2006年05月01日

雲南憧憬 8 大理故城

うんなんしょうけい 8 だいりこじょう

 大理は、唐代は南詔国の都、宋代は大理国の都であった。独立国である。
 今はぺー(白)族が人口の半分以上を占めている、ペー族自治州の州都だ。

 大理故城は城壁に囲まれた都市。いくつかの門があり、南古楼の脇にバスを置いて城内に入る。
763.jpg

 南古楼から五華楼を通って上下(南北)に伸びる、中心となる道が復興路。
 五華楼の北の東西に連なる道が人民路、その道は後で通った。その東の門が「洱海門」、「洱海」の方向である。西の方は山側で蒼山門を西に行くと天龍八部の撮影所がある。

754.jpg
 まずは城内の商店街。楊さんの頭上の飾りを後ろから。
 中央下の台の上に並んでいるのは厚紙状のチーズを丸めたもの、これを焼いて食べる。見ていたら焦げ目ができるほど焼くが融けない。
757.jpg
 この城の中心となる五華楼、なんに使ったのか、聞き漏らした。

765.jpg
 五華楼の北側のかなり先。

772.jpg
 引き返し人民路を湖側に曲がると目についた食堂。砂鍋魚は当地の名物料理。
 並べられている野菜は、食材である。各自、野菜と料理法を指定するようだ。

773.jpg
 少し歩いて下に(南に)曲がると市場がある。右の建物には肉がズラリと並んでいた。
左側は露天の野菜市場。振り返って撮ったので、右が北側になる。

 ホテルに入る。ホテルは風花雪月大酒店。わたしにとっては超の着く豪華な部屋。どのくらいかといえば、セミダブルベッドが二つ並んでいて、なお充分余裕があり、浴室だけでも8畳はありそうな大きさ。
 ロビーには、かなりのスペースに名石や彫刻を並べている。売り物なのだが、表示は小さいため、まるで美術館のよう。
 まだ早いため、一人で外に出た。ホテルを半周するように歩くと、「洱海門」があった。
 小さくて見えるトラックはノーズの部分に覆いがない。何台か見た。
877.jpg
「洱海門」からはいると人民路である。ここは観光客は少ないようだ。
 途中、古本屋に立ち寄る。古龍の本が棚の一段を占めていた。こんなに多作だったのだ。
 他には「ヒカルの碁」の中国語版。小学生用のドリルなど。そういえば棚を覗いている人には小学生らしい人が数人いた。
 人民路を突き抜けると右手に馬などが見える。そちらに向かうと、「天龍八部影視城由此上」という看板がある。こんな近くにあったのだ。では行って見ようと坂道を上り歩きはじめたが、かなり歩いたところで同方向に行く馬車が来た。「2元でどうか」「OK」と乗り込む。道は「h」状になっていて、わたしは真っ直ぐ上ったが、馬車は曲がって右側の道を通る。そこの合流点から乗ったのだが影視城までの半分ほどであろう。
891.jpg
 門前まで来たが、実はもう30分ほどしか時間がない。入るのは諦めた。入場料は五十何元とか聞きとれた。入ってしまえば半日以上の観光になる。門を見上げて満足する。
 それにしても、たった一人の作家のためにこのような映画撮影所ができて、外国にも知られる観光地になる。たいへんなことではないか。
892.jpg
 門の脇には剣も置いてあった。鞘入りであるが、もし身があれば刃渡り二尺ほど。江湖では、刀(とう)より剣(けん)の方が上品とされた。暗器(飛び道具)は卑怯とされているのは日本と同じ。だが、使う人は多い。

895.jpg
 ここから街が一望であった。「洱海」がよく見える。

8101.jpg
 帰りも馬車に乗る。10元で、蒼山門まで。
 思ったより早かったので、そこからホテルまで、寄り道をしながら歩く。

8105.jpg
 途中で見た料理店の食材。これも入り口に並べてある。

8109.jpg
 夕暮れ、池の土手から崇聖寺跡の後方を見る。こう見ると大規模な建物群である。家の壁は白が多い。ペー(白)族の家と思われる。

 附記すると、大理は故城から十五キロほど南、「洱海」の南端に新しい市外がある。下関といい、官公庁が集まっている。鉄道の駅もある(地図では工事中だが、道の案内にはあった)。観光地ではない。
posted by たくせん(謫仙) at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 雲南憧憬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/17250366
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック