2007年05月06日

金庸の世界

   監修 岡崎由美   徳間書店  1996.8
 金庸の小説がこれから翻訳刊行されようとしたころに、入門書として書かれたものである。すでに在庫もなく購入はできないらしい。
       kinyounosekai.jpg
 表紙の写真は「楽園の疵」のシーン。これは今でもレンタルビデオで見られる。
 金庸の武侠小説の解説書である。武侠小説は江湖の英雄を扱った小説であり、あまり日本人にはなじみがない。だが、全世界、中国人のいるところには必ずあるという。金庸は武侠小説作家の雄である。
 「江湖」とは官に対する民間の意味であるが、実体は裏社会に近い。口絵では今まで映画化されたうちから、代表的な映画を紹介。
清朝皇帝(書剣恩仇録)・楽園の疵(射G英雄伝)・笑傲江湖・鹿鼎記・倚天屠龍記。

     bukkyotobira.jpg
 口絵、李志清の画く「神G侠侶」の一部分である。
 襄陽城の戦いで、金輪国師が郭襄を人質にして、郭靖に降伏を迫るところ。

第一部 金庸とは
   金文京  金庸ってだれだ?
 一九八九年の一月、東京の渋谷で「香港ニューシネマフェス89」と題する香港映画の上映会が開かれた時のことである。この催しのため来日した香港を代表する女流監督、許鞍華(アン・ホイ)が舞台挨拶に出たところ、観客の中の若い大学生風の女性が彼女に、「日本では中国の現代文学はあまり紹介されていないが、あなたはどういう作家が好きか」という趣旨の質問をした。これに対して許は即座に張愛玲と金庸という二人の作家の名を挙げたのである。現にこの時、彼女の作品として上映された「書剣恩仇録・香香公主」と「傾城之恋」は、それぞれ金庸と張愛玲の小説を映画化したものであった。しかし当の質問者はこの二人の名を知らないようであり、通訳も心もとなさそうに見えた。当時、会場にいてこの問答を開いた筆者は、思わず苦笑を禁じ得なかったのを、今でもよく覚えている。

 この中の質問は正確とはいえない。ただこの二人は知られていなかった。特に金庸は東南アジア各国のベストセラーであり、日本が例外だったのだ。
「金庸とは誰だ」と問えば、「(金庸を知らない)日本とはなんだ」と跳ね返ってくる。
 金庸の作品を読む前に、作者についてある程度知っておいてもよいであろう。そして金庸を知るためには、そのもう一つの顔である査良繧ニいう人物を知らねばならない。
 査良繧ヘ金庸の本名である。ペンネームは最後の「縺vの字を二つに分けたもの、すなわち金庸となる。
 査良繧ヘ、香港の有力日刊紙の一つ『明報』の創立者にして社主(現在はすでに引退)、そしてその『明報』紙上に武侠小説と共に社説を書きつづけた出色の政治評論家であり、一九八四年に香港の中国返還が決まって以後の一連の動向の中で重要な役割をはたし、現在もはたしつつある政治家である。一九九一年、香港の雑誌『資本』が発表した一九八名の「九十年代香港華人億万富豪」中、第六十四位にランクされる大富豪でもある。武侠小説は、あたかもペンネームの金庸が本名の一部分であるように彼の多彩な活動の一つにすぎない。

 すべて引用だが、これで金庸のイメージがはっきりしてきたのではないか。
 なお、引退後、オックスフォード大学の客員教授になっている。
 岡崎由美と土屋文子は翻訳開始の挨拶のため金庸と会っている。
 まず、金庸作品集版元の明河社を訪問。厄介だったのは、版元がとにかく早く出してくれと強く要望していることだった。下手をすれば、十年二十年かかる仕事です、と言ったら、とても理解できないという顔をされた。会話の端々から推測するに、同じ漢字文化圏で、中国文化受容の伝統もある日本だから、ちょっと置き換えれば、日本語に通じるというイメージをお持ちだったのではないかとも思う。
「拙速でいい加減な翻訳を出したら、金庸先生のお名前に関わりますよ」
 と、こちらも身の程知らずな啖呵を切って、空気の凍りつく場面もあったが、……

 その後レストランで会食。入り口に「査府」の文字、これが日本なら「××ご一行様」土屋さんを紹介するとき、「彼女はわたしの師妹なんですけど…」と言ったら大変喜んだという。師妹と言うのは武侠世界の専門用語で、本来は学妹と言うところである。
 こんな話がいろいろ。
それから各種の武侠小説の簡単な紹介。

第二部 金庸作品の魅力
 まず全作品の紹介である。
 次に登場人物の紹介。
 武侠小説の歴史年表。

第三部 金庸作品のメディア制覇
 これまでに映画化されたリスト。これだけでも圧巻である。
 昔日本で、正月映画といえば「忠臣蔵」少し前までは、「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」。この忠臣蔵のように、何度もリメイクされたという。客はストーリーを知っていることを前提に作られているので、知らないと何かなんだか判らないそうだ。
 表紙の写真も、「外伝」のようなもので、原作にはない物語の映画化である。
 そのほか、写真や漫画による名場面の紹介。あるいはパソコンゲームなど。現在では、改めてリメイクされた長編映画(DVDなど)が出回っている。本もすべて発行された。

 もし、同様な本を作ろうとしても、それらの情報を盛り込まねばならず、再版は難しいのではないかと思う。
posted by たくせん(謫仙) at 07:30| Comment(21) | TrackBack(0) | 武侠世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一気に真夏の北関東です。体がついてゆけません・・・
わーこの本は是非読みたいですね!射G英雄伝をやっつけたらアマゾンの古本で探してみようかな・・ここ数年小説本を読むことなど無かったのですがたくせんさんのこのページのおかげで読む楽しみが復活しました。まぁCSで射G英雄伝を観てからの流れですが、ドラマの補助的存在だった小説が逆転した形ですね。小説だと郭襄ちゃんを拉致した金輪国王が弟子にしようとする件がありますがドラマではどうでしょう?3週分ということはまだ6話あるから・・相変わらず仕事がきついので、射G英雄伝をいつ読めるか?ですが・・楽しみです。
Posted by Toy2BKK at 2007年05月09日 09:46
わたしも急に暑くなって体がだるくなりました。お互い気を付けましょう。身体保重。
この本は内容が古く、つまり10年以上前の情報なので、再刊は難しい気がします。わたしが買ったのは5年ほど前で、2年前に古本屋で見ました。
そんなわけで新本は難しいかも知れませんが、見当たらないほど珍しい本ではないと思います。
近いうちにもう一冊「きわめつき武侠小説指南」をプログにアップします。
書庫の目次を開くと
  きわめつき武侠小説指南−金庸ワールドを読み解く−
  武侠映画の快楽
  漂泊のヒーロー
とHPの「書庫」に載せてあるのを見ることができます(^。^))。

ドラマは全部で41話なので半端な1話はどうなるのだろう。メイキングも放送するのかな。メイキングを見ていると、ドラマ同様に劇的ですよ。
郭芙が車から降りるのが遅いと怒鳴られて「すぐ行くわよ、そのために来たんだから」とけんか腰。まるでドラマの郭芙。
夏服の緑萼ちゃんのまわりは防寒服を着たスタッフ。こごえて動けなくなった緑萼ちゃんを楊過が背負って山を下りたとか。楊過偉い!

わたしはいま第5巻を読んでいますが、おちびちゃん16歳の誕生日のあと、楊過36歳と出ていました。
あの年表と同じでした。してみると間の推定もほぼ間違いなさそうです(^。^))。
Posted by 謫仙 at 2007年05月10日 08:42
曇天です。雨が降らないといいのですが・・・
早速古本のWEBサイトにありましたが、新刊と同じ値段でちょっと引いてしまいました。図書館という手もあるかな・・わが町のは小さいからどうでしょうか?CSのサイトで38・39話が紹介されてます。耶律斉が新幇主になるけど、クドゥふんする何師我にやられるのかな?確かダルパが出てくるのかなちょっと忘れちゃったけど・・再来週で終了ですね。明日が楽しみですね!
Posted by Toy2BKK at 2007年05月10日 10:45
Toy2BKKさん。
新刊と同じですか、もともと割高な本だと思いましたが、写真など多いので、この値段になっても仕方ないでしょうね。
再刊がなさそうだと思うと、もしきれいな本ならその値段でも。しかし図書館にあるのならそれで間に合わせましょう(^_^)。
律儀者のダルパはクドゥを恨んでいますから、仕返しができて、約束通り金輪法王から去っていきます。
小説では痩せた男なんですが、ドラマは力士のよう。
ところで予告は37・38話ではありませんか。そのあとが39・40で41が1話だけになると思います。
演出は大げさすぎて、小説を読んでから見ると、しらけることもありそう。
Posted by 謫仙 at 2007年05月11日 07:28
風が強く車が浮く感じの北関東です。
そうですね・・37・38話でした!今日中に帰れるか?です。やはりダルパさんが出てくるんですね。楊過を兄弟子と信じ込んだり、金輪が瀕死の時世話をしたり中々良いキャラですね。正直、このシーンを小説で読んだとき今ひとつわからない点があった記憶がありますので、ドラマは助かります。
今思うに、楊過は郭夫妻からは武芸を教わらず、欧陽鋒、小龍女、洪七公、黄薬師、周伯通、神Gから直伝で仕込まれてるんですね。そうそう・・無双ちゃんが、李莫愁から盗んだ「五毒秘伝」も持ってるからさすが神G侠ですね!無双ちゃんと程英ちゃんはもう出てこないのかなぁ・・
Posted by Toy2BKK at 2007年05月11日 09:45
わたしも小説ではイメージが涌かないところがあります。それをドラマで見て、「エッこれじゃ違うよ」
ダルパなんかそうですね。絶情谷も。
楊過は黄蓉から文を教わっただけですね。一年にも満たない期間ですが。それが楊過にとって、大事なことだった。終南山に行っても、素読について行けたし、古墓に入っても役に立っている。
武術は当代の五絶から学んでそれを消化している。残るは郭靖・黄蓉・金輪だけということかな。その上で自分で編み出したのは悲しみの技。幸せになったら、多くの技か使えなくなっているかも知れませんね。

無双ちゃんと英ちゃんは郭襄を救うために活躍します。襄陽城の戦いでは顔を出す程度。いいですねえ、このコンビ。
Posted by 謫仙 at 2007年05月12日 07:25
よい天気なのに仕事です・・・残念ながらVTRの仕掛けに失敗しました。今日の午後再チャレンジですが・・・古いタイプの機械なので失敗が多いです。という訳で週末の楽しみがお預けです・・無双ちゃんと程英ちゃんは良いキャラですよね。小説だと青年楊過が悩むシーンがありますが、ドラマだと楊過が大人(?)なんで、これは小説の方が自然ですね。3人で李獏愁と対決する為に合宿(?)するシーンがあるけど二人の気持ちが良いですね。小竜女が出てこないときはこの二人がフォローしてるようですね。程英ちゃんは仮面をとった時かわいいなぁと思いましたが、絶情谷の頃はおばさんっぽく見えちゃいましたね。・・・さぁ今日は観れるかな・・・
Posted by Toy2BKK at 2007年05月13日 13:04
あれ、再放送があるんですか。今度は間違えませんように。
程英は陸無双に比べて、腕もはるかに上なので、態度も大人です。性格的にも少し内気。だからなんでしょう。
このころは楊過はまだ20歳くらい。少年期を終えたばかり。また子どもっぽいところがあります。しかし、俳優ははるかに大人ですから、ギャップがありますねえ。

さて、ようやく郭襄ちゃんの出番です。
いやあ、郭襄の賢いこと。黄蓉さえも驚くほど人生の機微を知っています。それでいながらどこか間が抜けているのがおかしい。簡単に騙されます。
楊過の腕を切り落としたのが姉だと聞き、更に小龍女に致命傷を負わせたのも姉と聞き驚愕する郭襄。その上に黄蓉は楊過を騙し(これは善意だが)たことを知り、母と子で涙を流す。
それにしてもなんという姉だ。

金庸は、じつに多くの女性像を画いたものです。
Posted by 謫仙 at 2007年05月13日 19:03
清々しい朝ですね。おはようございます。やっと37・38話を観れました。郭襄ちゃん良いですね!それにお誕生日はどう見ても郭芙への面当てに見えました。金輪が郭襄に翻弄されるシーンは観ていて面白いけど、簡単に騙される郭襄ちゃんは困ったものですね。絶情谷まで行くかと思いましたがその前でENDでした。・・あまり時間が無いですね・・・39話で小龍女と再会、40・41話で襄陽の攻防戦かな・・・もう一度観たいけど時間がないですね。ではまた
Posted by Toy2BKK at 2007年05月14日 10:02
郭襄ちゃんは、人を見た目だけでは判断しない。それが裏目に出たというところでしょうか。簡単に騙されてしまう。
今回の誕生日で江湖世界に知れ渡り、続編ではひとりで旅をするのに、全然困らないということになります。本人の知らないところで、郭靖の娘として見守られているわけです。
さて、続きですが、襄陽城の戦いはあっちもこっちもカットしすぎ、物足りないと思いますよ。
その前に絶情谷はここがクライマックスとはいえ、へんにもり立てすぎ。小説のようなあっさりした再会のにほうがわたしの好みです。
このあたりの小龍女は息をのむほどきれいです。劉亦菲の美しさを充分に引き出しています。
それにしても厳冬期にこんな撮影をしていたんですねえ。
いつものことなんですが、小龍女の食べ物に疑問が(^。^))。ここは嗤って我慢しよう(^。^))。
Posted by 謫仙 at 2007年05月17日 10:21
一気に初夏の日差しですが、風が冷たい北関東です。
さて、いよいよクライマックスのようですね!確かに小説では楊過が飛び込んで、郭襄が飛び込み、Gに救われて戻ってくるけど楊過は取り残されて・・違ったかな?・・小龍女に再会したとき、「何で16年なんだ、3年でも良かったじゃないか!」みたいに淡々と話が進んだ記憶があります。楊過が36才ということは、小龍女は・・40歳ぐらい?・・女盛りは過ぎてる・・蜂蜜と例の力でまだまだかな?瑛姑(推定80歳?)があんなに若いのだからうなずけますね。馬光佐はもう出ないのかな?なかなかおもろいキャラですからねぇ・・さて、これが終わったら前作の小説を読もうかと思ってます。ではまた!!<今日は失敗しませんように!
Posted by Toy2BKK at 2007年05月18日 11:59
そうそう、8年とか4年とか言いましね。
小龍女が楊過を見つけて、今までいっしょにいたかのように声をかける。じーんとしちゃいました。
>小龍女は・・40歳ぐらい?
ですよね。それが20歳くらいのまま。でもわたしは仙女伝説と思って、気にならないんです。他の人は気になりますけど。たとえば曲ねえやとか郭芙たちとか。変わらないので、いくつだっけ?
馬光佐は珍しく楊過に好意的な人物。大それた望みは持っていない常識人ですね。出てこなかったと思います。小説では大男なんですが……。

最後のところで気にくわないことがひとつ。
郭襄を縛る台がありますね。挿絵のように臨時に作られた台。ところがドラマでは、大砲を8門(?)くらい並べた堂々たる台。それに火をつけるものかねえ。蒙古軍でも大砲は珍しい貴重品だと思いますが。
Posted by 謫仙 at 2007年05月18日 17:12
お久しぶりです。忙しくて・・・書き込みできませんでした。
さて、明日はいよいよ最終回ですが、なんか時間的に余裕がないですねぇ一気に襄陽攻めで決着でしょうか?1時間しかないですねぇ・・・どうなっちゃうんでしょうか?前回は楊過が暢康の事を聞いて、小龍女にあって・・・黄容さん一行が周伯通達にあって、郭襄ちゃんまたさらわれて・・こんな感じだったんですね。最期がピリッとしない気がしますねぇ・・・柯鎮悪なんて江南七怪>懐かしい!!人が出てきましたが話のペースが早くなったり遅くなったり・・このあたりが良くわかりません。では・・あしたのお楽しみです!!
Posted by Toy2BKK at 2007年05月24日 20:41
Toy2BKKさん。
>話のペースが早くなったり遅くなったり・・
このあたりはどうも撮影の都合らしいですよ。雨続きで、思うように撮影できず、できたシーンだけで構成したような…。
どこのシーンでもやたらに雨がふっていますね。
黄容さん一行が周伯通達にあうときも、テーブルや椅子やなどは雨が降っていたようにびしょ濡れ。そこに腰掛けるので、思わず「濡れるー」(^_^)。
前の絶情谷でも陽がさしている時に決闘していて、部屋を出ようとすると大雨。
再会したときの小龍女は16年前より幼く感じませんでしか? 撮影が早かったのかなあ。最後に撮ったシーンは小龍女登場のシーンだそうです。あのときはかなり大人らしい感じがしましたね。
それから登場する花に洋花が多いとか。無神経に使っているんでしょう。原作ではかすみ草の冠をしていたなんて出てきません(^_^)。
情花のアイディアは夢枕獏さんの「猫ひきのオルオラネ−天竺風鈴草」にそっくり。お互いに知らなかったと思いますね。
最後は1話だけですので、残りの時間はどうなったのか、教えてください(^。^))。
Posted by 謫仙 at 2007年05月25日 08:06
おはようございます。また雨ですねぇ・・・
>再会したときの小龍女は16年前より幼く感じませんでしか?
そうそう!お顔が丸くて小さいの!!
>原作ではかすみ草の冠をしていたなんて出てきません・・
あれは思わず噴出しちゃいました。だって16年間誰にも会ってない人がなんであんな物を・・というより、地底深いところでどうやってお花を摘んだのか・・ドイルあたりの小説にあった地底世界でしょうか・・それにしては真っ暗ですね・・・そうか!前作と比べると本来修行する人が何年も山や谷にこもる話はあるけど、それが日常の生活の部分であるこの作品は武侠小説としてもかわった作品なのでしょうか?だから地上で過ごすより古墓とか地底の方が二人は幸せなんですよね<李獏愁とか郭芙とかに邪魔されなかったらそこで終わっちゃいましたよね。前作は郭靖と康楊の出生から時の権力に翻弄されながら二人が違った道を駆け抜けてゆくみたいな流れを感じましたが、これはいかに楊過が武芸の達人になろうとも襄陽を宋を救おうとも二人には関係なく、救いも無く、ただ静かに暮らせる裏の世界へ行く過程みたいで時間は止まって感じますね<??良くわからないで書いて御免なさい。
>最後は1話だけですので、残りの時間はどうなったのか、教えてください
残念ながらメイキングは無いみたいです。でも今週末何話も通しで放送するようですからそのうちやるかもしれません。・・ではまた
Posted by Toy2BKK at 2007年05月25日 10:27
そうそう、花びらを集めて降らす。なんのために? その花びらはどこで集めた? 寒玉床のような氷のある穴の底なら、一年中零下の低温? そこで花が咲くの? 蜜蜂だって、そんな低温では働かないんだぞ。その小龍女がきれいな白い衣装を着ている、どうして? それでどうしてわざわざ水に入る? そんな疑問がいっぱいのシーンでしたね。
でも、原作ではそんな疑問は感じなかったでしょう。小龍女が、人生を悟ったような落ち着きを見せましたね。

「華山の別れ」のあとは、倚天屠龍記ですが、そこにはふたりは登場せず、消息すら判りません。この世から消えてしまいます。
 おそらく江南の田舎でひっそりと暮らしているのでしょう。楊過独自の武芸は不幸に依存していますから、幸せになって、かなり弱くなったことでしょう。それでも天下無敵と思います。

最後の1話のあまりはオリジナルのエンディングを入れるとかいう話を見ました。
まさか小龍女の顔にミルクキャンディが重なるあれとは思えないんですが、それだけでは時間が持たない。もっと別なことも放送すると思います。
わたしは中国版の前半を持っていますがテレビ放送の原画をコピーしたような感じです。著作権の問題は……、国が堂々と著作権を無視していますから可能なんだと思いますが。CM入りなので無視しているかも知れません。
中国の問題点を考えさせる最終回になりそちうな予感です。
Posted by 謫仙 at 2007年05月25日 20:36
CSチューナーのおせっかいで金曜の録画は失敗しました。勝手に1話になったからって、キャンセルしなければいいのに・・・という訳で日曜に直接観ちゃいました。<天気がいいのに・・で、金輪国王はあんな死にかたしたかなかな?疑問に思い小説を読みながらブツブツやってました。確かに未消化もいいところですねぇ・・神Gも確かに小説のように飛ばないでモンゴル兵をふっ飛ばしてましたが・・・楊過達は絶情谷からあっという間に襄陽へ飛んできました・・どうやって?ともあれ終わりました。エンディングはいつも最後にかかる男性の歌が漢字の歌詞入りで、2回・・2回目は日本で編集したようで、登場人物がスナップ的に出てきます。そういえば無双ちゃんと程英ちゃんもほんの少し出てましたね。私は李獏愁に追いかけられて無双ちゃんと逃げ回っていた頃の方が面白かったと思ってますが・・
来週からは金庸さんの「連城訣(れんじょうけつ)」(全7話)をやるようです。全33話から成るオリジナル版を今回の放送用に再編集、2ケ月にわたってオンエア!・・って事は勝手に編集するって事かな?ちょっと不安ですね。倚天屠龍記はもうCSで放送したのかな?
ではまた!<金庸の世界期待してます!!
Posted by Toy2BKK at 2007年05月28日 11:21
あらら、システムが録画キャンセルを勝手にやってしまったのですか。
最終回は未消化ですよね。メーキングを見ると仕方ないかなと思いますが、それは本来見るべきものではありませんし。
前にも書きましたが、黄蓉の馬が爆発音に驚いて暴走したり、一灯大師が落馬して頭に怪我をしたり、楊過の乗った馬が足を折ったり。かなり無理をしています。
絶情谷から襄陽まで馬で七日の距離を一瞬ですからねえ(^_^)。

張紀中は倚天屠龍記を作っていませんし、作る気もないようです。作る気があるならもう1話をいれて、華山の別れを入れたでしょう。
他の人の作品が放送されることはありそうですが、わたしは残念ながら見ることはできません。レンタル待ちになります。
小説の連城訣は金庸作品の中でもっとも好きな小説です。
日本で再編集するのは、日本のファンにとって無意味な所を切り捨てたのかも知れません。でも、たいがい説明不足になって、意味が判らず終わりますね。わたしはレンタルが出ることを期待しています。
張紀中の次の作品は碧血剣です。MAXAMではまだですが、作成中と思います。去年の大幇会(ファンの集まり)で、予告のようなものを見せて頂きましたから、間もなく発売されると思います。
Posted by 謫仙 at 2007年05月29日 08:10
書き忘れました。あの神Gのことです。
空を飛べるのならば最終回の様々な苦労は要りませんよね。
直接、郭襄が縛られている台まで飛んでいって救えばそれで済んでしまう。
楊過が苦心してモンケを投げ槍で殺しますが、神Gが飛べるのなら、神Gに乗ってモンケの所に行き殺せばよいことです。
ここに来て、神Gが飛べるように設定を変えたことが、問題になってきました。そのため最後になって、飛べないことにしたように見えます(^。^))。
馬で七日の距離を一瞬に飛んできたのは、いくらなんでも無理ですよね、それも問題でした。
Posted by 謫仙 at 2007年05月29日 20:41
連城訣観ました。今度のは・・・中華版岩窟王と言われるだけあって、テーマが重いですねぇ・・。冒頭に神Gの黄薬師やってた方が出てきたのですが、弟子に襲われる・・このあたりが時代の違いなんでしょうか?ジャッキーチェンの香港映画でよくあるパターンのようですが、これはそんなに単純じゃなくて、主人公の師匠も加担者だし、何となくどろどろした物を感じますね・・これは神Gと違って、先にストーリーを知らない方がいいかもしれませんね。・・ではまた!
Posted by Toy2BKK at 2007年06月04日 09:55
原作とは構成がかなり違っているようで、どうなっているのか判りませんが、この物語は意外性の面白さなので、ストーリーは知らないほうがいいでしょう。
視点がひとつ、つまり荻雲(てきうん)の視点で語られているので、その意味では判りやすい物語です。
もっともわたしの紹介文は本の紹介のみですから、読んでも害には(^_^) なりませんよ。
ブログの書庫(雲外の峰)にアップしておきます。
こちらにも連城訣を立てましょう。
Posted by 謫仙 at 2007年06月04日 17:32
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