2007年07月07日

聖姑(任盈盈)

笑傲江湖2001年版
ヒロインの聖姑(任盈盈)を演じているのは許晴(xuqing)。
なんと表情の豊かな人であることよ。
前に紹介した次の写真では神秘なイメージ。
       seiko-2.jpg
日月神教の重鎮であり、前教主の娘として特別扱いされている。教団の人たちに人気があり、現教主たちも、もしうっかり聖姑と対立しては、教団の人たちがついてこなくなるので慎重に扱っている。
 だが、それでも残酷なところがあり、自分に男の噂があろうものなら、恥ずかしがって、話した人を殺してしまいかねないのだ。
 聖姑は令狐冲が好きなのだが、それをいえない。そんなときでも、言い争いになれば昂然と言い返す。
        xu1.jpg
聖姑と令狐冲がいっしょに歩いているところを、教団の人たちが見てしまう。その男はいきなり刀で両目を切って、血を流しながら言う。
「わたしは3日前から目を患い何も見えません」
それなのに島流しにしてしまう。「一生帰って来なくてよろしい」
おいおい、そこまでするかよ。そこまでしなければならないほど聖姑が恐ろしいのかよ。恥ずかしいくらいでそこまでするかよ。
ドラマでは両目を切るのは1人だけで、他の人たちは止めさせるが、小説では全員だ。それでは教団にまともな人は、いなくなってしまうぞ。これで人気のあるのが不思議。
こうして、初めのころはとてつもない女と読者に思わせておいて、後半はまともな女になる。
はじめて聖姑が登場するシーンは大風になり、聖姑が来ると判るが、二度と大風は吹かない(^。^))。
        xu2.jpg
これは令狐冲になじられて、落ち込んでいるところ。
こういう顔の表情が実に豊かで、顔を見ているだけで科白の内容が理解できるのではないかと思えるほど。
 それでいながら何度も修羅場を踏んでいて、人生に対する覚悟のほどは並ではない。
 原作者の金庸が激賞した聖姑像である。
posted by たくせん(謫仙) at 07:59| Comment(12) | TrackBack(0) | 笑傲江湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
連城訣以来お久しぶりです。笑傲江湖の1巻目を読み終わりました。今朝方Amazonに注文・・今週来るかな?
まだ林平之と令狐冲、儀琳・・その他たくさん出てきますが聖姑(任盈盈)さんはまだです。
今回はドラマが無いので(Necoではもう放映済み<<残念!!)逆にゆっくり読めて良いですね。
それにしてもどうしてこんなに殺されるんでしょう!
儀琳さんが観音様の教えを言いますが、普門品そのもので、令狐冲が「斬られそうになっても、観音様念じたら相手に斬る気が無くなったり、縛られても解けちゃうんじゃ、武芸なんて必要ないじゃないか」(記憶なのでかなりいい加減です・・失礼!!)と言って儀琳さんを困らせます。
出家者が武芸(武力)を持って集団的自衛権を行使できることは軍事力以外何者でもないですね。
まぁ日本でも信長さんに叡山が焼れてるから・・どうなんでしょう・・理由があるんでしょうねぇ・・・
さて、先日仕事関係で葬儀がありお悔やみに言ったのですが、和尚さんがどこかで見た筆のお化けみたいなのを振り回してました。・・あの払子でした!このあたりは曹洞宗が多いのですが・・思わず「李獏愁」を思い出しちゃいました。
お盆だと言うのに・・とんだ罰当たりでございます。・・合掌
Posted by Toy2BKK at 2007年08月06日 16:38
 第一巻目、私が主人公は林平之だと思っていたところかな(^_^)。
 ドラマはすぐに聖姑が登場しますが、小説ではかなりたってからですね。
>それにしてもどうしてこんなに殺されるんでしょう!
 金庸小説は常にそれが話題になります。
 しかもそれが派閥争いの内訌に近い。せっかくの有能な人たちが亡くなっていく。
 共産党の勢力争いを揶揄したといわれています。
 それはともかく。
 出家者が武芸の修行をするのは説明つかない。考えてみると、中心の少林寺は今に伝わる拳法の本家。
 日月神教も五仙教も宗教団体。
 射雕の全真教も巨大な道観を持つ出家者の団体。
 山の中で巨大な建物を持ち、大勢の人を養えるのは、宗教団体しかなさそう。
 五岳剣派も剣の宗教団体かな(^。^))。寄進する在家の信者を見当たらないのは……、

  「訊かない約束です」

 冗談はともかく、仏教の尼寺で剣の修行は不思議ですね。
 当時の世相を反映して、自分たちで山賊(流賊など)から寺を守る必要があったと考えるところでしょうか。

 李莫愁姉さんのご冥福を祈ります 合掌
Posted by 謫仙 at 2007年08月07日 07:45
私も最初は林平之が主人公で、一族の恨みを晴らす話と思ってました。令狐冲が主人公だとは、WEBで知りました。
でも、Wikipedia以外は殆どDVDやドラマの解説なのでまだ出てこない人の話題が多くてちょっと??です。
昨日帰宅すると2・3巻が届いていました。注文から一日半で届いた事になります。
私も図書館利用したいのですが、平日は無理なのと土日は前日の飲みすぎや買い物なんかで終わってしまいます。
夜型はだめですねぇ・・・
早速半分ほど読みました。あ・・曲洋老人の孫娘がいとも簡単に殺されます。
かわいそうに・・令狐冲が洞窟の中で何かを見つけました。
何だかこれがこの物語のキーワードの様な気がしますね。連城訣は剣譜が財宝のありかを示してましたが、
どうもこの洞窟の中の屍の人々が五嶽剣派の天敵で、これを封印する事で五嶽剣派の権力を保ち、会得する事で権力を掌握
・・・現実的な「金・物・出世」で義侠心など無し。
先を読みたいけど・・仕事です。ではまた!!
Posted by Toy2BKK at 2007年08月08日 10:43
金庸は、武侠ばかりでなく、それに歴史性もとりいれ、さらにミステリーの要素を取り入れる。そうすると面白くなると言っています。
洞窟の夥しい死体はそのミステリー部分ですね。
この洞窟ではもう一度似たことが繰り返されます。3に書きました。

正と邪の判断はどこでするか。この物語は正と邪めまぐるしく逆転していく話です。
言われてみると、わたしも書庫には、本の紹介だけで、ストーリーや感想などは書いていませんね。
読んだ当時はまだHPの使い方もよく判らなかったころ。ストーリーや本の写真を載せては著作権侵害にならないだろうか、と心配したころです。
ドラマを見て詳しく書くようになりましたが、小説とはかなり違う。その部分に注目して書いたりしました。
純然たるストーリーは書く気はないので、しかも本を読む人はストーリー紹介など読まない方がいいし、で、結局書きませんでした。
Posted by 謫仙 at 2007年08月09日 08:46
3巻目に突入しました。思わぬ展開にあっけにとられています。
2巻目の終わりに風清揚からあの独孤九剣を伝授され・・楊過と神Gを思い出しちゃいました。洞窟の話はまだまだ続くんですね・・・
任盈盈さん登場・・と言っても謫仙さんのHPで今知ったところです。この婆さん?だれかなと思ってました。
実はAmazonから1・2・3巻購入したので全部かと思ったのですが、文庫本がまだ3巻までと知り、ゆっくり読みたくて職場への持込を禁止したのです。だって、3巻目の1/3読んでもまだドラマの紹介HPのシーンがあまりなくっておかしいと思ってました。まだまだ続きますよね?だって令狐冲は病気のままですから・・・そうなると、4巻以降は何時発売になるのか・・子供の頃少年マガジンが待ち遠しかったあの頃を思い出します。ではまた!
Posted by Toy2BKK at 2007年08月09日 12:56
まだ三巻ですか。単行本通りだと七冊になります。
洞窟の話は、後日に再登場します。
次からは令狐冲の病気を治す話が中心になりますが、治そうとすると、それが更に重くなる原因になることを繰り返します。どちらかというとドタバタ劇。
ドラマでは任盈盈はあの前に何度も顔を見せていて、あのシーンでも見えますから、見てる方はミステリー性がなくなります。
わたしは任盈盈は、射G英雄伝のお蓉ちゃんを思い出します。武芸ができて、頭がよくて、意志が強く、いつも主人公を陰で支える。機転かきく、というのでしょうか。アッという裏技を見せますね。
まだ先は長い、これからメインの話になりますのでご期待下さい。五岳の争いとか、日月神教の内紛とか。
Posted by 謫仙 at 2007年08月10日 13:42
お久しぶりです・・・やっと文庫本「笑傲江湖第五巻」が発売になり、4・5巻を注文・・2日半で読んじゃいました。
中々発売されないので、お盆に射G英雄伝全部読んだのですが、先週末に案内が来て、注文・・6・7巻は年末かな・・中古本買おうかな・・
令狐冲の病気がやっと治って(?)、恒山派の総帥になる展開ですね。
任盈盈一行と東方不敗に会いに行くところで・・5巻目は終わりです。
ドロドロした人間関係と例の洞窟の話も少し出てきました。
もうCSではドラマやらないのかな・・最後の方のシーンをちょっとだけ覚え
ているのですが・・
話はそれますが、職場の中国人技術者に聞いたら、韓流
ドラマが中国本土でも流行ってるそうです???
ではまた!!

Posted by Toy2BKK at 2007年10月08日 13:16
魔王が復活したあたり、不気味な気がしたのですが、案外まともな人で安心したりしました(^_^)。
それにしても2冊を2日半とは。寝る暇もなかったことでしょう。
10月の6日からホームのトップに書いた旅行に行ってきました。
あいにく台風で桃花島には行けなくて、かわりに神G侠侶城に行ってきました。
岡崎先生と話をする機会があって、寝食を忘れて読んだ話をすると、半ばあきれながら、「ありがとうございます」と言っていました(^_^)。

その他、旅行の話はまとめてから発表する予定です。

寒流ドラマはテレビで放映していました。けっこうにんきがあるようです。日本のドラマもあれば人気が出ますが、三ヶ月と短いため、ブームになる前に終わってしまうようです。残念ですね。
Posted by 謫仙 at 2007年10月17日 15:57
あれ程の猛暑が嘘の様に秋風が冷たい北関東です。<2週間前はセミが鳴いてました・・・
お帰りなさいませ!ご無事で何よりです。BBSで一時健康を害されたと読みましたので心配しておりました。
さて、文庫本6巻目の発売を待てず、古本で単行本を購入し、7巻目は古本の値段が高かったので新品を購入しました。そして、今朝読了・・あっけなかったです。もっとゆっくり読むべきでしょうか・・・
謫仙さんのHPで神G侠侶を読み始め、連城訣・射G英雄伝・笑傲江湖とここ数ヶ月で4作の金庸作品に出会いましたが、令弧冲は主人公の中で一番好きなタイプでした。ヒロインも最初はなぜ謫仙さんが盈盈を贔屓にするのか疑問でしたが、黄容さんや水笙さん、小龍女とは違った持ち味がありますね。・・次は何を読もうか・・・読み返しも楽しみです。・・ではまた!!
Posted by Toy2BKK at 2007年10月19日 12:12
一気に読んでしまいましたか。
数冊分のアイディアを一冊に詰め込んだような本なので、途中でやめられなくなりますよね。
これらの本は、金庸さんは改訂版を出しているのですが、評判はよくないようです。
岡崎さんにお訊きしたところ、改訂版は翻訳する気はないと言っていました。

次は「天龍八部」などいかがでしょうか。これも複雑な内容と多くの謎を秘めた物語です。
Posted by 謫仙 at 2007年10月20日 13:54
Hello,I'm a Chinese student and I like 金庸 so much.You seem like him too~(my English isn't well,may be there's something inaccurate with my words,=_=|||| I hope you forgive me.)I didn't know that some Japanese like 金庸 so much.Could you communicate with me??Thank you~
nn9058@yahoo.cn
Posted by 夏 金蛇 at 2008年08月02日 12:57
わたしは英語が判らないので、コメントできません。悪しからず。
qing ni xie zhong wen hao ma?
Posted by 謫仙 at 2008年08月02日 18:37
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