての建物の二階である。三階は調理場。
 六時頃、まだ誰もお客はいなかった。ウェートレスは日本語が話せない。
 ここまでくると安心して、注文する。
「お酒は◯◯」「ありません」「▲▲」「ありません」「□□」「ありません」「それではあるものは」「これとこれとこれ」
 結局朝日ビールにする。奴豆腐・ほっけの開き・マグロと玉子の寿司二貫づつ(二個づつ。現在は一個を一貫という、本来は二個が一貫)。合計千五百円ほど。
 結局三日続けてこの店に通うことになった。
posted by たくせん(謫仙) at 08:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 江南 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
素敵な城ですね。
樹々に囲まれ、西湖を見下ろして、
建物も中国らしい雰囲気ですね。

中国はマンションラッシュですね。

中国の日本料理店は高いですね。
私の出張の時も酒抜きで100元くらいでした。
もっとも日本なら安いというのでしょうが、
もっとも私の入った店の経営者は韓国人でした。

中国の自動車は恐いですね。
やたらにクラクションを鳴らしますし、
でも、中国人は広い道路を平気で真ん中まで渡って
反対側の車が過ぎるまで待っていますね。
とても恐くて真似ができません。
大きな事故にならなくて良かったですね。
Posted by オコジョ at 2007年11月12日 20:45
城というより本来は宗教施設なんですが、今では事実上観光施設になっています。
中国の輸入品は、高い。これは為替レートと、中国産の品質の問題で、中国で日本並みを求めると当然日本より高くなるでしょうね。

わたしも自転車専用道路でなければ、もう少し気を付けて端を歩いたことでしょう。自転車バイクが全然通っていなくて、空いていたので自動車が入り込んで来たのでしょう。
少したってからゾッとしました。
Posted by 謫仙 at 2007年11月13日 08:35
トウモロコシ一本でよくぞここまで・・・
日本食が少々高くても通ってしまいますね。
友人のご主人が中国出張の度に日本食が恋しくて、
早期退職してご自分で日本食屋を始めましたが、
大陸文化と馴染めず、失意のうちに帰国されました・・・

それにしても大事にいたらずに良かったですね。
観光案内書を手に持っていなかったらとぞっとします。
日本の田舎暮らしにはなかなかに厳しい交通事情です。

言葉が理解できるということは、外国に行く上では不可欠ですね。
謫仙さんの一人旅編を拝見して痛感いたします。
Posted by みなのや at 2007年11月14日 20:51
トウモロコシというのは、あちこちで主食にしている食べ物で、一本でけっこうあります。二本なら腹一杯でしょうか。しかし、二本も食べる気はしなくて…。
旅行ならいいのですが、そこに住むとなると、文化の差は厳しいでしょうね。
たとえばバンガロー、数日なら楽しんでいますが、そこに住むのは耐えられない。

言葉、なんとか意志が通じるようですが、基本的には中国語が判るわけではありません。そこはまあ中国に対する知識でなんとかカバーするんですね。判らないときは筆記で。
Posted by 謫仙 at 2007年11月15日 12:04
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