2012年09月16日

武当山 南岩宮(南巌宮)

武当山武術発祥の地・世界遺産「武当山」を訪ねる旅 6
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三日目(8月26日)
 朝食前に太極拳の指導があったが、わたしはパスした。

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 弟子の少女の髪は道士の髷。

   かたつむり頂く乙女道歩むいずれの日にか師父と呼ばれん  謫仙

 紫霄宮前からバスに乗り、さらに奥地を目指す。バスの終点である南岩地区である。ホテルは一泊だけなので、荷物は全部持っていくことになる。言い忘れたが、武当山地区のガイドがもう一人ついいていた。バス終点の南岩登山口で、そのガイドに一部の荷物を預け、必要な品だけを持って歩き出す。8時50分頃から歩き始めた。
「ここは一本道で迷うことはありません。もし離ればなれになってしまったら10時半までに出発点に戻ってください」

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 階段の多い道を、地形的にも高低差でも「ワ」の字のように下から歩いて、南岩宮まで行く。
   
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 スイカは切り売りするのかな。
 このあたりから山は下り始める。

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 かなり下ったころ。

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 南岩宮が近づいたのか。

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南岩宮の一部らしいが。

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 祷り

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 ようやく南岩宮についた。

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 玄帝殿、そうとう時代がついた感じ。

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 もしかするとこの時重要な話があったのかも知れない。聞きもらした。

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 両儀殿に向かう。ドラマ倚天屠龍記では張三豊がお籠もりをした場所(実際の撮影場所は別であろう)。
 絶壁に突き出たのが竜頭香。

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 この階段を登ったところが両儀殿

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 混んでいるので、しばし後ろを見る。

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 両儀殿に入る。ここまで写真を撮りながら、30分ほど歩いたことになる。案外近い。

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 竜頭香。いままで何度か事故があって、いまでは香を焚くのは禁止されている。置くだけならいいのだろう。この上を歩くのが禁止のようだ。
 この後ろは狭い。ドラマのお籠もりの部屋は広かった。

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 足場もしっかりしていなくて、修行のためとはいえ、事故が起こるなら、この上に出るのは禁止するのが当然。

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 両儀殿のあるところは天乙真慶宮というらしい。

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 この先は龍の寝床があって、行き止まり。ひとなみに布団にくるまって寝るらしい。(^_^)。

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 霞んでいた。
 引き返すことになる。ここでわたしには錯覚があった。
 南岩宮の堂内を通り両儀殿に行ったのに、戻るとき、この堂内を横切ったことを忘れていた。それで堂前の道をまっすぐ行ってしまったのだ。
 道はかなり下る。誰にも追いつかない。一本道のはず。おかしいと思い引き返すことにした。後ろにいたはずの添乗員にも会わない。
 途中で通りすがりの人に訊く。やはり戻るのが正しいらしい。かなり戻ってから、同じ方向に歩いていた人に訊いた。近くの南岩宮の堂まで一緒に行って、堂を横切るところまで教えてくれた。
 堂内を横切ると添乗員が待っている。他の人たちはお茶を飲んでいた。下山することになる。下りて来た道を登りはじめた。
「えっ」
 ここにいたって、ようやく錯覚に気がついたのだった。
 わたしはそのまま下ると思っていたのだが、なんと「ワ」の字を逆に戻るのだった。もう一度山に登ってから、下るのである。
 おそらくわたしは大事な説明を聞き逃したのであろう。しかも間違った「一本道」という説明だけは憶えていた。
 山道はあちこちに枝道があるのが普通。ここでも別れている道がある。山道や獣道は論外にしても、整備された道だけでも、一本道ではない。
 往復を同じ道を通ることを知っていたら、この間違いはおそらくなかった。正確な地図と情報が欲しいところ。腰の痛みで勘が鈍ったか。
 ようやく登山口近くまで戻った。

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 霞む山の中に、先ほどの南岩宮の一部がかすかに見える。
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 一部分を拡大
 戻ったのは10時20分頃。
 1時間半くらいの見学であった。わたしの迷子の時間は10分くらいか。迷惑はかけてしまったが、時間のロスはさほどではなかったはず。
posted by たくせん(謫仙) at 11:07| Comment(6) | TrackBack(0) | 武侠世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
地図のない山道。ついてきてくださいとしか言わないガイド。
それでも謫仙さんの不注意ですね。失礼ながらガックリしたではないかと思います。
錯覚は恐ろしいです。
はじめの少女はいわゆる出家をしたのですか。それとも普通の家庭で、教わりに通っている人ですか。時代劇の世界に入ったような気がしますね。
絶壁にこのような建物を建てる費用はどこから来たのでしょう。信仰の力に恐れ入ります。
Posted by mino at 2012年09月17日 13:20
minoさん
ついてきてください。そう言ったわけではありませんが、そういう意味ですね。
たしかに、わたしだけが迷ったのはガックリしましたm(__)m。これではとても山道は歩けないぞと思いました。
少女は武道を習うために来ている娘で、出家しているようではありませんでした。本当のことは判りません。この年で出家は許されないと思います。
この建築群は、明の時代に皇帝の後押しで、つまり国費で作られたものです。
建築群を建てる。それを維持する。出家者の生活を維持する。大変な費用でしょう。
皇帝が…と言われて納得します。
Posted by 謫仙 at 2012年09月17日 20:16
さすが謫仙さんの旅日記、きちんと資料調べや整理がされていて、
あ〜そうだったのかと今更に納得しとります。

迷子になったのは自分だけ・・・とおっしゃってますが、
私もちゃんと迷子になってました。
でも、前回ご一緒した雲南と違って、プチ迷子w

南岩で謫仙さんのちょいと前に迎えに来てもらって、
お茶屋さんにたどり着いたのは私でした。
それから太子坡で一度、金頂降りるときにも一度、
武当山最後のお土産センターで一度、
ふと気がつくと「あ〜〜!だ、誰もいない」と・・・w
私の方向音痴は、もうどうにもならんですわ。

お弟子さんの少女は学校の勉強をしてから、
放課後とかに修行をしているという話をきかれた参加者がいらっしゃいましたよ。
出家というよりは、弟子なんでしょうね。
彼女が「師父」と呼びかけてるのが、耳障り良かったです。
Posted by 迷子 at 2012年09月18日 00:17
曇り空で、霞の中。太陽が出ていないので、わたしも方向がつかめなくて困りました。
いま地図で見て見ると、わたしの迷ったのは、下に下りるように見えてさらに奥に行く道でした。
はっきり言って、ガイドの説明不足。全く右も左も判らない人にはガイドになっていません。
あのお茶屋に集合するなら、全員に通知すべきでしょう。わたしも落ち度があるので大きな声では言えませんが。

あの少女弟子は、在家の弟子でしたか。法律で、あの年齢では出家は許されないはず。
放課後の修行、さわやかな感じの少女でしたね。
Posted by 謫仙 at 2012年09月18日 08:51
何か違う世界に入りこんだ感じですね。
竜頭香は恐そうですね。
修業も今は安全第一なのでしょうね。

霧が出ると迫力を増しますね。

迷うときの時間は長く感じますね。
終ってみれば、意外とみじかい・・・
でも、知らない土地で迷うとあせりますね。
Posted by オコジョ at 2012年09月20日 16:38
オコジョさん
まだこんなことが現実にあるのかという、まさに違う世界ですね。
武術が先に立ってしまいますが、本来は武術とは違う宗教の世界。安全第一となりますよね。
比叡山の荒法師と同じで、武術は本来の目的ではないのですが、すっかり結びついてしまいました。
ドラマでは、110歳になる張三豊が、竜頭香の上で座禅している姿が焼き付いています。
迷ったとき、焦りましたが、後ろにいたはずの添乗員に会うよう戻るという意味もありました。
ただ、別な道が思い浮かばない。それで通る人に訊いたりしました。
若い人でしたが、親切な方で助かりました。
Posted by 謫仙 at 2012年09月20日 21:23
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