2010年10月07日

横店影視城−明清宮苑

岡崎由美先生と行く中国の旅
横店影視城と金庸ゆかりの地を訪ねる 11

 明清宮とは明と清の宮の意味。北京の紫禁城のことである。
 そっくり原寸大で作ったと宣伝されているが、もちろんあちこちに違いがある。天安門広場は再現できないとしても、天安門と午門の間の端門がない。そして太和殿の奥の中和殿と保和殿がない。天安門から神武門までで、全体としては三分の一くらいの広さになるだろう。

sikinjou.jpg 横1000ピクセル
 案内図はどうも記憶とはイメージが違う。実際にはもっと縦長だった。
試しにグーグルアース写真を比べてみた。

hikaku-1.jpg  縦630ピクセル
 左が横店、右が北京の故宮。
 黄色の縦線がちょうど1キロメートル。
 赤い線は相当する位置。下から、天安門・午門・壕・太和門・太和殿・乾清門・神武門。
 特に午門から太和殿までは忠実に再現されている。後ろの景山が違うので、ここで撮影されたと判断するほど。
   
P9043685.JPG
 高台にある楼、これは北京故宮にはないもの。これは外から撮影。
 単独なら、景山の万春亭の代わりになるだろう。

P9043686.JPG
 天安門広場に相当する。本来このような白い柱の列があったのだが、取ってしまって現在の天安門広場にはない。
 バスを降りて門に入りカートに乗り込む。タイミングが悪く少し時間がかかった。

P9043688.JPG
 いきなり太和殿前の広場に出る(太和門を通った記憶がない)。

P9043690.JPG
 太和殿の台の上、鶴の彫刻の向こうは北京の景山のようだが、方向が違う。阿九が南京(?)で王朝の行く末を心配して建物の群れを見下ろしていたのはあそこではないか。紫禁城はないが。
 地図では太和殿の左手である。

P9043691.JPG   P9043692.JPG
 玉座           玉座の後ろ

P9043693.JPG
 太和殿の裏側は中和殿も保和殿もなく、いきなり乾清門となる。

P9043695.JPG
 うしろの山には、屏岩洞府へ行くリフトがある。

 中央部を見てから、正面左手の苑へ行く。

P9043697.JPG
 季節はずれの花が満開だが、樹と花が合わない(^。^)。

 いろいろと問題があるにしても、このようなとてつもなく大きな撮影所を作ってしまう、中国の映画界の実力に恐れ入る。映画やドラマは粗製濫造のきらいもあるが、数があってこそ質も高まる。そしてそれだけの需要があるのだ。
 しかも香港映画時代から、英語に慣れていてすでに世界を相手にしている。日本映画が、日本の観客だけを相手にしているのとは大きな違いだ。
 わたしは今までに買った金庸作品のDVDをもう一度見ようとしているが、何年かかるだろうか。
posted by たくせん(謫仙) at 06:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 江南 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
2008年版?「書剣恩仇録」を見ていて『おっや?』と思った紫禁城の花園のシーンはもしかしたらいえ絶対此処で撮影されたんだろうなァと確信しましたが、違うかな?今回の「書剣恩仇録」私は好きな作品の一つになりました。
機会が有ったら見て下さいね。
Posted by xihuan at 2010年10月08日 09:15
2008年版ならここでしょう。
いまMAXAMで売り出しているのがそうでしょうね。
この後、杭州に戻ってから新華書店に行き、そこでもDVDを買いました。その中に書剣恩仇録があります。MAXAM版と比べてみたら間違いありません。
74元、千円にもならない金額で、買いました。
黄日華版射G英雄伝を見終えるまで、おあずけです。(^。^))。今回の旅行で買い込んだDVDだけでも一年では見切れなさそうです。
岡崎先生など、山のように買い込んで持ちきれないので別便で送ったほど。「大学を辞めたら見ようと思う。それまで見る時間はないだろう」なんて言っていました。
まだまだ先になりそう。
Posted by 謫仙 at 2010年10月08日 12:20
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