2009年09月09日

天龍八部の旅6 天龍八部影視城2

 碁の話は、武侠の碁「天龍八部の珍瓏の続き」に細かく書いたので、碁に興味のある方はそちらをみて下さい。ここでは碁以外の話を。かなりの部分が「天龍八部の珍瓏の続き」と重複します。

P8222304.JPG
 ここから右の一画は、碁に関するいろいろがある。と言ってもたいしたことはない。
 この二階には行かなかったがなんだったンだろう。このときは他に目が向いていて、二階に行こうという気にならなかった。
 
追記:簫峯が阿紫と一緒に星宿派にからまれたあと、ひとりで閻王店に入るのがこの建物。その間に阿紫は星宿派の摘星子に捕まっている。簫峯はこの階段を右から登っていく。
 虚竹が阿紫に騙されながら麺を食べる店も、ここの一階。
  
P8222310.JPG
「大理旅游杯」第一回世界女子プロ棋戦の選手のサインである。この棋戦の第二回以降は開かれているのか。この石碑の後ろに無崖子の珍瓏棋局図がある。
 糸は切れ図がゆがみ、鉄はさび、あまりにみすぼらしい。この珍瓏は、30年もかけて研究するほど難しいことはない。ドラマの蘇星河の棋力はアマ初段に届かないとみた。正しくは珍瓏図が設定に合わないと言うことだ。
 お粗末とは思わない。わたしはこの場面のためにこの珍瓏を作ったことを高く評価している。わたしの知る限りだが、他では碁の図はでたらめばかりだ。
 ただ、せっかくこれだけの珍瓏図を作りながら、ドラマ撮影の扱い方はお粗末。残念だ。
 日本では、「篤姫」の碁の場面を梅沢由香里が監修して、高い評価を得ている。それを丁寧に扱っている。こういうところがでたらめだと、他の場面もでたらめではないかと思ってしまうのだ。

P8222311.JPG
 続いて碁の絵。絵のできは悪く(と思う)、なんの絵か判らない。絵の前に「珍瓏棋局」の説明。この写真の右には無崖子居。

P8222318.JPG
 無崖子居。ドラマでは妙に生活実感のない家だと思っていた。家の前の碁はドラマとは無関係。右に無崖棋廬が続いている。
 桃花島でも思ったのだが、たった一人(蘇星河も近くにいるはずだが)で人に知られないようにひっそりと生活している無崖子の家に、なぜ「無崖子居」などと表示しているのだ(^。^)。

P8222319.JPG
 無崖子居の部屋の中。一線に幾つも石がある。あっ縦13路横12路、まさか。ダメのない石がある。線の上にもある。そもそもなんでこんなものがあるのだ。これは占いか。

P8222320.JPG
 生活に結びつくのはこれだけ。住んでいる人がいないような偽装。他に隠しているとみるか。
 ドラマではこれらの家は使われていない。無関係。

P8222321.JPG
 四神図 青龍・朱雀・白虎・玄武。これで春夏秋冬・東南西北も意味する。左右はどちらが青龍でどちらが白虎かはっきりしないが、星座図なので右が東・青龍だろう。

P8222325.JPG
 無崖棋廬。この部屋は記憶にない。ドラマにはなかったかも知れない。
 棋廬だから当然とはいえ、中には碁盤があった。

 というわけで、あの珍瓏の場面を思っていた人は、期待はずれにおわるだろう。城のガイドが案内したがらないのも無理はない。しかし、わたしはアトラクションよりこちらを見たい。わざわざ日本から見に来て、アトラクションを見て終わってしまっては、もったいないではないか。わたしにはアトラクションははっきり言っておまけである。
 両方見ることができればそれに越したことはない。(^_^)。

追記:八雲さんからこれらの建物はあとで建てられたとコメントされた。納得。
 実際ドラマでは、洞窟のようなところで、家のイメージではない。
 小説のイメージはこんな感じなんだが。
posted by たくせん(謫仙) at 07:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 雲南憧憬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
見たい物は人それぞれですね。
中国で、休日に通訳に町を案内してもらったとことがありますが、
古いものを見たいといっても、そんなものは、「つまらない・・・」
結局、遊園地と市庁舎、買い物などしないといってもデパート・・・
結局、自分の価値観になってしまいます。
そして、日本人と違って、自己主張も強いですし・・・

ドラマの話を追う、夢がありそうですね。
Posted by オコジョ at 2009年09月09日 11:11
天龍八部城の半分くらいは後から作ったものです。珍瓏や無崖子居などもそうです。
射雕城の撮影に使っていない建物と同じですね。
見に行くことが出来なかった遼国城門や西夏王宮、女真族の村などは撮影で使われたと思われます。
Posted by 八雲慶次郎 at 2009年09月09日 17:30
オコジョさん
見たい物はそれぞれと言っても、まるっきり自由行動では却って迷ってしまう。矛盾です。
日本に来た中国人も、奈良京都よりお台場を見たがる。
この珍瓏の場面は、ドラマとは無関係なので、勧めにくいのかも知れません。「全然違う、なんだつまんない」なんて、言われた記憶があるのかな(^_^)。
このグループはそれでも見たがる特殊なグループですから。
Posted by 謫仙 at 2009年09月10日 06:16
八雲さん
このあたりの建物の立地や外観がドラマとは違うことは判りますので、中を使ったのかと思っていましたが、後から作られたのなら納得。観光用ですね。
女真の村などは城外のようでした。このことは次回に書きます。真相ははっきりしません。
いままたドラマを見ているのですが、門や建物などここで使っているということがよく判りました(^_^)。
Posted by 謫仙 at 2009年09月10日 06:16
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