2008年11月28日

ドラマ雪山飛狐 その8

第二十五集
 掌門人大会の栄誉を、少林寺と武当派は出家ゆえ位は要らないと去る。大会を見守らない。
 なんと始まったばかりで、海蘭弼が出て、袁紫衣が登場し、胡斐が続き、苗人鳳が登場。
 いきなり「大会は中止、逆賊を捕らえよ」と命令、あっさりし過ぎ。2〜3集分はこの話かと思っていた。
 鉄花会が乱入し、苗人鳳が海蘭弼を倒して、官軍を蹴散らして終わる。海蘭弼は剣で突かれても傷つかない。鎖入りの服を着ているのかと思ったら鉄のような皮膚の持ち主。剣で打つとカンカン音がする。ウップ。
 小説では、大会を巡っていろいろな駆け引きがあり、武当派の当主も重要な役割がある。会場を福府から荒野に変えたため省略せざるをえないか。
 砂漠の真ん中のような荒野に、わずかの官軍をつれて、福康安が出てきている。福康安は逃げてしまう。田帰農は逃げる途中で苗人鳳に捕まる。そして義兄弟の縁を切ることに。

 袁紫衣は師匠の下で出家を決意。
 さて、胡斐と程霊素は宿に帰るが、胡斐はまたもや程霊素の前で袁紫衣からもらった翡翠の蝶を落としてしまう。
 胡斐は程霊素に教えられ、都はずれの尼寺まで袁紫衣に会いに行くが拒まれる。
 このあたり、胡斐は侠の名が泣く。鐘阿四の仇を討とうとしたころとは別人。ドラマオリジナルは、見ていて違和感がある。よかったのは程霊素と11歳の苗若蘭のやりとりくらい。
   …………………………

第二十六集
 胡斐が留守の間に、程霊素は、薛鵲(せつじゃく)(鵲に「がく」とかなを振っている。「がく」とも読むか、小説では「じゃく」)に捕まってしまう。胡斐は薬王谷まで助けに行くことに。お互いまた片道千数百キロの旅だ。薛鵲は薬王谷の自宅まで帰ってから程霊素を責める。この間一ヶ月ほど何をしていたのだろう。前にもいったが、北京から薬王谷まで一ヶ月くらいはかかるだろうと思うのだが。
 そのとき使う毒は、丹頂鶴の脳と蜘蛛の卵と孔雀の肝で作ったもの。それが猛毒になるのかはともかく。
 うるさいことをいうが、中国語では丹頂鶴と言っているかも知れないが、日本語に訳すときは「丹頂」としなれればいけない。もっともここでいう「丹頂鶴」は日本の「丹頂」とは違うなら、わたしの不明。孔雀は悪食で毒虫でも毒蛇でも食うので、肝はもしかしたら……。
 ここで石万嗔が薛鵲に助力する。小説では毒手薬王の兄弟子だが、ドラマでは弟弟子。
 さて、その猛毒を程霊素と袁紫衣が受けてしまう。その毒を解毒する七心海棠の実は一個だけ。程霊素はそれを袁紫衣に食べさせ、種を袁紫衣に預けて死んでいく。更に七年後、もう一度実を食べなければ毒は消えない。七心海棠は七年に一度しか実を結ばない。
 遺体を墓に収め、袁紫衣を尼寺まで送る。袁紫衣は種を胡斐に託す。
   …………………………

第二十七集
 胡斐は袁紫衣を尼寺まで送り、程霊素の墓に別れを告げる。片道千数百キロ(道沿いでは二千キロ?)もの旅を何度も何度もご苦労様。
 長白山(ここも北京から東北へ千キロ以上)に行くと、そこで平阿四に再会する。そして袁紫衣のために七心海棠を育てる場所を探す。長白山はカンカン照りながら大雪が降っている(^。^))。
 それはともかく、暗くて寒い場所、そして水を与えてはいけない。酒を与える。それなのに選んだ場所は絶壁を登った、わずかな隙間で深い雪の中。雪は融けると水になるんだ。そこはいちばん条件が悪いところだろう。雪が融ければ、枯れてしまうのだろう。かといって一年中雪の中では芽も出ないだろう。洞庭湖の近くで育つ草だ。それを一年の半分は雪に埋もれている所では無理だと思うが。二粒の種のうち一粒はそこに植え、もう一粒は風で崖から落としてしまう。落とした種が崖の中腹で、芽を出した。それも雪の中で日の照るところ。
 近くの崖に酒の瓶が埋まっていた。それで芽を出したって、おいおい、匂いがするだけで芽を出すか。水の代わりに酒をかけなければならないだろうに。そこには横穴があり財宝があった。その横穴のような、暗くて寒くて水気のない場所こそ適地であったろう。
 それで、さんざん伏線を張った財宝が、そんなに簡単に見つかっていいのか。その横穴だが、目の前に背より大きい人工の穴があるのに、なかなか気が付かない。そこに行ったら最初に目に付く穴だぞ。
 その雪山の中でのふたりの食料が心配。そこからは動けず、たいした荷物は持っていなかった。こうなるともうメチャクチャだ。
 財宝を見つけてからは、財宝を使って食料も手に入れているが、それまでの間どうしていたか。

 七年後、新しい苗荘には苗人鳳と若蘭が召使いと一緒に住んでいた。
長白山から遠いらしい。
   …………………………

第二十八集
 小説なら後に出るはずの琴児も登場。
 若蘭に嫁入りの話があるが、若蘭がとんでもないこと言って、相手が逃げ出してしまう。若蘭は十一歳の若蘭に顔はあまり似ていないが、態度がそっくり。射G英雄伝の黄蓉にイメージが似ていて(^。^))。見ていて楽しい。
 苗荘はもうひとつ門があって古い苗荘とうり二つ。映像が紛れ込んだか。

   setuzanhiko-29.jpg
 新しい苗荘の門。(古い苗荘の門は門だけで屏がない)

 福康安と田帰農は大金百五十万両の輸送を引き受けた。しかしそれを雪山飛狐に奪われてしまう。もとより雪山飛狐は胡斐であろう。
 重さ十万斤という、五十トンか。しかし荷は数トン(馬車三台かな)しかなさそう。

 苗人鳳は胡斐との決闘を控えて、万一の場合「若蘭を頼む」と鉄花会に頼む。天山の鉄花会にそれを頼むのに往復で七日間。ウワー七ヶ月なら話が判るが。天山ではなく、北京近くの支部、たとえば東風谷三石荘のようなところなら判らないでもない。もっとも袁紫衣も近くにいるし、砂漠地帯なので、天山でなくては話が合わない。
posted by たくせん(謫仙) at 08:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 雪山飛狐・飛狐外伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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