2006年04月30日

雲南憧憬 3 冠岩

うんなんしょうけい 3 かんがん

 漓江下りの途中の草坪地区に冠岩というところがある。そこには巨大な鍾乳洞がある。
漓江で触れたが、わざわざ行くだけの価値がある。

 船着き場から上がると、少数の物売りと、天秤棒の両端に鵜を載せて担いでいる人がいる。漓江の鵜飼いは紐を付けないのが特徴である。が、漁をする様子ではない。写真のモデル代稼ぎではなかろうか。誰もカメラを向けなかったので真相は不明。物売りは蜜柑など。種のある酸っぱい蜜柑であった。一山百円。日本の百円硬貨が通じる。
 ここまで桂林からバスの便もある。市区から29キロ。入場料は60元。
 発見されたのは近年のことである。1995年に公開された。
 さて、少し坂を上がって、鍾乳洞の入り口になる。

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 そこは別世界だ。鍾乳石の形ばかりでなく、それを見せる演出が素晴らしい。七色の照明で照らされている。人によっては演出過剰に映るか。
 暗いのでわずかに上下にぶれているが、まるで彫刻のように複雑な形をしている。説明では、手を加えていないという。
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 説明なく通り過ぎたが、たまたまある地点からこのように見えた。右が奥で、人の形にえぐられている。そこを赤く照明する。左側が手前の岩で人の前側を形作る。

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 一色であるが形の複雑さがよく判る。
 常に先頭は現地ガイドが説明しながら歩き、最後はヨン様(添乗員)が歩く。
 全長は12キロもあるらしいが、もちろんそんなに歩くわけではない。1時間程度だ。

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 暗いため足下に気を付けて歩くのだが、手すりの向こうが深い谷になっているとみたら、水に写った天井だった。向こう側の手すりに気がついても、手前を見ると谷に見える。
 向こう側の手すりから見ると池であることがよく判る。水は微動だにしない。
 更に歩いて、洞窟の中を電動トロッコで移動する。その距離は500mほど。そして巨大な空間に出る。全体は楕円形といえようか。長径は120m、短径は80m程度(数字は記憶が曖昧)、下が平らなら野球ができる。
 06年4月の初めころ、NHKで中国の天坑の話があった。このような所の上が崩れ落ちて噴火口のようになったのが天坑である。
 そこを下り地底の川を舟で数百メートル移動。一部人の手でくりぬいてあった。そこは壁面の様子が違うので判る。漓江と繋がっていて、漓江の水位が異常に高くなると、ここは通行できなくなる。
 更に歩き、高さ40mのエレベータで表に出る。舟に戻るが、中国人のグループが席を占領している。3人掛けを2人で占めているのだ。ガイドが席を詰めるように説得して席を空けさせた。
posted by たくせん(謫仙) at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 雲南憧憬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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