2007年05月20日

華山の別れ

 華山で楊過と小龍女を見送る郭襄は涙をこぼす。次の詞が続いて、この物語は終わる。

秋風清く、秋月明なり、
落葉聚(あつま)り還(ま)た散じ、
寒鴉栖(やど)りて復た驚く、
相い思い相い見ゆるは何れの日か知らん、
此の時此の夜情為し難し。


 これは次の李白の秋風詞、初めの三行を読み下したもの。あとの三行の読み下し文を探したが見つからない。
    秋風詞  李白
  秋風清 秋月明
  落葉聚還散 寒鴉栖復驚
  相思相見知何日 此時此夜難為情
  入我相思門 知我相思苦
  長相思兮長相憶 短相思兮無窮極
  早知如此絆人心 還如當初不相識


 試みにわたしが考えてみたが、よく判からない。判る方がいれば、ご教示願いたい。

我は相思の門に入り、我は相思の苦しみを知る。
長い相思は長く相い憶え、短い相思は窮極無からん。
此の人の心を絆ぐが如きを知るは早く、
還(ま)だ當初の如く相い識らず。

 こんなに早く恋の苦しみを味わうなら知らないほうがよかった、と言う意味らしい。
 郭襄の心境にぴったりではないか。
posted by たくせん(謫仙) at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 神G侠侶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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