2007年01月30日

迫力

 神雕侠侶のテレビ放送が始まったという。もっとも普通の地上波ではないので、わたしは見ることができない。
 その中で、お花畑のシーン(慎重考慮でいった)は見ているほうがコッパズカシイという意見が多い。
 武術の特に剣術の稽古なのに、動きはまるでラブラブダンス。設定では16歳の少年とその4歳上の少女だが、ラブシーンを象徴化したような動きでは、見ているほうが唖然。
 専守防衛の剣術で、攻める剣術ではないので迫力が欠けるとはいえ、これで江湖をわたれるのだろうかと心配するほど。剣で語る(真剣勝負)には、相手を殺す迫力が必要。だが小龍女にはその迫力がない。
 笑傲江湖の聖姑(許晴)は、無類の恥ずかしがり屋のくせに殺陣には凄みがあった。あの迫力は無理としても、小龍女(劉亦菲)にも剣の迫力が欲しい。それがないため、見終わった後の記憶が美人だったというイメージしかない。
 古墓派という世間知らずの剣術派だが、それだけに命に対する無情の凄みがあるはずなんだが。孫ばあやが殺されても、「人はいつか死ぬ、数年早くなっただけ」と言い放った時は、これは…と思ったのだが、その言葉だけで終わってしまった。
posted by たくせん(謫仙) at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 神G侠侶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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