カンフーものを集めたもの。全部で16編ある。前回紹介の少林寺もその中の一編である。紹介は2回に分ける。
功夫之王
ドラゴンキングダムという意味の判らない題名の映画を見たことがあるが、それの中国語版だ。
李連杰(傑)(ジェット・リー)と成龍(ジャッキー・チェン)と劉亦菲(liu2 yi4 fei1)が主なところ。
亦菲が化粧でこうも変わるのかと改めて見てしまった。感想は ドラゴンキングダム で書いたことから変わらない。
少林寺足球(少林サッカー)
これはレンタルDVDで見たことがある。黄金の右脚と言われた男がシュートを外して、怒った観客に足を折られてしまう。前にいじめ抜いた同僚強雄の雑用係りとしてみじめな生活をしている。20年後、偶然見かけた少林武術の達人たちでサッカーチームを結成し、彼らと共に全国制覇を目指していく。
無理やり笑わそうとしているところがあって、見ているのが辛いシーンもある。
ヒロイン阿梅を趙薇が演じてかわいい。
密宗聖手
四川一帯を治める漢族の名家、ツン家の一人娘チンランが、財産を狙う男の罠にはまって危機に陥る。タン・トウリャンという青年に助けられ、ふたりでチベットに逃れた。そこでチベット僧の秘技“密宗聖拳”を習得し、強敵に挑む。(1975年)
新少林五祖
これは前に見た 洪煕官 だ。李連傑の子連れ狼。パス。
神腿鐵扇功
パッケージの「南拳北腿」はこれかな。これは現代中国語、字幕と発音が同一である。字幕は旧漢字、ふき替えたのか。
清朝末期か、ロシア人が我が物顔にふるまっていたころの話。
次から次と戦っているが、半分はなんのために戦っているか判らない。
清の地図を巡る攻防だが、ストーリーはあってないようなもの。(1977年)
拳精
1978年、成龍(ジャッキー・チェン)主演の映画である。
少林寺を襲う謎の人物がいる。ある夜、少林寺の経蔵に保管されていた門外不出の必殺拳「七?拳」の極意書が何者かに盗まれた。
少林寺の最高位の僧は、断食修行をしていたが、実は三十年前に消えた武林の高手で、武林の盟主になろうと企んでいた。極意書を盗んだのはその息子らしい。
寺男の成龍は(役の名はなんだろう)鬼(五人の妖精のような)に五行拳を学び、敵と対決する。なんかストーリーがよく判らない。
時代は清代と思われる。弁髪で満州服。しかし、頭の前半分を剃っていないので、なんだろう。
武術は型。お互い次はどう動くのか知っていて、一動作のたびに止まる。うまく演じた方が勝ちというような武術。これは古い香港武術映画の特徴。見ていて面白くも何ともない。飽きる。
言葉は香港語で字幕とは合わない。
蛇形刁手
「蛇拳」の名で日本でも放映されている。
ジャッキー・チェンの最初のヒット作品という。
時は清朝時代。拳法の2大流派、蛇形派と鷹爪派は激しい勢力争いを繰り返していた。
蛇形派の道場に下男として住み込む簡福(ジャッキー・チェン)は、師範代にいいようにこき使われ、時には稽古で殴られ役をやらされて傷だらけの毎日。
彼はある日町でトラブルに見舞われている老人を助ける。だが老人こそ、蛇形派の長老である白長天だった。簡福の惨めな日常に同情した白は簡福に蛇形拳を伝授する。その後いろいろな形で戦いがあるのだが、それはどうでもよい。
龍形刁手金鐘罩
(刀ではなくよく似た(刁))。1979年
雪原を馬で走っていて、遠くに二メートルほどの円錐形の、明らかに人の手によって作られたことが判る雪山を数個見つけ、馬から飛び降りる。一瞬にして下りたところは雪山の近くで馬から遠く離れている。数十メートルも跳ぶ、大変な軽功だ。雪山には人が入っていて、簡単に投げてのしてしまう。雪山に入っていたその忍耐力のある人にしてはあっけない。
雪原山での戦いはのろくて、舞台演劇レベル。
それから清朝宮廷になる。清朝が滅びたころの話。
発音は普通話、字幕ははっきりせず読み取れない、と思ったら右から左に読むのだった。それにしても読めないが。早回しで見た。
その後延々とカンフーの戦いが続く。清朝復興派と革命派の戦い?
亦菲の役は小燕子ではなく、金燕子(ショウブラ映画で鄭佩佩が演じていました)ではないでしょうか。
ちと気になったので突っ込ませていただきました。失礼しました。
そうでした。間違いました。m(__)m
恥ずかしい。すぐに訂正します。間違いを教えてくださるのにそんなに恐縮しなくでも(^_^)。
ところで前回の大幇会で説明して貰った、ゲームの「新絶代双驕」は一年たっても見ていなくて、どんなものなのかまだ判りません。けっして時間がなかったわけではないので、わたしは根本的にゲームに興味が薄いのだとあらためて思いました。
xp機は囲碁とアドビCSの専用になっています。(^。^))。