2009年08月09日

天龍八部のあらすじ2

第二巻 王子受難
        tenryuhachibu2.jpg
 段誉の救出劇の一部を、 天龍八部の碁 に書いた。碁をもって救おうというのである。
 王子段誉が帰国したものの段誉は病となり、天龍寺に助けを求めた。だが天龍寺も危機を迎えていた。
 天理の段氏は武林の絶技一陽指で高名であるが、天竜寺には六脈神剣という絶技が伝わっていた。ただ習得した者がいなかった。
 天竜寺の高僧と段皇帝の六人で六脈神剣を一脈ずつ覚えて、危機に対しようとするが、段誉は一人で、六脈を覚えてしまう。
 覚えたものの使い方を知らない段誉は、六脈神剣を求めるチベットの僧鳩摩智(くまち)と天龍寺の争いのすえに、鳩摩智に掠われて江南にいたる。
 
 段誉を連れた鳩摩智は蘇州の慕容家の絶技を手に入れようとする。慕容家を探していると、慕容家の召使い阿碧と出会い、舟で案内される。そこは慕容家ではなく、阿碧の家で、阿朱がいた。
 段誉は阿朱と阿碧の機転で、鳩摩智から逃れる。舟で逃げて、王家に立ち寄る。王夫人は留守だった。
 王家で段誉は王語嫣という美人と知り合うが、慕容復に夢中の美女たちは段誉にはなびかない。
 出ていこうとすると王夫人が帰ってきて、段誉たちは捕まってしまう。
 王家は椿(山茶)の花が多い。そこで段誉が椿の蘊蓄を傾けるあたりは清涼剤である。これは 大理の山茶(椿) で別記した。
 ここではまだ明かさないが、王語嫣の母は実は…。孤児のはずの阿朱も実は母がまだ生きていて、その母は…。
 阿碧だけは妹ではなかったようだ(^_^)。
 段誉たちは、なんとか王家を逃げ出し、王語嫣と共に舟で阿朱の家に行く。
 ここで段誉は阿碧たちに別れて、一人寂しく北に向かい、無錫にいたる。
 ここで乞食の組織の丐幇の幇主である喬峯(簫峯)と出会い義兄弟となる。喬峯は幇主になって八年が過ぎていた。
posted by たくせん(謫仙) at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 天龍八部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がない ブログに表示されております。