2009年09月04日

天龍八部の旅4 崇聖寺2

 望海楼に登り見下ろす。

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 崇聖寺がまるで宮殿のようだ。一望と言いたいが、重なってはっきりしない。
 こういう景色を見ると、中国の観光投資の凄さに圧倒される。総額1.8億元とか。金額もさることながら、ほとんど判っていない昔の姿を創造してしまい、歴史建造物であるかのように扱うその発想に驚く。レジャーランドの寺ではない。
 現実に五十人ほどの僧侶が修行している。
 この寺が、修行の邪魔だからと観光客の締め出しを行ったら、政府は許すかどうか。崇聖寺にそのような判断をする権利があるのかどうか。どうもなさそうな気がする。
 もっとも財政的に維持できないだろうから、権利があってもその権利を行使する機会はないだろう。
 再建の施主は雲南省政府と大理市政府、政府主導の宗教施設と言うことになる。まあ実体は観光施設なんだろうな。
  
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 大理一望。横800ピクセルあります。

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 上の大理一望の右三分の一ほどのところ。黒瓦の建物が蒼山門と思われる。左右に城壁は見当たらない。
 地図では記憶にない西門がある。蒼山門の少し南だ。しかしそんな近くにあったのか。このことは大理城で書くつもり。

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 上の大理一望の中央やや左あたりを拡大。こう見てみるとあまり大きな建物はない。

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 城外の街。ぺー族の家は白壁が特徴。上部には絵が描いてあるのだが、この写真では判らない。
 望海楼を下りて、下っていく。

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 大雄宝殿の裏側。かなり大きな建物であることを実感する。

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 声明(しょうみょう)が響く。僧侶を先に在家の信者が続き、大雄宝殿に入る。
 寧波でも聞いたが、中国では今でも声明を聞くことができる。日本ではほとんど途絶えていて、聞くことは難しい。
 再びカートに乗り、山門前を横切り、公園部分の真ん中あたりの池のところまで行く、そこから門まで歩くことになる。

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 この池の向こうの三塔の姿がよい。

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 大塔を裏側からみる。近年補修されたと見えて、きれいになっている。

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 門からも見えた小塔。傾いていてどこか不安定。傾き方が層毎に違うような感じで、今にも倒れそう。
posted by たくせん(謫仙) at 07:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 雲南憧憬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
立派な寺ですね。
ここは、昔から残っているのは3基の仏塔のみなのですね。
でも、割と昔の感じを出して、復元されているようですね。
池に三塔が映る姿は絵になりますね。
復元は悪いことではないのですが、観光に偏ると嫌らしさが目立ちますね。
といっても、ここは大事な収入源なのでしょうね。

声明はCDを持っていますが、やはり生がいいでしょうね。
いちど聞いてのですが、難しいようです。
Posted by オコジョ at 2009年09月05日 09:14
>観光に偏ると嫌らしさが目立ちますね
この感覚が日本と中国では違うような気がします。もともと日本なら、観光はいい、宗教施設を政府が作ってはいけないと、はっきり決まっていますので、常に分けています。中国では宗教は認めないのがたてまえで、観光施設の一部として認められている可能性があります。
もちろん表だって宗教禁止はしていませんが。
声明は聞く機会もなく知らない人が多くなりましたね。「しょうみょう」と読めない人も多くいます。知らないと聞いても聞き漏らしてしまう。只の読経と区別がつきませんから。
それにしても立派な寺でした。
Posted by 謫仙 at 2009年09月06日 06:06
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