2006年04月30日

雲南憧憬 4 桂林

うんなんしょうけい 4 けいりん
 桂林は広西チワン族自治区に属し、人口は約483万人。92パーセントが漢族、8パーセントがチワン(壮)族・トン(侗)族・ミャオ(苗)族である。ミャオは中国の蔑称で自称はモン族、東南アジアではそういうが、日本では蔑称ではない。別な民族で同じ名前のモン族という民族があり、それと区別する意味でミャオ族という。モン族という場合はどちらのモン族かを示すのが普通である。
 漓江の下流は桂江、さらに下流は西江と名を変え、広州の近くを通って海に注ぐ。

 桂林の二日目は市内観光である。わたしは朝食後、出発時間までの間一時間ほど市外を歩く。川が近くにあるからか小鳥の声がする。交差点には信号があった。デジタル表示で変更までの秒数を示す。一般的に言うと今回の旅行で通るところは信号がほとんどなく、自動車は、自分の判断で横断する。

 まず着いたところは七星公園、我々が入るのと入れ違うように地元の人たちが出口に向かう。朝早くは無料で公開されていて、その人たちが朝の体操をした帰りなのであった。
 なお、中国語の桂とは「金木犀」のこと。あちこちで香っている。金木犀の香りの中を歩く。
 小さな動物園がある。なんと虎の背に乗って記念撮影ができる。その虎はでっぷりと太り、立つのも億劫な様子。普通の虎の倍以上は重そう。
 鹿は放し飼い。
 金糸猴がいるのだが、屋内に入っていて、見ることはできなかった。
 テナガザルが天井の金網の間から手を出す。ガイドがバナナを投げると見事にキャッチ。かなりの距離があり、ガイドのコントロールもいい。
101.jpg
 この写真は動物園内の岩山、まるで駱駝のよう。
102-1.jpg
 次に行ったのは畳彩山。

 洞窟の前には小さな売店かある。売り子は少数民族の娘。
102-2.jpg
 この洞窟をくぐり抜け、急な階段を登る。

104.jpg
 低い岩山だが絶景であった。見下ろした川は漓江、この左側には大きな池がありその周りは公園となっている。

 次に象鼻山を見る。有名らしいのだがどうってことのない山。我々が着いたとき、白人の一行が到着した。要人らしい扱いを受けていたが、他の人を排斥するほどではなかった。
 巨象が水を飲んでいるようだと言うが、言われてもそうは見えなかった(^_^)。
1keilin.jpg
 この写真は泊まったホテルの絵はがきより。
 向こうの山が象鼻山である。

 隣接する公園を通る。島なのだが、橋を架けてある。この島は昔は若い男女の架け橋であった。経済成長前に、狭い家に大勢が住む中国の家庭では、若い男女が落ち着いて愛を語る場所がなかった。この島を利用したのだ。

 この後、昼食して空港に向かう。
 昼食の時間はたっぷりあり、男どもは暇をもてあます。3人で付近の散策に出かけた。
ここは池なのか川なのか。閘門があった。パナマ運河のように水面の高低差のあるところで船を通すための設備である。この水面は高い方。
110.jpg

 ここではオプションツアーがあった。
 少数民族のショーというが、宣伝の様子では西洋的ダンスのようだった。女性3人が見に行ったが、評価は「がっかりしちゃった」
 たとえていえば、「海辺の旅館に泊まったが料理はフランス料理だった」らしい。
 わたしたちショーに行かなかった7人がホテルに帰ると、地元の経済的有力者の父親の「90歳の誕生祝い」が開かれていた。
 集まった人は900人。もちろん祝いを包む。ガイドによると「かなり儲かるはず」
 それはともかく、舞台ではかなりの芸が繰り広げられており、関係ない我々も見ることができる。
 初めて見る変面(變臉)に目を奪われた。女性がダンスの途中で体を回転するとそのたびに覆面が変わっている。
 わたしはいままで勘違いしていた。面が変わるというので、お多福が天狗に変わるようなものを想像していたが、実際は覆面が変わるのだった。覆面の色が次々に変わっていき、素顔が現れたら、次にはまた別なマスクをしている。
 10年ほど前に「變臉」という映画があって、そこでは男の子しか芸が許されなかった。わたしはその映画は見なかったのだが、昔の話であろう。ここ桂林では女性のダンサーであった。
posted by たくせん(謫仙) at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 雲南憧憬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/17215896
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック