残念ながらわたしは見ることができない(涙)。
小説の連城訣は金庸作品の中でもっとも好きな小説だが、ドラマはかなり構成を変えて、しかも、今回は日本の放送用に再編集したものらしい。わたしはレンタルショップを探したが扱っていない。見たという人もいるのでどこかにあると思われる。
小説は視点がひとつ、つまり荻雲(てきうん)の視点で語られているので、その意味では判りやすい物語だ。
江南なまり小説(笑)上手く表現できるのか。
唐詩(タンシー)剣法をたん死(タンスー)剣法と間違うという話など。日本人に判るように上手く捌いているか心配。
第一話は、梅念笙を3人の弟子が襲い「剣譜」(?)を奪い、梅念笙は重症を負いながらも丁典に助けられ、「神照経」を預けた後絶命します。「剣譜」を奪った弟子たちは仲違して別れる。このとき戚長発がネコババしたが言達平(?寝てるときも編み笠かぶった変な人)に罪をかぶせる。ここから数年後、戚長発は娘と弟子一人で農村で暮らしている。そこへ萬震山の息子が父親のお誕生会に誘いに来て、3人で都(地名?)へ・・この弟子、狄雲が主人公なんですね!・・そこで狄雲は萬震山の息子と弟子からリンチにあう。・・・ここまでが1話でした。元々31話を7回にまとめたチャンネルNECOオリジナルだそうですから、小説ともかなり違うかもしれません。
それにしても萬震山の息子はやな奴ですね!武芸は狄雲にかなわないくせに後ろから足を狙ったり・・最低ですね!戚芳(一人娘)は今は田舎娘だけど変身するのかな・・少なくとも神?Gのようにかわいい子は出てきませんね。
戚長発がネコババしていた? これは記憶にないので、コメントは保留(^_^)。
とにかく英雄だの好漢だのといわれ一目置かれていたはずの人が、本当はとんでもない悪党、と言うのがこの物語全体のイメージですね。
いわゆる裏社会を一般社会から見れば……、というところでしょうか。
このドラマは、剣戟などが実戦的で、可愛いだけの女の子では無理だったんだろうという説があります。
もう1人のヒロインはどうなんだろうな。
それにしても長い間貧乏暮らしをしてまで、連城訣が欲しいものか、とあきれますね。
Amazonから『秘曲笑傲江湖 1 (1)』の案内が来ました。ついでに連城訣を薦めていたので買おうかと思ったのですが・・・ちょっと疑問が・・というのは、「連城訣 上(1)」「連城訣 下(3)」をまとめて買うと送料がただになるとの事ですが、「連城訣 中(2)」があるのでしょうか?アマゾンで買うと実物が手に取れないので失敗します<神Gのとき文庫本があるのがわからず、1・2巻は高いの買っちゃったんです・・徳間文庫を調べたら2巻ですね!安心して買おうかな・・
>まず、最初の決闘場面が小説にはありません。
そうなんですか!!じゃあチベット僧(みたいな人)との戦いも無いんですか?血刀老租かな?この人が梅念笙の墓を立てるけど、血刀老租が石屋をたずねて丁典の名前を聞き出すシーンなんかも無いのでしょうか?・・原作読みたくなってしまいました・・・買って来ましょう・・ではまた
連城訣は上製本なら上下2巻です。
菊花散る窓
雪華舞う谷
文庫本でも2巻と聞いています。下(2)の間違いか、2の意味が違うのか。
最初の場面は、小説では後で説明できるが、ドラマでは判りにくいので(切れ切れに見るので)最初に物語の背景として説明したのではないかと思われます。
チベット僧はもう1人のヒロインを掠おうとしているときに荻雲と出会います。ずっと後で壮絶な戦いになります。
それにしてもチベット僧というのは悪役が多いですね。金庸先生何か恨みでも(^。^))。
墓を建てたのは丁典ではなかったかしら。それで連城訣が丁典に伝わり、荻雲に伝わる。
これらの話はもう少し先になりますね。その前に様々な苦労をします。あの人に裏切られこの人に騙されの苦難が続きます。
またまた録画失敗・・おせっかいなシステムが勝手にキャンセルしました。がっかりです。酔っ払って帰宅後慌てて観たのですが、記憶がワープしてしまいまして・・結局本日再録画です。で、Amazonで注文したのが来たのですが、誤って秘曲笑傲江湖 1と連城訣 上を注文しちゃいました。これだからネットショップで便利な店はその分リスクも多いいです。まぁキャンセルしないで上巻を読んだら次回購入します。もう半分ぐらい読んじゃいました。連城訣のサイトがあったんで観ましたら、やはり最初の決闘のシーンはドラマ用に付け足したそうです。今日読んだところで丁典から決闘のシーンを聞いて荻雲がびっくり・・でも丁典すぐに死んじゃう・・連城訣が秘宝のありかを解く鍵とは・・・想像もしてませんでした。このどんでん返しというか荻雲の地獄がいつまで続くのか・・
ところで、現在「射雕英雄伝」の2007年版ドラマを作成中だそうですね。何でも主人公が交通事故で撮影が延期され金庸さんとの契約が問題になったそうですが、金庸さんは無償で延長なさったとか・・さすがターレンですね!
ではまた・・・
それにしても本屋に頼むよりよほど早いですね。本屋の流通は決定的に問題がありそう。それでも早くなりましたが。インターネットのなかったころは、早くても一ヶ月以上かかりましたね。
新しい射G英雄伝が作られているのは聞いていましたが、延期されているというのは知りませんでした。
何度もリメイクされているし、他の物語もあるし、金庸先生はあわてることはないと思っているのでしょう。
急いで粗悪なものをつくるのをもっとも嫌うお方です。笑傲江湖の時は、許晴の聖姑を理想的と喜んでいたのに、ラストが変更されて激怒しました。ドラマを作る人が小説の深みを理解していなかったらしい。
最近、小説のリメイクをしているという話があります。それが翻訳されるのはいつのことか。仄聞では、評判は高いとはいえません。
さて、連城訣(上)読み終わりました。ドラマと全然違う話です。ドラマは結局ちゃんと観てないので断片から察すると・・狄雲が死んだと戚芳さんに別の死体を見せたり・・後で出てくるのかな・・冒頭の決闘シーンで奪った「剣譜」はどうなったんだろう?ドラマだと戚長発が奪ったものの、字の読めない戚芳さんが押花の台に持っていってしまい、万震山にとられたと思い取り返しに行くみたいな設定に思えたのですが・・上巻を読み終わってチベット僧と雪山に閉じ込められたところです。狄雲は変な人に気に入られるのですね。さて、先ほど注文しました。明後日には届くでしょうか?これは小説のほうが面白いですね。・・・ではまた
何度もドラマ化されると、制作者は自分の特徴を出そうとして、原作の設定を変えたりしますね。その変えかたで、制作者の理解度が判るし、面白さが変わる。
わたしのは場合は、原作に忠実であって欲しいと思います。
小説より面白くないのは判りますが、編集する前の中国版をそのまま日本語にしたら、面白いのかも知れませんね(^。^))。
戚芳は字が読めない? 小説もそうだったかな、まあ田舎の農家の娘では、それが普通ですが。
わたしも曖昧なところをはっきりさせようと、三読を始めました。
昨夜もう一度第二話を観ました・・とはいってもまた途中で何度かうとうとでしたが・・・まぁ何とか・・ぼこぼこにされた狄雲はその直後、乞食の爺さんに手解きを受けて正しい?連城訣剣法を習う。翌日8:1の戦いに勝ってしまう・・これで小説の通り師父は逃げて狄雲は投獄される。この間に小説にはないけど、萬震山の息子がどうやって狄雲を陥れたか、狄雲に連城訣を教えたのが恐らく言達平である事がわかります。小説は狄雲の視点ですから、濡れ衣を着せられ、裏切られ、やっと出会った人は直ぐに死んじゃうとか・・・救いは無いのか・・ドラマだと暗くなりすぎるのとある程度見渡しの良い構成じゃないとわかりにくいのでしょうか?さて、丁典と脱獄したかどうかは・・寝てしまい記憶にありません。本はまだ届きませんが明日が楽しみです。
普通、あわやというところで助かるのが、こういう物語の定石なんですが、狄雲はそこで助からない。
右手の五本の指を切り落とされ、肩胛骨に穴を開けられ、容貌を変えるために髪の毛やヒゲを全部抜き、足を折られ、と、どれひとつとっても堪えられないのに、けなげに生きていく。
確かにそのままではドラマでは暗くなりすぎですね。
金庸は物語にミステリーの要素を必ず入れます。それが深みを与えるのですが、先にバラしてしまうと、浅くなってしまいそう。
わたしも第一巻を読み終えましたので、あらすじを書いてみました。
下巻が届いたので早速読んじゃいました。下巻の方が薄いんですねぇ・・・一気に一晩で読んじゃいました<今日は仕事なんです・・・眠いです・・・ヒロインが水笙(あってるかな?)さんなんですね!最後まで読んでわかりました。ドラマの方は小説に無いシーンばかりで・・・小説に戻ると・・てっきり狄雲は戚芳・空心菜親子と一緒に逃げてHappyEndかと思いきや情けが仇となって・・・戚芳をも失った狄雲が哀れ!と思いましたが、最後の数十ページで・・これ程変わるとは思いませんでした。梅念笙→丁典→狄雲と神照経が伝わり、何の因果か血刀法までも会得して神G侠のごとく最強になったのですが強くなった狄雲はまともに戦いませんよね。逆に梅念笙の弟子をはじめ武林の勇者?達は財宝の毒で狂い死にして行く・・・狄雲が鋭くなって梅念笙がなぜ弟子に嘘の連城訣剣法を教えたのか理解してゆく課程・・私も今ひとつこの仕組みが?ですが・・もう一回読まないといけませんね!
ところで、不思議に思っていたのですが、ドラマのオープニングかエンディングに水笙さんらしき人が狄雲と一緒に戦うシーンがあるのですが、ドラマの紹介HPに小説に無いシーンがあり、花鐵幹を倒すそうです。なぜ水笙さんが出てくるのか?気になっていたところです。それと、狄雲の右手にはちゃんと指が付いてます<ドラマ・・さぁ次は何を読もうかな・・ではまた!
下巻が薄いんですか。上製本だと、10ページくらいしか違わないんですが。
>私も今ひとつこの仕組みが?
わたしもよく判りません。そもそも、なんで大事なことを教えたくないような男を、梅念笙は弟子にしているのか。
狄雲は梅念笙の三人の弟子の卑劣さと丁典の話から理解するのも、絶技を身につけた為ですね。
昔、日本もそうなんですが、基本的にどこかの組織に所属しないと生きていけなかった。貨幣のない時代の部族社会は勿論、中世もそうだったことでしょう。ほとんどの人が、嫌でも生きていくために我慢する社会でした。
「なんのために仕事をするのか」なんていうような人は、みな餓死してしまった時代ですね。女は男に所属しなければ生きられない時代。
わたしたちはそんなことを背景として知っている、意識していなくても知っているので、物語が成り立ちます。
さて、水笙さんらしき人が狄雲と一緒に戦うのは、花鐵幹が水岱の死体を食おうとして、それを止めさせる為に戦うシーンでしょうか。花鐵幹は逃げてしまいますが。
右手に指がある? それは……。ないとするのは難しかったのかな。
そういえば、神G侠侶でも楊過が右手をなくしますが、過去のドラマは左手だったそうです。今回は原作通り右手にできたのは俳優の能力なんでしょうね。