「少林寺への道」を見た。
「十八銅人の逆襲」「ラマ僧の復讐」
短いせいもあるのだろうが、底の浅いこと。
天龍八部や射英雄伝の大河ドラマを見終わったあとでは、物足りないのは仕方ないが、やたらアクションシーンが多く、それを必然にするためにかなり無理な設定をしている。清朝の皇帝が、若いとき名を隠して、少林寺に入門するのだが、その卒業試験が十八銅人との戦い。そんなロボットがいるはずないだろう。
あり得ない技にはそのアイディアはおもしろいと思うのに、ロボットには拒絶感がある。
しかも、まだ話は終わっていないのに、映画は終わってしまう。最初の命題はどうしたのか。
ここらあたりが、わたしのカンフーものの限界か。
なお、格闘シーンが子供だまし。普通なら斬りかかってきて、それをよけるのに、ここではほとんどは、よけてから斬りかかってくる。
あるいは、よけなくても当たらないような打ち込み。武術の達人が、そんな打ち込みをするか!
そんなシーンが延々と続くので、早送りをして見る。とにかくストーリーのないのは辛い。