2006年04月29日

雲南憧憬 1 広州

うんなんしょうけい 1

 05年11月2日から9日まで、8日間の雲南旅行に行った。
 本来16日からの旅行を申し込んでおいたのだが、他に希望者がなく、こちらの回に合流して欲しいと、旅行社からの申し込み。毎週企画されているのだが、この回だけが満席で、他はすべて催行中止となっている。10人以上で催行だが、全部で10人だった。
 男3名、女7名である。
 添乗員は大学を卒業したばかりの男性。女性たちによってヨン様とあだ名される。
 旅行者は高齢者ばかりなので、かなり気を遣っている。
 八時に成田空港の受付カウンターに行くと、添乗員手書きの案内書を手渡された。よく書かれているので、後に、わたしのホームに転載することを申し込んで、許してもらった。
 説明を受けたことを忘れてしまっても、それを見れば判るほど。
 まず、最初の観光地は広州。広州空港は去年の8月にオープンしたばかり。滑走路は二本で更に増加できるスペースを持っている。中国最大の空港である。
 市の中心まで50分くらい。
 最初の観光地は「陳氏書院」
 門構えからして、地方の豪族であることを思わせる。個人ではなく、一族で維持したらしい。
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 別に陳家祠ともいう。清時代、科挙のために一族の師弟の教育のため建立したという。
 19の建物がある。建物のいたるところに彫刻が施されている。
 現在は広東民間工芸博物館としても使用されている。本来は陳氏の私用なのであろうが、今では、この地方の新しく製作された陶器、玉器、端渓硯、南方刺繍など、美術工芸品が数多く展示されている。もちろん販売されている。面積は約8,000平方m。
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 これは中庭である。 
 この日は、広州に泊まらず、夜の飛行機で桂林に向かった。
 広州は広東省にあり、香港からも近い。
 広州市は、人口約994万人。年間平均気温が22度で高温多湿。一年中緑が絶えることなく、四季を通して花が見られ、花城とも呼ばれる。空港までの街路に黄色い花の木があった。ガイドは木の名を「黄色い花」というと言ったがどうだろう。
 それから「食は広州にあり」という言葉があるが、19世紀末に各料理店の料理人が腕を競い、新たな味を作るようになったころにできた言葉らしい。

 帰りにも広州に立ち寄った。順序ではないが、先にそのことを書く。
 中山記念堂を見る。
 中山は孫文の号である。日本に亡命していたとき、中山を名乗っていたので、それをそのまま号にした。
 孫文と言えば辛亥革命であるが、長くなるので割愛する。
 記念堂は屋根が八角形で、中から見るとドームになっている。内部は4729席もある大きなホールになっていて、面積は2000平方m、天井の高さは47m。音が反響せず聞きやすい。
 1931年に総統府のあとに建てられた。
 正面に「天下為公」と書かれた額がかけられている。
 設計者の呂顔直は着工後半年に30歳の若さで亡くなってしまって、完成を見ることができなかった。
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 銅像はもちろん孫文である。 

 中山記念堂の脇の大木は白檀の木である。掃き清められた庭に、細長い5センチほどの花びらがひらひらと散っている。拾ってみるとかすかに香る。
 頭上を見上げても、花は見えない。目立たないのか、ほとんど散ってしまったのか。
 ガイドは、聞かれてはじめて説明したが、日本人には聞かれなくても説明して欲しい珍しい木である。 
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 今まで、いわゆる観光地ばかり、庶民が利用する店に行きたいという希望者が多く、ガイドは近くのスーパーに案内した。
 そのために中山記念堂の敷地を出るとき見た木の葉である。裏が赤い。何の木であろうか。
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 スーパーでは、大量のお菓子などを買ったりしていたが、わたしが買った海苔には中国語表示以外に「のリ」と書いてあった。「の」は平仮名「リ」はカタカナである。普通中国の海苔(紫菜という)は黒いが、この海苔は日本の海苔の色と同じであった。
 米は数種類あり、量り売りで香米(タイ米)が1キロ3.7元から4元くらい。粳米が1キロ3.8元から4.2元だったか。ちょっと記憶が曖昧。
(今1元は日本円で14円くらいです。一キロ60円くらいでしょうか)
 それとは別に日本のようにポリ袋に入っているのもあり、高いのは5元以上。
 わずかの時間であったが、値切り交渉などする必要がなく、皆満足げであった。
posted by たくせん(謫仙) at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 雲南憧憬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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