2011年10月31日

第7回武侠迷大幇会

   10月31日追記
   9月9日記
  …………………………
  
10月31日記
 予定通り武侠迷大幇会を楽しんできた。
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 参加券

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 裏側には黄蓉と数字。お蓉ちゃんの絵は初めてかな。これが今回の抽選番号となる。お蓉ちゃんの背中の棒は打狗棒で数十万人という武侠最大勢力丐幇の幇主の印。

 会場は新宿の「香港中華 九龍餃子房 新宿別館」。集まった人は五十人弱。
 各自それぞれ席に着いたが、幹事の仕事がなかなか終わらず、流れ開会。
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 手前は張紀中の似姿

 二十分以上遅れて、幹事の開会宣言と、武侠小説十五周年を記念して、岡崎由美先生への感謝状授与。
 岡崎さんが初めて書剣恩仇録を翻訳してから今年で十五年になる。わたしは初期のころは図書館から借りて読み、後半は刊行の度に買って読んだ。図書館で読んだ本は改めて文庫本を買い求め、わたしの本棚には上製本と文庫本が半々。
 それから、笑傲江湖の題のついたノートがまわり、各自岡崎さんへの感謝の言葉を書き、そのノートを岡崎さんに差し上げることになった。
 最後は見なかったが、あまり長い文はなかったので、わたしの文はかなり長い方。

岡崎様
 こんな素晴らしい金庸の世界を翻訳し紹介していただき、感謝感謝です。
 金庸小説は文庫本が半分ながら全部揃いました。いま四回目の読み返しをしています。
 ここに至ってもまだ新しい事柄に気づきます、あるいは思いだします。
 金庸小説に触発され、他の小説や解説書、テレビドラマや映画のDVDなど、次々に視野が広がりました。
 それでも結局金庸迷であっても武侠迷になりきれない自分に気がついています。
 先生にはよく碁のことで難題を持ち込みましたが、お許しを。
謫仙

 開会前からわたしのまわりでは香港マンガの話で夢中。

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「18銅人」については下の「少林功夫 2」参照。

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群侠伝などは新しい作品

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神G侠侶は金庸小説のマンガ版だが、絵のイメージは現代的。これだけは日本のマンガのようにストーリー中心の線画。

 これらの本を紹介したのはインターネット書店 香港漫画店 の店主である女性。
 文字は繁体字つまり旧字の中国語で、中国語が判らない人には難しいが、絵は驚くほどきれい。中身も表紙のようなカラーの絵である。週刊紙大でページ数は少なく、絵を楽しむ本。もちろんストーリーもきちんとしている。
 興味のある人は 香港漫画店 を覗いてみてください。


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 当日の料理、酒は各種。わたしはビールで乾杯し、あとはロックの紹興酒。紹興酒は冷えていると、あのいやな臭いがしないのでうまい。
 わたしの隣の席の男性は台湾出身者であった。しかも台湾語地域育ち。俗に言う「北京語」(普通話)は大学で学んだだけという。
 北京語育ちの若い人でも、台湾語は話せなくても聞いて意味が判るので、話は通じるとか。大陸でも海外華僑のために繁体字が使われるようになったとか。簡体字は簡単なために却って憶えにくいとか。国号問題も意見を訊いた。
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 さて抽選があり、わたしは早めに当たり「少年楊家将」を選んだ。一応全員が欲しいものを手にしても、まだ沢山余っている。それらはほとんど(全部かも)雪ん子さんが提供した物。話を聞きながら物色していたら王菲(ワンフェイ)の出ている「原振侠」があった。

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「笑傲江湖の片尾曲を歌っていたあのワンフェイ?」
「ワンフェイは歌も歌うけど俳優なんですよ」
 もう一点、「死神少女」をさして、台湾の評判の新人です。
 これも頂いてきた。

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 もうひとつ、赤壁の戦いで諸葛孔明が風を吹かせた場面のフィギュア。

 会が終わって9時過ぎに、有志で事前に電話して歌舞伎町の香港小吃に移動。この店は二年前にも行った。入り組んだ路地を入り、店に入ると席がない。今いる二組の客を追い出すようにして席を作った。
 遠くの人から帰りはじめ、半分になったころ、わたしはそこを出た。10時40分ころ。
 いろいろと収穫の多い大幇会だった。


   ……………………………………………………

9月9日記
 今年も武侠迷大幇会が行われることになった。回を重ねて7回目。わたしは第三回から参加している。もちろん今年も参加する。
 今年は「岡崎先生と行く中国の旅」がないので、八雲さんたちと会うのは、一年ぶりになる。岡崎先生も出席してくださいます。というか、岡崎先生の予定に合わせて日程を決めたはず(^_^)。
 去年はリポートを書きませんでしたので、一昨年の第五回の様子をこちらから
     第5回武侠迷大幇会

   …………………………

     第7回武侠迷大幇会 
 参加申し込み受付中です。
日時・2010年10月29日(土) 17時40分受付  18時開始
場所・東京23区内 現在選定中
   決まり次第お知らせいたします。
費用・4000〜5000円(飲み放題込み)
ゲスト・岡崎由美先生

武侠関連の賞品が当たるゲームなどを予定しています。
ご不要になった武侠(中国)関連グッズなど(観終わったDVD、VCDや本など)ありましたらお持ちください。ゲームの賞品として活用させていただきます。

参加申し込みは↓下記フォーム↓からお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/7c49cbf0164529
申し込みの締め切りは10/23午前0時ですが、できるだけ10/17までにお願いします。

大幇会についてのご意見ご質問等ありましたら『大幇会公式ブログ』のほうにお願いします。
http://daihoukai.seesaa.net/
posted by たくせん(謫仙) at 07:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 武侠世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
告知ありがとうございます。
会場が決まりましたのでお知らせいたします。

場所・東京・新宿 『香港中華 九龍餃子房 新宿別館』
   http://r.gnavi.co.jp/g050606/
   靖国通り 新宿五丁目交差点北西 白鳳ビル地下
費用・4000円(飲み放題込み)

会場にてお会いできるのを楽しみにしております。
Posted by 八雲慶次郎 at 2011年09月09日 19:56
八雲さん
会場が決まりましたか。
いつものことですが、関東の役員さんも、人数が決まらないうちの会場の確保は大変だったと思います。
また皆さんと会えるのを楽しみにしています。
Posted by たくせん(謫仙) at 2011年09月10日 09:50
ご参加ありがとうございました。
今年は武侠ツアーはありませんでしたが、来年に向けて着々と準備を始めていますのでご一緒できるのを楽しみにしております。

王菲は2005年に李亞鵬と結婚したあとは、ほとんど芸能活動はしておらず、チャリティーにたまに出るくらいです。
もともと映画ドラマあわせても10作品くらいしか出演はありません。日本の「ウソコイ」(中井貴一と共演)というドラマに出ていました。原振侠は93年のドラマです。
Posted by 八雲慶次郎 at 2011年10月31日 21:06
こちらでは初めまして(^O^)
お隣させて頂きました台湾出身者ですw
いや、台湾語地域育ちではなく、台北生まれ、東京育ちなんですけどね(;^_^A
父が花蓮出身です^^

大幇会では楽しくお話させて頂き、有難う御座いました\^o^/
これからも時々遊びに来ますので、どうぞ宜しくお願い致します(^-^)

ニン、トン♪【⌒(・・)⌒】
Posted by 忍豚 at 2011年11月01日 01:01
八雲さん
Tさんに「今年はツアーがなくてゴメンナサイ」なんて言われました。Tさんの責任ではないでしょうに。
来年はどこでしょうね。桃花島も一案です。
王菲については笑傲江湖を歌ったくらいしか知らなかったのですが、わたしの碁の小師妹が、王菲が「棋子」を歌っているのを紹介していたので、笑傲江湖の…、と改めて知りました。(^_^)。歌手とばっかり思っていました。
そうそう「棋子」は碁ではなくチェスのようででした。
Posted by たくせん(謫仙) at 2011年11月01日 20:52
ニントンさん
間違えてしまいましたが失礼しました。
台湾の呼称問題で、台湾語と北京語のことに気が向いていたので、話を都合良く解釈してしまったんでしょうね。言われてみると確かに父君がカレンコと。
こちらこそ楽しく過ごさせて頂きました。
これからもよろしく。
Posted by たくせん(謫仙) at 2011年11月01日 20:54
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