わたしは、耳の記憶はほとんどないので、確認できなかった。ところが先日の大幇会で日本版製作に携わった人に訊いたところ、大変だったようだ。そもそも著作権の概念がなく、日本ではこの曲では駄目だということが理解できないという。本来中国でも問題なんだが、こういう、外国の知的財産を盗み放題なのを政府が黙認している(奨励しているとは言わないが)ためだ。
翻訳の字幕を入れて、中国語の字幕も入れて、声優に声を入れさせ、その上音楽まで最初からやり直し。これでは中国版1500円が日本版28000円になるわけだ。
なお八雲幇主が大幇会の前にその会社まで行き、いろいろ聞いてきている。その話を「マクザムさんに質問」すること として書いている。
「「射雕英雄伝」では、音楽は中国ものばかりだったが、「天龍八部」では外国ものをがんがん使っているのでやばい」とか。
説明書の意味が判らないので、書いた人に訊いたところ、書いた人も意味が判らないとか(^。^))。
お花畑のシーンのおかしさとか。
撮影スタッフまで写っているのをいちいち消したとか。
つじつま合わせがやりきれなかったとか。(これは「慎重考慮1」に書いたことなどだ)
とにかく撮影も4班に別れてやっているので、お互いの意思疎通ができていないことを感じる。各監督はそれぞれきちんとやろうとして連絡をとろうとしても、張紀中が「そんなヒマがあったら撮影しろ」。これで、あるところでは設定を変えたのに、あるところは原作のままということになったようだ。わたしなら、張紀中をブン殴って辞めてしまうところ。
もともと原作さえ、おかしいところがあるとも言うのに、その上、作る人が合わせようとしないのでは無茶だ(全くしていないというわけではない)。
最後の襄陽城の戦いでは、絶情谷にいた楊過と小龍女が、戦いの音を聞いて駆けつける。
編集ミスと思われるが、そんなに近かったのかと笑ってしまう。まあ時系列通りに物語が進むとは限らないので、絶情谷のシーンは数日前のこととしよう。幻聴としよう。
小説では七日の距離、一日千里の汗血馬でも三日である。
全体的に作りはお粗末。空中サーカスのようなシーンがやたらにあるが、その必然性がない上、説明不足。あのシーンとこのシーンは矛盾しているというのが多い。不必要な小龍女のアップばかりが目立つ。そういう意味では面白いのだが、金庸小説はコミックではない。
アクションシーンが多くて、その必然性がないという。なんか、ハードばかり高性能でソフトが貧弱なパソコンが思い浮かびます。
お花畑のシーンのおかしさとはどんなことですか。
見ていないで質問をして失礼かとも思いますが、教えてください。
面白いたとえ。せっかくの高性能が活かされていないパソコンですねえ。
お花畑のシーン、説明が長くなりますが。
古墓派の武術は女だけに伝えるはずだった。小龍女は少女の時に掌門になったので、技は未完であった。そこに楊過がきた。
ふたりで修行するうちに、最高の技を習う段階になった。これは高熱を発するので裸にならなければならない。裸でふたりが向き合って訓練するのだが、だから女同士なら問題ない。いくら少年とはいえ男の前では裸になれない。ところがお花畑があった。花が密集しているので、花を隔てればお互いに見えないので、そこで訓練しようとなった。
ところが画像では薄衣を着ていて、間に花がなくお互いに見える。
それならなにもお花畑に行くことはないだろう。ということなんです。ここで事件が起こるため、設定は変えられないんです。
お互いの間をカーテンで遮蔽するような感じてすか。
そのためにお花畑に行ったのに、見えていたのではなんのために行ったのかということですね。
女優さんを裸にする訳にはいかなかったと言うとですか(笑)。
結局、小龍女の美しさを見せるため、原作にないことを取り入れたため矛盾してしまった。というわけです。
玄鉄剣も原作では、普通の剣と同じ大きさだが玄鉄でできているため重い。ところが写真の柄の大きさで判るように、とてつもなく大きくしてしまった。まるで「犬夜叉」の剣みたいです。
作者は誤解しているようで、次作では更に漫画チックにしているらしい。まあ、中国では受けているようですが、金庸の世界からは遠くなるように思います。
俳優も酷使されて、寝る時間も少なく、いつも移動のバスの中で眠っていたようです。「思い出すのもイヤだ」
噂では、さらにギャラを切りつめたため、最新作では一流や二流の役者に嫌われ、主役クラス以外は三流役者ばかりで作っているとか。これはわたしには確認できませんが。
何度もリメイクされているとは聞きましたが、競合しているのかな。
それにしても、俳優たちに断られるほど、酷使するというのもすごいことです。
たくせんさんならば殴って辞めてしまうと言うのも、同じようなことなのですか。それにしてもむごい話しですね。
今回は、気温が氷点下5度くらいのみぞれの日に水の中に入らされ、出てきたときは、こごえて身動きがとれない状態。スタッフはダウンのジャンバーを着ていても寒いという日ですよ。それから下山して、一時間も風呂に入ってても体が温まらなかったという。俳優への指示など暴力団なみ。
これでは次の作品には出たくないでしょうね。
日本にいる中国人が、中国人の経営する会社では働きたくないと言うのも、頷けました。
もちろん全ての中国人がこのようだというわけではありませんよ。
もう2年前のスレッドで、このコメントを見ていただけるかは分かりませんが。
私は中国人で張紀中ドラマのファンです。さくせんさんの仰った「外国の知的財産を盗み放題」というのは何かの誤解ではと思っております。
知っている限りでは、確かに天龍八部以降(神G侠侶も含めて)は日本及びほかの国の音楽がたくさん使われましたが、ちゃんと使用料が払われています。著作権についてはぜんぜん詳しくありませんが、もしかしたらこの使用料は中国国内のみに限定されており、海外で放送するなら駄目だという可能性はないでしょうか。
確かに中国は著作権侵害がひどくてそう言われてもしようがないのですが、張紀中ドラマを愛している一ファンとしてちょっと弁解させていただきました。
俳優酷使の問題については、確かにやりすぎたところもあります。まあ、芸能界はそういう世界でしょうね。それに、すごく限られた予算でそれほど壮大なドラムを製作したので、人件費を抑えなければ成り立ちません。実は張紀中のドラマでは主役でも給料が信じられないほど安かったです。ただし、主役たちはその後ほぼみんな人気俳優になれたことを見ると、やりがいがあったのではないでしょうか。
初回で失礼なことばかりを言ってしまいまして、申し訳ございません。ぜひお許しください。
たくせんさんは中国がお好きな方のようで、今後も楽しく貴方のBlogを拝見し、時々交流したいと思います。早速、貴方のBlogをお気に入りに入れさせていただきます。^^
貴重な情報ありがとうございます。
わたしはその手の情報に疎いので、著作権料の支払いのようなことはチェックできませんが、この作品を日本に輸入した業者の方が、「このまま放送したのでは会社が倒産してしまう」と言っていたのを知っています。うちわの集まりで、大げさな言い方ですが、それほど気を遣ったということです。支払ったのが、中国分だけというのは不可解ですが、可能性はありますね。それだけ安かったかも知れません。
1 事前に、使うことを申し入れ、払ったのか。
2 使った後で連絡し、支払ったか。
3 日本との交渉で、著作権の問題があることを知り、あとで支払ったか。
4 抗議した人だけ支払ったか。
とにかく、中国側の担当者が著作権のことを知らなかったほどなので、当時はまだ払っていなかったか、国内分だけで済ませたか。
もうひとつの可能性として、
5 あまりに金額が少なく、受け取った人が承知しなかった、ということも考えられます。
この場合は支払ったとはいえません。
俳優酷使あちこちであるようですね。日本でももちろんあります。張紀中は中国を代表するような人ですから、びっくりなんです。
俳優はやりがいがあったかも知れません、のちの出世にもなりました。しかし、それを以て正当化することはできないと思います。
わたしは中国が好きというのではなく、事実を直視するということです。
侵略に目を瞑って「俺は見なかった。侵略はなかった」、と言うことはしませんが、逆に中国人にも同じ目で見ます。
どこの国にもいろいろな人がいて、いろいろな考え方をする。だから、日本人だから・中国人だから、というような考え方をしないように努力しています。そうなると中国人には却ってきつく感じるかも知れません。
それから、二年前だろうが、わたしがここに載せている間はわたしに文責があります。明らかな間違いがあれば、今でも訂正を入れます。
わたしが買い求めた物は張紀中作品がほとんど。
しかし、わたしは金庸ファンであって、張紀中ファンではない。それで、金庸作品に一番近いのが張紀中。
だから、買うものは張紀中作品になります。それで、張紀中には苦情を言うことになります。他の作品はもうハナから諦めています。
こう考えると、わたしも張紀中ファンなのかな。
次の鹿鼎記期待しています。もちろん買う予定です。
さらに倚天屠龍記も待たれますね。三年後かな。
おコメント、ありがとうございました。
なるほど、たくせんさんが仰った幾つかの可能性を考えていなかったのですね。私も業界人ではないので、それ以上詳しいことは知りません。
文責と言うのはとんでもありません。知人から聞いた話をそのまま書いていらっしゃるだけですし、著作権侵害がひどいのも中国の実情ですから、別に問題はないと思います。そもそも、私は中国で曰く「興師問罪」のつもりはちっともありませんでした。知っていたことと食い違っているので確認のつもりでコメントを書いたわけです。もし本当であれば、いくらファンであっても、厳しく批判します。たくせんさんの仰ったように「張紀中は中国を代表するような人ですから」こそ、こんな行為は絶対許しません。
おコメント後半の部分はちょっと予想しなかった内容ですね。たくせんさんは中国のことをよく知っていますし、中国語もできます。Blogのタイトルも「中国世界」というので、中国が好きだな(少なくとも中国のことに興味を持っていらっしゃる)と素直に感じているのです。「嫌中・親中」の意味から「好き」と言ったわけではありません。もし何か不快感を与えてしまいましたら、本当に申し訳ございません。でも、たくせんさんのお考えを知れて本当によかったと思います。
好きなものをほかの人と分かち合うより愉快なことはありません。尚且つその相手が外国の方であれば、嬉しい限りです。
張紀中の倚天屠龍記はもう撮影中です。わくわくしています。放送された時にぜひ感想を交換しましょう。
おコメント、ありがとうございました。
なるほど、たくせんさんが仰った幾つかの可能性を考えていなかったのですね。私も業界人ではないので、それ以上詳しいことは知りません。
文責と言うのはとんでもありません。知人から聞いた話をそのまま書いていらっしゃるだけですし、著作権侵害がひどいのも中国の実情ですから、別に問題はないと思います。そもそも、私は中国で曰く「興師問罪」のつもりはちっともありませんでした。知っていたことと食い違っているので確認のつもりでコメントを書いたわけです。もし本当であれば、いくらファンであっても、厳しく批判します。たくせんさんの仰ったように「張紀中は中国を代表するような人ですから」こそ、こんな行為は絶対許しません。
おコメント後半の部分はちょっと予想しなかった内容ですね。たくせんさんは中国のことをよく知っていますし、中国語もできます。Blogのタイトルも「中国世界」というので、中国が好きだな(少なくとも中国のことに興味を持っていらっしゃる)と素直に感じているのです。「嫌中・親中」の意味から「好き」と言ったわけではありません。もし何か不快感を与えてしまいましたら、本当に申し訳ございません。でも、たくせんさんのお考えを知れて本当によかったと思います。
好きなものをほかの人と分かち合うより愉快なことはありません。尚且つその相手が外国の方であれば、嬉しい限りです。
張紀中の倚天屠龍記はもう撮影中です。わくわくしています。放送された時にぜひ感想を交換しましょう。
追記:
上記のを書き終わった時、たくせんさん2番目のコメントに気づいたのでここで追記します。
まさにさくせんの仰ったとおりです。「金庸作品に一番近いのが張紀中。」と私もそう思っております。
しかし、中国国内で張紀中はずっと酷評されています。特に射雕英雄伝が放送された時(2003年頃)は人格侮辱に近い批判をさんざん見かけました。近年になって徐々に正面評価が増えてきていますが、射雕英雄伝以降の作品は実は質が落ちたのです。その過度酷評も一つの原因と思われます。友たちと話すたびにみんなため息がつきます。
倚天屠龍記は来年製作完了ですから、3年待つことはないだろうと思います。鹿鼎記は中国広電局の馬鹿どものおかげさまで、かなり分かりにくくなっています。まあ、それでも以前の版よりはるかに凌ぐには間違いありません。
日本でようやく国ができたころ、すでに歴史の集大成をしている。厚みが違います。
日本の文化は、中国の影響の下で育ちました。独自であっても、その原型を知ることは大切です。
今では違いを認識しなければならなくなりましたね。これが混じり合って、その人の個性として処理されるようになるのは、まだ先のようです。
射G英雄伝は悪くないと思っていますよ。わたしは好きです。
その前の笑傲江湖も結末を除けば悪いことはないと思います。こちらも評判は悪いと聞いています。
鹿鼎記は、まもなく発売されるでしょう。わたしのように小説を読んだ人でないと、判りにくいのかな。
倚天屠龍記は早くても二年ですね。音楽の入れ替えがなければ、それでできるでしょう。
神G侠侶の放送開始の時、ちょうど桃花島にいて、2話ほど見ました。日本に帰ってから、日本語版の出るまでが待ち遠しかったこと。思い出します。
中国語は判る部分があるという程度ですよ。
よく中国に行っていらっしゃいますね。旅行か、それとも仕事の関係でしょうか。
近現代では中国も日本の文化に大きく影響されています。大量漢語の逆輸入とか、今の中国若者の間で流行っているアニメ・ドラマとかですね。私も特に日本のミステリー小説が大好きで、日本語勉強のきっかけになったほどです。最近、12国記にはまっています。。。
笑傲江湖は惜しかったです。撮影、音楽、科白、俳優(任盈盈役の許晴が少し年を取ったのが瑕疵)は皆文句なしです。張紀中も物凄く真面目にやったのです(今ではその真面目さはもうなくなりました)。しかし、無理やり原作を改編したことで、辻褄が合わなかったり、ロジックに破綻が出たりして、厳しい批判を招いてしまいました。何より、原作を読んでいない人は物語を理解できないのはアウトですね。それ故、張紀中も懲りてこれからのドラマをほぼ原作どおり製作したわけです。
射G英雄伝は自分の中で最高の作品です。ただひとつ、黄蓉の声です。中国語版では声優なしで周迅さんの低めで少しかすれた肉声のままとなっています。イメージでの江南少女のあるべき音声とはあまりにもギャップが大きすぎるので落胆した観衆が多いです(江南少女のあるべき音声は何なのか決まりはないはずですが)。
その作品はもっとも酷評されたのは裏に原因があります。1983年に香港製作の射G英雄伝は当時中国で物凄く人気があって、70・80年代生まれの人にはそれを熱愛するファンが大勢います。自分もその一員ではあります。一部理性に欠けたファンは「1983年版よりいいものはありえん、許しもせん」と言わんばかりに、張紀中版をバッシングしていたのです。それと、張紀中は自分の作品に自慢する姿勢も反発を招いたかもしれません。
神G侠侶については、たくせんさんの批判は頷けます。でも、小龍女には文句なしですよね。劉亦菲よりこの役に相応しい女優はこの世にはいないでしょう。こんな小龍女を見たら、他界した時もう遺憾はないと言えますね。ちょっと大げさかな。。。
碧血剣は本よりドラマのほうが面白く感じます。実は本を2回しか読んでいないのに、ドラマはすでに5回以上見ました。アクションもすばらしいです。やりすぎという批判もありますが、私は存分楽しめました。
鹿鼎記はやむを得ずカットされた部分が多いそうです。本と照合しながら、どの部分がカットされたかは分かると思います。特にロシアの部分はほぼ丸ごとカットされてしまったのです。本を読んでいない人は一番困惑するところでしょう。
下記のサイトは中国でもっとも有名で張紀中作品を討論する掲示板です。扇子のところをクリックしたら、掲示板に入れます。「倚天共語」と言うサブ掲示板があり、今撮影中の倚天屠龍記に関しての情報が掲載されています。撮影現場の写真もたくさん見られます。
http://www.estarsky.com
前に台湾に行ったころは、中国語が全く判らず、それでもひとりで行きました。大陸はツアー旅行ばかりです。ツアーは手間がかからないし、知らないところに案内してもらえますから。
桃花島へは同行者がすべて手配してくれましたので、ツアーではないか。
十二国記は日本語ですか。中国の人から見てもおかしいところはありませんか。あの漢字表現は、中国語が堪能な人しか浮かばない発想だと思いました。
笑傲江湖
金庸さんからクレームがついて、「次回からは原作に沿って作ります」、と約束させられたとか。許晴は十六歳の聖姑には見えませんけど、でもわたしは「不錯」。魅力的に撮れています。結末がどうしても理解できない。
むかしの香港時代の作品は、みなが原作を知っていることを前提にして作っていたので、そこでどう独自色を出すかが問題だった。張紀中はここで出したかったのかな。
射G英雄伝
周迅のお蓉ちゃん、わたし好きですよ。その魅力で桃花島旅行をしたほどです(^。^))。
わたしは中国語音声・日本語字幕で見ているので、声は聞いていますが、不自然な感じはしませんでした。後で周迅がNHK中国語教室に出たとき、かすれた声なのでびっくりしました。「これがあのお蓉ちゃん?」。あの声は確かに愛らしい美少女のイメージではありませんねえ。でも劇中のお蓉ちゃんはそんな感じではなかったなあ。
噂に聞く1983年版ですね。周潤発ではなかったかな。見たいなあと思っても手に入りません。周潤発人気で高評価ということはありませんか。
神G侠侶
劉亦菲はわたしも文句なし。岡崎さん(金庸小説を翻訳し日本に紹介した方)の話によれば、金庸さんには不評だったとか。優しすぎるんですね。小龍女は俗に言う「氷のような女」。孫ばあやが死んでも動じない。しかし劉亦菲では、形は動じないようでも優しさが出てしまう。
それが金庸先生には不評だった。
碧血剣に限らず、わたしは小説の方が好きです。その中で碧血剣は小説に近い感じがしました。大げさなアクションもなく、矛盾が少ないと思います。
いま雪山飛狐を見ています。感想などを書いていますが、間違がないか確認のために二回目を見ています。でも二回目に見るともう魅力がありません。
鹿鼎記
ロシアの部分がカットですか。けっこう重要なところなんだが。前に見た梁朝偉の鹿鼎記は、ロシアの場面に雪がなくて、おもしろみが半減したんですが、全くないのも困るなあ。
前に、女性関係が問題に許可が下りないと聞いていました。現在の倫理観念で清朝の女性関係を批判しても仕方ないのにと思ってましたよ。
掲示板 見てみましょう。どこまで意味が判るか。全くお手上げの可能性があります。
ツアー旅行のほうがよいと思います。管理上の不行届き等で、個人旅行(中国語で「自助旅行」)の場合はトラベルが起きやすくて大変苦労しますよ。言葉は分からなければ尚更です。
1983年版は黄日華(郭靖)、翁美玲(黄蓉)が主役でした。周潤発さんが84年香港版の笑傲江湖で令狐沖の役を演じました。年代が近いので間違えやすいでしょうね。後ほど、翁美玲さんは恋の縺れで自殺に追い込まれたことも一時話題になり、当ドラマは一層人気を集めました。今の目で見れば、粗末品としか言えませんが、当時の撮影レベルでは仕方ないでしょう。ただ、俳優の二人は確かに優秀だと思います。少年時代に翁美玲さんに惚れ惚れしたことも思い出します。
今観賞していらっしゃる雪山飛狐は中国で評判が良くないそうです。改編はあまりにもひどいもののようです。私はあらすじしか見ていませんが、ずいぶん低俗化されたと率直に思いました。張紀中もたびたび下手な改編をしてしまいますが、さすがに低俗化することはありませんね。
あの掲示板には各主役のファンが集まっていて、時々激しい言い争いを起こしたりするので、巻き込まれないようにお気をつけてください。(^^)言葉より写真のほうを楽しめるかもしれません。
12国記はおかしいどころか、とても親しくて本当に感動しました。中国人にとって自国文化が分かれば分かるほど楽しさが増える作品だと思います。感想を書くときりはないので割愛します。アニメは全部見まして、アニメ化されていない部分は本を読んでチャレンジしています。途轍もなく難しい日本語が並び続いて辞書を手元に苦戦しています。。。
そうでしたね。周潤発は笑傲江湖でした。
黄日華(郭靖)、翁美玲(黄蓉)の1983年版は、うわさは聞いています。ときどき書き込みしてくれるxihuan妹が、黄日華のファンで、その話を書いていました。木のロボットが出てくるとか(^。^))。翁美玲の自殺のことも書いていました。実際見てみないことにはなんともいえません。
雪山飛狐は原作から離れたメロドラマになってしまい、もう痛快さがありません。わたしも感想などを書いていますが、悪口しか思い浮かびません。特に整合性のないのが最大の欠点でしょう。主人公の胡斐にも魅力を感じません。
一応最後まで書くつもりでいます。
あの掲示板から、倚天屠龍記の女優陣の様子を見てきました。ティギス・小昭・趙敏・周し若の4人が気になりました。
ティギスは漢字が判りません。岡崎さんは、陳家洛を陳家洛(チンカラク)にするかチェンジャールォにするか迷った末、時代劇なので陳家洛にした、と言っていました。だから外国人はカナ文字なんです。
中国人は陳家洛(チンカラク)とチェンジャールォとどちらが自然感じますか。
現代物ならば陳家洛(チェンジャールォ)でしょうね。
十二国記、>途轍もなく難しい日本語が並び続いて辞書を手元に苦戦しています。
これだけ日本語が堪能な人でも、あの日本語は難しいンですね。言われてみると、あの日本語は、日本人でも読めない人が多いかも知れませんよ。
華胥の幽夢で、農民が王になり、王宮で農業をして生活している話がありますが、あの発想は素晴らしいと思いますね。
雪山飛狐の監督はたしか王晶さんでしょう。名監督と言うほどではありませんが、なかなかの有名人ですよ。ただ、ご感想文を読んだら、見るのを諦めようかと思ってしまったのです。
ちなみに、写真を見ると、やはり袁紫衣より程霊素のほうが女優がきれいですね。1991年の中国大陸・台湾合作版もそうだったのです。なんか興味深いですね。
「ティギス」とは紫衫龍王のことですか。あれ、字幕とかに人名は漢字ではなく、片仮名が使われることが多いですか。漢字のほうがよほど便利じゃないかと思います。
漢字はなければ、「チェンジャールォ」のほうが良いでしょう。なぜなら、発音はほぼ同じからです。中国人にも通じます。「チンカラク」だと、何者かとさっぱり分からないでしょう。漢字は付いていたら、勿論これのほうが自然感じます。
あの女優陣の4人が「気になりました」と仰いましたが、ちょっとニュアンスは読み取れませんでした。気に入っているかそれとも不満があるのでしょうか。
中国国内では今度の俳優に文句を付けている人が多いです。女性陣は容姿だの気質だの原作とかけ離れたり、張無忌役のケ超氏は顔型がぜんぜん似合わないと人選の不適当を厳しく批判しています。出資方の「華宜」会社は適任かどうかより、なるべく自社旗下の俳優を出世させることを先行しているじゃないかという指摘もありました。本当かどうかは分かりませんが、以前と比べて張紀中の決定権が削られたことは確かのようです。
それにしても早く見たいなと焦っています。まさか張紀中のファンになってしまったんじゃないですよね。
「農民が王になり」のは漣国のことですよね。残念ながら、「華胥の幽夢」は未だ読んでいません。泰麒の運命が気になって、「黄昏の岸・暁の天」を先にしています。アニメのほうは正直90%以上理解できたと自信を持って言えるのに、小説になると仰天しました。
ちなみに、今は「魍魎の匣」のアニメも放送されていますね。あれもやばいです。本は購入しましたが、あんな厚さ(本こそがハコみたい!)で読み始める勇気はなかなか沸きません。アニメ化されたと聞いた時「めでたし、めでたし」と連呼したら、見事にやられました。12国記と逆のパターンだなと。。。(何で最近そんなやっかいなものばかり触っていたのよ。。。)
ますます話はわき道へ逸れてしまったようで、それで擱筆いたします。^^
わたしは芸能情報に疎いので、名前では判りません。笑傲江湖で儀琳をやった人とか、天龍八部で虚竹のお母さんをやった人とか、そんなふうにいわれると判るんです(^_^)。
「気になりました」は、どんな人だろうと思っただけで、知らない俳優なので、良い悪いはなんともいえません。実際に演技を見てみないとなんともいえませんね。
「ティギス」とは紫衫龍王です。青い目のはずなんですが、女優は普通の東洋人ですね。化粧した顔は、老婆には見えませんでした。あれでは若い美人に見えてしまいます。
袁紫衣より程霊素のほうが女優がきれいというのは、誰の意見も一致していますね。ただ個人の人間としての魅力は、特に胡斐から見た魅力は、きれいかどうかはあまり関係ないと思います。
岡崎さんの話、岡崎さんは金庸を初めて訳して本にした人です。初めが書剣恩仇録でした。
その時、陳家洛とかき、脇にカナをつけています。そのカナをどうするか。チンカラクかチェンジャールォか。
日本人は日本語読みで中国人を知っているが、中国語読みは知らない。特に歴史上の人物が多く出る歴史小説は日本語読みがよかろう。中国から見た外国人は本来の音に漢字をつけたもの。だから漢字無しのカタカナでよかろう。という話です。
チンギスハーン・トルイ・ティギス・モンゴル・チベットなど。西域諸国はどうだったか。
完顔洪烈(ワンヤンこうれつ)というのもあります。ワンヤンは中国読み(に近い)、こうれつは日本語読みです。ワンヤンは知られているからですね。
字幕は漢字にカナが付いています。日本語読みです。
十二国記など、わたしはアニメは見ていないんですが、レンタルビデオにあるかな。
「魍魎の匣」は知りません。どんな話なんでしょうか。調べてみます。
それでは擱キーボードします、って、キーボードはもともと置いてあるか。
本当のところ謫仙さんは、中国好きだと思います。ただ、盲目的に好きなのではなく、あれこれが良いと選別して言っています。そのあれこれが大変多いと思います。その状態は好きと言えるのではありませんか。
だからあなたの感じは間違っていないと思います。
わたしは謫仙さんによって、武侠小説やドラマを見た者です。数は少ないと思いますが、金庸さんの小説は面白いと思います。神G侠侶・天龍八部などのドラマも見ましたが、圧倒されました。
謫仙さんは悪いところは悪いと言います。だから単純に好きとは言わないと思います。それなので、読みにここに来ます。なんでも褒めている人の文は読む気がしません。
それにしても、あなたの日本語は見事ですよ。
最後に、ここの題名から離れた話になっていると思いますので、新しいスレットに、雪山飛狐のスレットに書きませんか。おそらく皆さんが読むと思いますので。
こんばんは。
すぐ浮かんだ漢字は恐らく私の考えたのと同じかもしれません。。。
片仮名付けの経緯が分かりました。そういえば、日本語文章で一番苦手なのが外国人名です。片仮名→英語名→中国漢字名の「変換」はなかなかできなくて誰だろうと困ったことがよくありますね。なので、自分にとってやはり「チェンジャールォ」のほうがよいです。わがままです。。。^^
12国記のビデオはあります。全16本です。製作全体が素晴らしいもので一見する価値があると思います。
「魍魎の匣」は京極夏彦様のミステリー大作です。京極様は中国推理ファンにも絶大な人気があります。謫仙さんはミステリーに興味がなければどうぞお気にしないでください。(ですから、話はわき道へ逸れてしまったと言っていました)
金庸武侠についての話はminoさんのご意見に従い、別スレッドでお書込みさせていただきます。
minoさんへ
おコメント、ありがとうございました。
お話を理解できていると思います。言うべきことを言うのが真の交流で、謫仙さんはまさにそのような方ですね。
正直、最初に謫仙さんがちょっとかたい方だなと思っていましたよ。今は慣れていますし、この純粋なコミュニケーションもとても楽しく思ってここまで話し合いを続けてきました。それに、いつも迅速に返信していただいている謫仙さんは実に優しい方ですね。
minoさんに日本語を褒められましたが、ちょっと恥ずかしいです。実はこのような短い文章を書くにも2時間程かかります。(中国語があって日本語に翻訳するというようなイメージです。)それと、仕事で夜が遅いのでいつも返信は遅れています。minoさんも、謫仙さんも、どうぞご了承願います。
これからも、お二人及びほかの方と交流を深めていきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、謫仙さんの言葉をパクって、擱キーボードいたします。
でも一世代経てば、それが普通になり、日本語読みは例外になるでしょう。ただ歴史上の人物はそのままかな。
十二国記のビデオは正月にでも見ようと思っています。
>「魍魎の匣」は京極夏彦様のミステリー大作です。
京極夏彦は読んだことがないので、様子が判りません。
百物語も書いているので、なんとなく感じられます。
外国語の文は時間がかかりますね。
わたしだったら一日かな。それでも正しい中国語になっていない。m(__)m。
夜遅くまでお仕事ですか。朝は早いのですか。現在は能力のある人が長時間働き、能力のない人は仕事がない、という状態が続いているようです。
最後に、カタカナ語には「お」を付けません。もし書いてあるのを見たことがあるなら、それはふざけて書いたと思われますよ。漢字なのにカタカナで書いたときもあります。「お米」を「おコメ」と言うようなときです。
何でも「お」を付ければ良いと勝手に思ってしまいしました。ご指摘いただいて、ありがとうございます。もう修正できないでしょうか。。。T T
実はそれほどの能力がありませんから、同じ作業で他人より時間がかかるということです(中国語で言えば「笨鳥先飛」、日本語で言えば「能力はなければ、汗を出せ」)。通勤時間が長いこともありますが。