2007年11月03日

杭州 2 西湖

 西湖は杭州市街の西にある。名前の由来は西施という。
 
chizuhanzhou.gif
(地図はクリックして下さい。大きくなります)

 南北に蘇堤が横切り、ほぼ東西に白堤が横切る。これはどの案内書にも載っているが、もう一本、蘇堤の西に楊公堤がある。大きな自動車道路であり、両側は樹木が茂っていて気がつかないが、地図で見ると堤防であることが判る。
 グーグル地図では、楊公堤の左側は陸地になっているので、堤防とは判らない。
 この中でどこが一番好きかといえば、左の「茅家埠」だ。普通の観光地図には載っていないかもしれないが、ここは歩く価値のあるところだ。
 今回は蘇堤の東側を。

07.10.14 347.jpg
 蘇軾の像である。蘇東坡の名で知られている。北宋の時代、この地の官となった。その時、浅くなった西湖を浚渫(しゅんせつ)し、その泥でこの蘇堤を築いた。
 蘇堤を歩いて遊覧船乗り場に行く。

07.10.14 349.jpg
 この漫画チックな船は江沢民だかが来たとき乗せるために造船した。わたしたち人民は、手前の小さな船に乗る。
 台風が大雨をもたらし、前日は杭州では洪水であったが、西湖も水があふれている。ベンチも半ば水没していた。

07.10.14 350.jpg
 雷峰塔がくっきりと見える。

07.10.14 352.jpg
 そこの売店で売っていた茹トウモロコシ、黄色いのが5元、この黒いのが6元。ぱさぱさで美味くない。皮(?)を剥いてから時間がたったに違いない。もちろんスイートコーンのようなみずみずしさは期待していない。

 船に乗って湖水観光だ。
 間もなく小瀛洲(しょうえいしゅう)という島がある。

07.10.14 354.jpg
 小瀛洲は田型の堤防のような島だ。つまり中に四つの池がある。この島も洪水状態。
 島の前に小さな灯台のようなものがある。三基あり「三潭印月」という。
「書剣恩仇録」ではここで戦いがあるのだが、わたしは記憶がない。

07.10.14 353.jpg  三潭印月、鵜は本物です。

07.10.14 355.jpg
 夕日が落ちるとなれば西の方角、双峰挿雲はどれだろう。
 わたしたちの船は孤山の近くまで行き、そこから乗った所まで引き返す。波止場はあちこちにあり、いわゆる片道でもよい。
 孤山は島であったが白堤によって陸地と繋がった。

07.10.14 356.jpg
 東側杭州市街は、高いビルは禁止されいるという。

07.10.14 360.jpg
 呉山の城隍閣。夜はライトアップされる。
 宋の時代この山の向こう側を中心に城が建設された。この山の左の麓に次の日に行く河坊街がある。再建された老街だ。
 右の方に廟があり、宋の時代は、城隍閣は奥の院のようなイメージではなかったか。
 この左端の山の向こう側あたりに鼓楼がある。

 バスに戻ると、今夜のホテル望湖賓館に行く。一休みして最後の晩餐である。
 食事はいつも二卓である。このときは、お願いして岡崎さんの隣の席にしてもらった。ちょっと話したいことがあったのだ。
 このとき、上海蟹が出た。美味しく食べたが、実を言えば、渡り蟹のほうが美味い。しかも上海蟹は小さくて、ほとんど食べるところがないし、食べにくい。
 いつもはビールだが、この時は昼に続いて紹興酒も出た。
 今回の旅行は食事のことに触れていないが(前回の桃花島旅行は写真を載せた)、一番印象に残ったことを言う。
 それは紹興の蝦だ。ふつう中国料理は蝦をそのまま料理する。ソースのたっぷり付いた固い殻を手で剥かなければならない。ところが紹興では腹に切れ目が入っていて簡単に剥くことができた。これくらいのことは日本人なら料理の基本と思えるのだが……。手を汚さなければならない料理は日本人向きではないな。
 食後有志で本屋に行く。二階にDVDの売り場がある。買ったのは三枚組「辺城浪子」35元(約5百円)。まだ見ていない。旅行記が終わったら見るつもりだ。

 本棚にはこんな本があった(^。^))。
07.10.14501.jpg

07.10.14502.jpg
 買わなかったけど。
posted by たくせん(謫仙) at 07:29| Comment(4) | TrackBack(0) | 江南 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
上海蟹は食べるのに苦労しました。
日本の蟹のほうが美味しいですね。
前らも謫仙山も書いていましたが、中国の料理は
油が多量に使ってあって、日本人向けではないですね。
火鍋のようなシャブシャブの料理に出会うとホッとします。

昔を偲ばせる風景がたくさんありますね。
しかし、反対側は近代てきなビル・・・
もっとも日本でも同じですね。

三潭印月の鵜は見事に調和して、飾りみたいですね。
Posted by オコジョ at 2007年11月04日 07:43
日本料理の基本は箸で食べられることでしょうか。
もちろん例外はあります。
きのう旅行のメンバーと懇親会をしましたが、出された料理のひとつに蝦料理がありました。全部殻を剥いてあり、そのまま箸でつまんで食べられます。そうでないと普通の日本人は手が出ませんね。
油はたっぷり使っていましたが。
上海蟹は茹でたままですから、蝦以上に食べにくい。

先日ある方と欧州の話をしたのですが、「油を使わない料理はないだろうな」と言っていました。一度行きたいのですが。
杭州は省都ですから都会ですから、ビルは仕方ないですね。
Posted by 謫仙 at 2007年11月04日 10:13
同じツアーにご一緒させていただいた者です。(夫婦で参加していました。)

先日はお疲れ様でした。杭州は当初より時間が取れたとはいえ
もうすこしじっくり見てみたい街でしたね。
たくせんさんはツアー以降も滞在されたとのことですので、
ぜひ杭州の見所についてのお話をお聞かせください。
Posted by goggles at 2007年11月05日 08:16
gogglesさん。
先日はありがとうございました。
杭州は6泊してもまた見切れないが一応満足しました。
杭州で嬉しかったのは「雲松書舎」でしたね。ひとりでは気がつかない所でした(^。^))。
ちょうど別れたところまで書きましたので、これからはひとり旅の紹介になります。
ブログはふたりで書いているのでしょうか(^。^))。
Posted by 謫仙 at 2007年11月05日 17:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/64252164
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック