2009年10月14日

天龍八部の世界 年表

 元豊6年5月に喬峯が丐幇の幇主となり、八年後幇主を辞す。これを基準にこの年表を作成した。
★は史実、この物語では違うこともある。

1057 喬峯が幇主を返上する31年前、簫峯(喬峯)誕生する。
1058 簫峯一歳のとき雁門関外の悲劇。簫峯(喬峯)の母が殺され父は谷に飛び込む。
  雁門関外で簫峯の両親を襲った者は、かしら(謎の人物)・智光・趙銭孫・汪剣通など21人。この四人が生き残る。
  簫峯は喬三槐夫婦に育てられることになり、喬峯といわれる。
   ………
1063 ★遼 耶律デルクの反乱。
1065 虚竹生まれる。
1066
1067 ★神宗即位(1067−1085、在位、以下同じ)。
1069 段誉生まれる。第六巻P183には保定2年11月13日誕生とある。
  このころの年号に保定はない。
     ★王安石参知政事となる。
1070 木婉清生まれる。
1071 
1072 鐘霊生まれる。
1073
1074 喬峯、丐幇幇主汪剣通の弟子となる。
1075 ★段廉義、第12代上コ皇帝となる。(1075−1080)
1076
1077
1078
1079
1080 元豊6年5月 喬峯(簫峯)が丐幇の幇主となる。この時二十三歳か。これを基準としている。(のちに宋の高氏が亡くなり哲宗が親政する年に三年の差が出る)
  ★段寿輝が高昇泰の力で、第13代上明皇帝となる。(1080−1081)
1081 ★段正明、第14代保定帝即位(1081−1094)。年号は保定ではない。
  ★高昇泰はゼン闡侯(ぜんせんこう)となる。
1082 
1083 
1084 
1085 ★哲宗(1085−1100) 3月に即位、10歳。司馬光、宰相になる。
1086 ★4月王安石死す。9月司馬光死す。
     ★西夏第4代皇帝、崇宗乾順即位(1086〜1139)
1087 
1088 この年物語が始まる。段誉19歳、木婉清18歳、鐘霊16歳。
  段誉が危機に陥り、鐘霊に助けられ、谷底で秘技を知る。四大悪人に掠われ、段家に助け出される。鳩摩智に掠われ、阿碧・阿朱に助けられる。そして喬峯と出会う。
  丐幇で4長老の謀反。喬峯は八年の間幇主だったが返上する。喬峯31歳。喬峯は実の親の名を知り簫峯となのり、仇捜しをする。阿朱の最後を看取り、その妹阿紫の保護することを約束する。(本の解説には1091年とある。3年の差)
1089 簫峯と阿紫は女真族とともに春を迎える。ここで契丹の耶律洪基を捕らえる。放して義兄弟となる。簫峯31歳。遼の皇帝耶律洪基の贈り物を受け取る。
(遼の出来事の年は史実とはかなり異なる)
 簫峯は耶律デルクの反乱を鎮めた手柄で遼の重臣となる。
1090 2月8日に河南省擂鼓山の天聾地唖谷で珍瓏が披露される。
  虚竹と天山童姥は西夏皇宮に隠れる。段誉21歳・虚竹24歳
  8月15日西夏国の婿選び。
  段誉たちが大理に向かう途中で、王夫人の罠にかかり、捕まってしまう。慕容復は段延慶を大理の皇帝にして、自分が義子となり皇位簒奪を目論んだが、失敗する。
 その過程で、段正淳の愛人たちが殺され、段正淳と刀白鳳は自刃してしまう。(史実では段正淳は1096年に即位し文安帝となる)
  段誉即位。
  宋は高氏が亡くなり、哲宗が親政。(史実では三年後1093年)
  簫峯は南征を命じられ、阿紫と一緒に逃げだすが、捕まってしまう。江湖の総力で助け出されるが、南征の取りやめを耶律洪基に約束させ、自決してしまう。
1091 
1092 
1093 ★宋 高氏亡くなる。哲宗が親政。
1094 
1095 ★高昇泰が大中を建国、大理は一時なくなる。(1095−1096) 
1096 ★段正淳が、文安帝となり大理国復活する。後大理国ということもある。(1096−1108) 
1108 ★段正厳 第16代宣仁皇帝となる。段正淳の息子で、諱は段和誉。つまり本書の主人公である。(1108−1147)。生年不詳。1069年生まれなら39歳で即位したことになる。
1109
1110
   ………
1147 ★段正興、正康皇帝となる。(1147−1171)
1171 ★段智興が功極皇帝となる。(1171−1200)段誉の孫にあたる。
  別な小説では、段智興は出家して一灯大師となるが、史実では、出家したかどうか定かでない。
posted by たくせん(謫仙) at 07:44| Comment(5) | TrackBack(0) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
労作ですねえ、ごくろうさまでした。

拝見していて、思ったこと
金庸先生、話の出だしはそれなりに時代を計算してたけど、
途中でめんどうになって、ま、いっかと・・・(爆)
Posted by 迷子 at 2009年10月19日 19:33
迷子さん
岡崎さんも勝手に変えるわけにもいかず、「ま、いっかと・・・(爆)」
新聞連載ですから、長い間には設定が変わったり、記憶違いがあったりして、単行本にするときも、気がつかなかったり、直しきれなかったりして、そのままになってしまったようです。
ただ、最初から承知の上で変えているところもありますね。耶律デルクの反乱とか、遼の皇帝耶律洪基の年齢とか。大理国の歴史など、創作と言えるほど変えていますね。特に段正淳と段誉。
 でもまあ、これは歴史小説ではないので「ま、いっかと・・・(爆)」
Posted by 謫仙 at 2009年10月20日 20:27
以前「m(_ _)m」で鹿鼎記で釈迦に法を説いてしまった俄でございます。
遂に「天竜八部」も文庫本で来ましたね。
あらすじは認識しているものの「段誉」はひょっとしたら「張無忌」以上の
節操無しかもしれない…「小宝」は全員甲斐性で受け入れたもんねww
Posted by 煙管猫 at 2010年01月28日 02:14
煙管猫さん
天龍八部は装丁本を揃えています(^_^)。
わたしはむしろ倚天屠龍記より前の本が欲しい。初期の本は図書館で読んだので、持っていないんです。文庫で出ているのもあるので、それで揃えようと思っていますが、揃うかどうか。
段誉は無節操かも知れませんが、次から次に好きになった女が全部実は腹違いの妹となれば、責められません(^_^)。
小宝はどうなんでしょう。もちろん無節操ですが、嫌われているのに強引にという事もありますので、受け入れたというのとは少し違うような気がします。
金庸小説の登場人物は全て個性があって、比較するとここが違うよ、という部分が必ずありますねえ。
だから全部揃えたくなります。装丁本で揃えたかったなあ。
Posted by 謫仙 at 2010年01月28日 19:15
装丁本と書いてしまいましたが、上製本です。
Posted by 謫仙 at 2015年03月10日 17:41
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