2016年08月27日

青島から曲阜へ

岡崎由美先生と行く
水滸伝の舞台と世界遺産「曲阜・泰山」を訪ねる旅 1 
青島から曲阜へ

 8月19日(金)、添乗員の増山さんと、岡崎先生と、英雄女侠10人が中国山東省青島の空港に集合した。
 出迎えてくれたのは、中国のガイド王さん。総勢13人となる。

P8197650.JPG
 青島の駅だが、こちらは在来線。右手の奥に行く。

P8197653.JPG
 高速鉄道の駅
 
P8197652.JPG
 周りで目に付くビル、ホテル。
 地下鉄の工事中であった。

P8197654.JPG
 マンション

P8197651.JPG
 ホテルだろうか。

 駅に入るには空港なみの荷物検査がある。

P8197658.JPG
 高速鉄道のホーム、電車は和諧号。

P8197659.JPG
 新幹線にそっくり、座席は横に3席2席。

suikodenchizu1.jpg     suikodenchizu2.jpg  横1000ピクセル

 青島駅から高速鉄道で曲阜に向かう。列車は時速三百キロを越えるのだが、鉄道が旧型で百八十キロしか出せない。済南市を過ぎると90度近く南に曲がり、新しい鉄道になり、時速は三百キロを越えた。

    2016.2.02.1.jpg
 それも十数分で曲阜に付く。
 約三時間半、車内では江湖の話が飛び交う。
 王さんは日本語はうまいが、言い回しが今ひとつで、以下は多少訂正している。

岡「日本では三国志が一番知られていますね」
王「諸葛孔明は中国では人気がありません。諸葛孔明がいなかったら蜀はもっと続いたと言われていますよ」
謫「でも、諸葛孔明がいなかったら、蜀の国は興らなかったでしょう」
王「まあそうですけどね」
  参考  姜維伝
 孔明の八卦陣は、小説射G英雄伝の桃花島の黄薬師(東邪)が得意で、弟子たちもそれなりに会得している。
王「日本では諸葛孔明とは本当はどんな人だと思っていますか。神様みたいな人だと思いますか」
謫「政治家としては素晴らしい。だけど将軍としては無能(凡将)」
★「赤壁の戦いでは何にもしていないし」
 その他の評価に賛成してくれたけれど、ふっと思った。私たち一行には常識だけれど、一般の日本人はどうか。
 岳飛の説明もあった。
謫「南宋は国力が底をついて戦う力もなく、秦檜の和平工作でようやく国が保っているのに、主戦論を唱える困り者」
 岳飛は英雄扱いで、秦檜は国賊扱いであることを知っていたが、あえて口にした。わたしは秦檜を比較的高く評価している。
  参考  臨安水滸伝
王「岳飛の場合は岳飛よりそのお母さんに人気があります。子供の岳飛に「尽忠報国」の入れ墨をしたことで」
 なるほど、それなら納得できる。
王「皆さんはヤンジャーシャンを知っていますか」
★「ヨウカショウ?」
王「そうです、知っています?」
 わたしは少し間を置いて楊家将と気づいた。
謫「岡崎先生は、日本で初めて、楊家将を完訳したばかりですよ」
  参考  楊家将演義
 王さんが目を丸くした。
 その後、金庸に話が及んだか、これも岡崎先生が翻訳して日本に紹介したことを話すと、金庸の話より岡崎先生にびっくり。
 王さんは旅行の計画やその他いろいろに気を配ったが、岡崎先生については調べていなかったようだ。

 わたしは話が全部聞き取れた訳ではない。あちこちで通じないことがあった。
王「…は評判が悪いです。あんな下手な俳優をどうして使ったのか…」
★「…ワンイーイェンはかわいいので許す」
 ワンイーイェンとは…、しばらくして、王語嫣と気がついた。
 ウーン言われてみれば、王語嫣役の俳優は演技がうまいとはいえなかった。でもわたしは大好きなのだ。当時は15〜16歳。次の小龍女のときは、17〜18歳で、役をこなしていたと思う。
 俳優の名前とその役の名が、日本語と中国語で飛び交うので、理解できないほうが多かったかな(^_^)。まして香港の俳優は、中国語名と英語名があり、わたしは全くの不案内なのだ。
 岡崎先生も、「それはわたしも知らないンです。迷子さんなら知っているのでは」なんて話を振ることもあった。

 途中で濰坊市や淄博市を通るころ、もう暗くなってきた。この辺りは見渡す限りの平野で高い山がない。大農業地帯だ。華北の食料庫であった(このときは見えなかったが、帰りに実感した)。日本にもだいぶ輸出している。
 なお、配られた地図は日本語であった。
王「私の会社で日本人客のために作りました」
 その一部が上の地図である。
posted by たくせん(謫仙) at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 武侠世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/441343008
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック