2012年09月13日

武当山 紫霄宮

武当山武術発祥の地・世界遺産「武当山」を訪ねる旅 5
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 玄岳門まで戻り、バスに乗って、現在の武当山の入り口まで行く。一般の車輌は武当山には入れない。ここで当地専用のバスに乗り換える。これは旅行団専用ではない普通の乗り合いバスである。
 道は緩やかに登っていく。老君堂の近くで左右に分かれる。右にたどり太子坡(たいしは)で乗り換え、紫霄宮(ししょうぐう)の近くまで行く。史飛(清塵道人)師と弟子の少女が一緒だった。途中の逍遙谷は大雨で水没して行けないという。
 天禄度暇村というホテルに入る。本来は道を左に行ってケーブル下駅の中観(道観)に泊まる予定だった。ところが宗教行事があるため泊まれなくなり、このホテルになった。

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 天禄度暇村
 荷物を置いて、道士服に着替えて、少し歩いて紫霄宮の見学に行く。

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 切り立った嶺が並ぶ。
   
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 嶺の説明

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 紫霄宮
 観光地のようだが、あくまで宗教施設であり、道士服の方が通りがいいようだ。

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 門前の大きな碑「紫霄福地」

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 とぼけた顔の亀、と思うなかれ。これは龍の長子で贔屓(ビーシー)という。
 龍生九子といい、龍に九人(匹?)の子供があったとされる。名前には幾つかの説がある。贔屓は形は亀に似て、重きを負うを好み、よく碑を背負っている。
 おそらくいつもは隣の碑を背負っているのであろう。今日はお休みか。

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 紫霄宮の門になる。

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 壕には龍の姿も。

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 この階段を登れば朝拝殿。

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 朝拝殿を過ぎれば、紫霄殿前の庭。ここはドラマ倚天屠龍記で何度も見ている。張無忌の父親は自決してこの階段を転がり落ちた。
 この二層の屋根は、紫禁城と武当山だけにあるという。

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 朝拝殿を奥側から見る。

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 紫霄殿の、下から見て右側にあった塀。文化大革命のとき紫霄宮も壊される運命にあった。当時はバス便もなく歩いて少人数の紅衛兵が来た。この文字を見せて、取り壊しを免れたという。紅衛兵も取り壊すには大人数が必要で、その人数をここへ呼ぶのは大変だった経緯もある。
 後に痕跡が見える程度に消したらしい。

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 一番奥の建物である父母殿、「父母天長」の額は倚天屠龍記で何度も見た。

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 紫霄殿の裏側。

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 父母殿の廊下、龍の絵もある。爪は4本。

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 大殿(紫霄殿)だったか記憶が曖昧。玉皇大帝だが、どんな神なのかさっぱり判らない。

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 玄天上帝に長い間祷り続ける乙女の願いは。

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 雲が薄くなった。

 人通りの少ない庭に行き、清塵道人の太極拳初歩の指導もあった。ド素人が大先生に教わっているのはけっこう目立つようだ。(^_^)。

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 人通りも絶えた正門。

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 ホテルへの帰り道、嶺の形がはっきりしてきた。

 夜、シャワーを浴びようとして、滑って転んでしまった。バスタブの縁でまともに腰を打って激しく痛む。様子では骨折はなさそうなので一安心したが冷や汗もの。入院したりしたら日本に帰れない。
 腰を曲げると左後腰の表面が裂かれるようなイメージの痛みがする。以後、同室者にはけっこう迷惑をかけてしまった。
 帰国後、整形外科で検査してもらったが、骨に異常はなかった。二週間たちようやく痛みが和らいだ。
posted by たくせん(謫仙) at 07:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 武侠世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
山奥に有るようですね。
そして、地図で見ると、まだ上に色々な見所がありそうですね。

今でも、たくさんの道士たちが、武術の鍛錬をしているのですね。
修行体験というのも楽しそうですね。

紫霄宮は世界遺産で現役施設で、管理も行き届いているのでしょうか。
古さとともに保存状態が良く、立派ですね。
背景の山が中国らしいです。

打撲、大変でしたね。
骨折で、なくて良かったですね。
大分いいようですが、お大事に・・・
早く良くなってください。
Posted by オコジョ at 2012年09月13日 16:58
オコジョさん
紫霄宮は武当山の中心的存在ですが、大きな宮がいくつかあります。
さらに金頂には精神的に中心となる宮があるので、実質1日半では見学は無理ですね。3日はほしいところ。
道士は出家者ですけど、それとは別に武術だけを習う町道場があります。
もっとも、武術だけの人たちは「武術で現代社会を生きていくには」という、大変な難題を抱えています。
だんだん、日本の柔道や草野球のように、趣味の世界になっていくことでしょうね。
腰は今ではかすかな痛みに変わりました。普通の生活に戻っていますよ。
Posted by 謫仙 at 2012年09月14日 09:23
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