2009年09月17日

天龍八部の旅10 崇聖寺三塔

崇聖寺三塔に対する追記。

 大塔は千尋塔という。南詔国勧豊佑時代(823〜859)に建てられた。
 小塔は大理国段正厳、段正興時代(1108〜1172)に建てた。
 建てた年代はネットで調べたもので、確認をしていないが正しいと思われる。
 ここで、段正厳とは段和誉つまり、天龍八部の段誉である。そうなると、ドラマでは天竜寺の僧が鳩摩智を迎えるため三塔に行くが、その当時は千尋塔だけしかなかったことになる。
 05年の旅行のとき、「千尋塔は一度壊れ、再建したので一番新しい」と言われた。
 それはいつのことかと思い、ネットで調べたが、出てこない。ところが次のような記述にぶつかった。

 明の正徳時代の大地震で大理古城の家屋は殆ど倒壊し、千尋塔も破竹のように裂けたが、10日後奇跡的にもとの様子に戻った。
 1925年の大地震では、千尋塔はてっぺんの宝刹しか落とされなかった。

 レンガ造りの塔が破竹のように裂けて元に戻るだろうか。形だけは戻るかも知れない。この時、おりを見て取り壊し再建したのではないかと推測する。
 さらに1978年から3年間にわたって、三塔の補修と補強作業をした。この作業はどのようなものか。この時解体修理つまり建て替えたとも考えられるが、なんともいえない。
 この修理のとき、従来「土を積み上げて塔を建て、完成後土を取り去った」と言われていたが、それは間違いで足場を組んで建てたことが判ったという。

 それから小塔の傾きは、一方が1.6度、もう一方が2.3度ほど。
 いろいろ調べていると、なんと60度傾いているという記述にぶつかった。ウワー。

  参考 崇聖寺三塔の紹介
作者:崇聖寺三塔文化観光地事務所 出所:崇聖寺三塔文化観光地
posted by たくせん(謫仙) at 06:17| Comment(8) | TrackBack(0) | 雲南憧憬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あの写真のような塔が60度も傾いたら、間違いなく倒れています。
書いた人は60度とはどの程度なのか分かっていなくて、誰かの説を鵜呑みにしたのではないでしょうか。自分で量ったら2度を60度と間違えることはあり得ないと思います。
レンガが真っ二つに割れて、元通りになることはあり得ませんが、モザイク状に割れて、元に収まったならあり得ませんか。接着剤はなんでしょうか。水が接着剤を溶かし再機能させたと考えられませんか。
もちろん分かって言っているのではありません。
いろいろあったようで、事実上は建て替えたと考えられます。
Posted by mino at 2009年09月17日 21:05
千尋塔は地震で傾いたけど元に戻った、とかいろいろ書いているのを見ましたがガイドが言ったのを鵜呑みにして書いている本も多いのでしょう。
実際のところがわからないのも想像力を働かせることができて楽しいのでいいと思います。
しかし、60度となると傾いているのではなく倒れていますね(^^;
Posted by 八雲慶次郎 at 2009年09月17日 21:05
60度〜〜爆笑

いくら白髪三千丈のお国柄といったってw
Posted by 迷子 at 2009年09月17日 22:48
minoさん
日本ならまず漆喰を考えるところですが、漆喰の原料は海藻だったはず。大理では粘土とか、あるいは石灰岩の産地なので、コンクリートのようなものがあったかも知れませんね。単純にレンガを積み上げただけではないと思います。表面など、白い壁になっています。長い間雨に打たれても溶け出さないところを見ると、水によって溶けるようなものではなさそうです。
こういうことは、その方面の専門家にとっては常識で、書くまでもないこと、なのかな。
Posted by 謫仙 at 2009年09月18日 06:44
八雲さん
 60度は、塔の写真を見れば、いくらなんでもそれはおかしいと思う数値ですよね。逆に想像力が働かないので、信じてしまう。
 けっこう文献なども多いようで、かなりのことが判っているので、立て替えの文献がないと、わたしのガイドが、大規模な補修を建て替えと表現したかも知れません。あるいは倒れたわけではないのに建て替えたのは補修と言っているか。
 これも大理のロマン。
Posted by 謫仙 at 2009年09月18日 06:45
迷子さん
60度はねえ〜
1.6度と記述しようとして、打ち間違えて誤入力。それを気が付かないでそのままにしてあるとか。ガイドの言うことを聞き間違えたとか(わたしならよくあること)。
こういう形で具体的に数字を謳うときは、できるだけ調べるようにしていますが、ネットの情報は玉石混合。記述の様子によって、信頼できそうかどうか判断しています。
Posted by 謫仙 at 2009年09月18日 06:46
60度・・・
いいですね。

10度倒れても凄く見えますね。

岩登りで60度の岩壁は実際に登ってみると垂直に感じます。

首の手術をしたときに3日くらいたって、水平から、30度くらいベッドを
起こしてもいいと、主治医がいいました。

看護婦さんは15度くらいで「30度です・・・」(笑)
機会の設計屋でしたから30度がどのくらいかはすぐわかります。
いくら言っても20度よりは上げてくれませんでした。
Posted by オコジョ at 2009年09月18日 14:43
オコジョさん
上から見ると、60度は垂直ですよね。スキーで滑るとき、30度くらいでも崖から飛び降り自殺する感じでした。
下から見ると30度くらいと判るンですが、上からは絶壁。
10度もずれたら、重心は間違いなく基底部の外。自然に崩れそうな感じがします。

看護婦さんはプロですね。相手が直感で判ったと気が付いても知らぬふり(^。^)。
Posted by 謫仙 at 2009年09月18日 19:34
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