2009年04月25日

憶江南2 寒山寺

江南を憶う 蘇州 寒山寺
 鐘の寒山寺である。最近建てた日本で見るような五重の塔がきれいであるが、中国でこのような形の塔は初めて見た。日本人観光客向けの観光施設かも知れない。寒山寺は結構広く、わたしたちが見たのはその一部であろう。
     2001.12.1.15.jpg
     塔
 わたしたちと同時に、欧米人の団体のバスが駐車場に入った。ガイドの説明では、欧米人が来るようになったのは塔の建立以来で、それ以前は日本人客ばかりだったと言う。
 ただ張継の楓橋夜泊が有名なだけで、それ以外の魅力は少ない。歌枕をたずねる感じだった。詩の石碑が有ったはずだが、見た記憶がない。

  fukyouyahaku.jpg

 張継がこの詩を作った当時は夜半の鐘は禁止されていた。間違えたのか、承知だったのか。
 蛇足を付け加えれば、最初の四字は、「月落ち烏啼き」と読む。「月は烏啼に落ち」ではない。近くに烏啼山という山があると聞いていた。烏啼山はこの詩によって名が付いたのであって、当時は別の名であったと。しかし、見渡してもそれらしき山は見当たらない。
 鐘楼の写真がないのが残念。
   2001.12.1.16.jpg 
    鐘楼のまえの聴鐘石

 門前の運河は支流で、少し離れて大運河が見える。
 2001.12.1.12.jpg
 逆光で判りにくい。

 沈さんの日本語は、流暢とはいえないが、意味は通じる。以下の沈さんの言葉は、わたしが多少訂正してある。
「日本人のお坊さんを案内したことがありますが、奥さんがいて、子供がいて、酒をのみ、肉食をするので、びっくりした。中国のお坊さんは戒律が厳しいです」
 まあ、それは出家者ではなく、観光業者・葬式産業者なので比較できないが、もちろん出家者もいないわけではない。
 しかし、ここの土産物用の書を書いている僧や、それを手伝っている僧の、肥え具合はどうだ。まるで相撲取りのように太っている。

 あまりに時間が短く、大事なところを見落としている事だろう。
posted by たくせん(謫仙) at 08:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 江南 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楓橋夜泊は、有名ですね。
詩の鐘の音を聴く寒山寺除夜の鐘ツアーがあるとか・・・
でも、当時は夜半の鐘は禁止だったのですね。
なんのためのツアーなのかと・・・(笑)
でも、夢はそんなものかも知れません。

長野に行くとよく行く寒山拾得という美味しい中国料理店があります。
美味しくて、また行きたくなりました。
食いしん坊は困ったものです。
Posted by オコジョ at 2009年04月30日 13:58
寒山寺除夜の鐘ツアーはけつこう人気があるようです。
鐘もなくなって、日本からプレゼントされた。その鐘が物足りなく本格的な鐘を作ったとか。
この塔も日本のプレゼントだとか。
どこまで本当か判りませんが、とにかく日本とは縁のある寺ですね。
寒山拾得。名前から、見かけより実質を重んじる庶民的な店が思い浮かびます。
Posted by 謫仙 at 2009年05月01日 06:31
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